魚名 | 産地 |
マダイ | 2kg〜4kgの大きいサイズは、ニュージーランドものが多いです。最近は鮮度の良いものが多くなっています。 冷凍のマダイもありますが、アンゴラとかのアフリカ方面で漁獲されたものが多く、年末の「1尾 980円」とかで売られる「焼き鯛」の原料などに使われています。あまり名前の売れていないホテルなどの結婚式にも、このマダイは使われるようです。 |
アトランティック・サーモン | 通称「ノルウェーサーモン」と呼ばれていますが、ノルウェー以外にチリやオーストラリア(タスマニア)からも輸入されています。 脂がのって美味しいうえ価格も比較的安定しているので、若い人に人気がある魚です。 お刺身、フライ、ムニエル、塩焼きなど、いろいろ使えます。 |
養殖銀鮭 | 三陸方面で養殖されているのもありますが、チリからの輸入物もあります。最近、アトランティック・サーモンに押され気味です。 |
紅鮭 | 紅鮭は、すべて天然です。北海道東部の海域で漁獲されたもの(道東もの)が一番美味しいのですが、あまり獲れません。 大半が、カナダとアラスカからの輸入物です。ロシア産もあります。獲れた海域で産地表示をする場合が多いです。(ブリストルとか) 紅鮭は、産地によって「味」が全然違います。道東ものが一番美味しく、その次がカナダ産です。片身680円とかで売っているのはまず、美味しくないと思っておいて下さい。紅鮭は、産地表示を見て買うのが賢い買い方です。(美味しいのは、やっぱり高い。) |
トラウト・サーモン | マスの一種で、食べた感触はアトランティック・サーモンによく似て美味しいです。その割に値段が安いので、スモークサーモンや鮭の加工品の原料によく使われています。産地は、チリ、ノールウェーなど。 |
生まぐろ | 生マグロは、「本マグロ」「キハダマグロ」「メバチマグロ」「インドマグロ」が、京都に入荷しています。(京都はキハダマグロが多い。) 最近、京都の市場には釜石産のものがたくさん入荷していました(6月中旬頃)。関西方面の産地では、紀伊勝浦が有名です。 輸入物は、台湾・インドネシア・バリ・グアムなどから入ってきています。ボストンものもあります。 なお、地中海の本マグロが豊漁なので、今年は安くなりそうで、おすすめです。 |
車エビ | ほとんどが養殖で、国内では、九州・瀬戸内海・沖縄などが中心です。海外物は、オーストラリアから入っています。 |
カニ | ずわいがには、アラスカ・カナダ・ロシアからの輸入です。紅ずわいがには、ロシアからの輸入です。(紋別港でみたロシア船は、今にもつぶれそうな老朽船でした。こんなのが、日本海を航行しているのだから、事故が起こるのが当たり前と思いました。) タラバガニは、アラスカ・ロシアからの輸入です。 国産の、旬のずわいがに(まつばがに・えちぜんがに)は、1尾2万〜3万するので、庶民の口には入りません。 |
冷凍えび | 海老よもやま話 海老よもやま話その2 海老よもやま話その3 を見てください。家庭で料理するエビは、ほとんど輸入品です。 |
たこ | 国産のタコもありますが、通常、スーパーでボイルして売られているユデダコの原料は、ほとんがアフリカ産です。 モロッコ・モーリタニアなどから輸入されています。 |
いか | 以前は、東南アジア(タイ・ベトナム)が多かったのですが、最近はアフリカ産も多くなっています。 刺身用のモンコイカは、最近、オマーン産が多くなってきました。 |
メロ(白ムツ) | 銀鱈が不漁で高値になったため、数年前から人気になった魚です。銀鱈と同じように脂がのって美味しく、身がころっと取れて食べやすいです。南アフリカ・アルゼンチン・チリから輸入されています。 身に水を吸わせた粗悪品が出回っているため注意が必要です。 |
メルルーサ | 白身魚のフライなどに使われています。ニュージーランドからの輸入です。 |
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