日ごろのケア
ご自宅でできるケアの工夫で、大切な目の健康を守りましょう。
この記事の作成・監修
目加田 篤 医師公益社団法人 日本眼科学会 眼科専門医最終更新:
目の健康は、日々の小さな習慣の積み重ねで守られています。ご自宅でできるケアの工夫をご紹介します。
デジタル機器との付き合い方

20分ごとに20秒、20フィート(約6m)先を見る「20-20-20ルール」は、ピント調節を担う毛様体筋を休ませるのに役立ちます。
画面を見続けるとまばたきの回数が減って目が乾きやすくなるため、意識してゆっくりまばたきをし、涙の膜を整えることも大切です。
温かいタオルやホットアイマスクを5〜10分あてる温めケアは血行促進に役立ちますが、目が赤く熱っぽいときは温めず、症状に応じて対応してください。
画面の明るさは周囲の明るさに合わせ、ナイトモードや暖色表示を活用しましょう。スマートフォンは30cm以上、パソコンは40〜70cm程度離して使用し、部屋を暗くしたまま画面だけを明るくするのは避けてください。
生活習慣・栄養から整える

- ビタミンA(にんじん・レバーなど)
- ルテイン(ほうれん草など)
- アスタキサンチン(鮭・えびなど)
これらは目の健康を支える栄養素として知られています。バランスのよい食事を心がけましょう。
質のよい睡眠は目の疲れの回復を助け、適度な運動は血流を促して疲れの軽減につながります。室内は定期的に換気し、湿度を40〜60%程度に保つことで乾燥を防げます。
屋外では晴れた日だけでなく、冬の雪面や水辺の反射にも紫外線が伴うため、サングラスや帽子、UVカット効果のあるレンズを活用し、日頃から紫外線対策を意識しましょう。
正しいセルフケアと検査習慣

正しい目薬のさし方
目薬は通常、1回1滴で十分な効果が得られます。さした後は自然にまぶたを閉じてなじませます。複数の目薬を併用する場合は5分以上間隔をあけ、容器の先端がまつげや目に触れないよう注意しましょう。
セルフマッサージ
目を直接押さないよう注意しながら、こめかみや目のまわりの骨に沿った部分をやさしく押す、手のひらで目を覆って休める、といった方法がリラックスに役立ちます。温かいタオルをまぶたの上に置く方法もありますが、目の手術を受けた後や、炎症・緑内障などの持病がある場合は、行ってよいか事前に医師にご確認ください。
お子さまへのケア
明るい場所での学習、適度な休憩、長時間のゲームを避けること、十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけてあげてください。幼少期の目の習慣は、将来の視力に大きく影響します。
自覚症状がなくても進行する目の病気があるため、気になる症状がなくても定期的に眼科を受診し、早期発見・早期治療につなげることが大切です。
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ご留意事項:本ページは一般的な医学情報を掲載したものであり、診断や治療を行うものではありません。症状がある場合は、医師の診察を受けてください。
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