12月メーサイ

件名 : タイ通信;国境の町から
日時 : 2002年12月9日 18:45

未明1時25分関空発、5時30分バンコク着。
真ん中ブロックの通路側指定したところ他の乗客無し、ベルトサイン消えたところでさっさと4人分座席確保、横になって眠る。
バンコク7時30分発、8時50分チェンライ着。
チェンライのバスステーションまでタクシー(乗り物はこれしかなかった)で約30分200バーツ。
14kmあるんやからこんなもんか?ちょっと高い気するけど、チケット発券やから安心。
バスステーションからノンエアコンバスでメーサイのバスステーション着11時25バーツ。
例に漏れず、何処でチケット買っていいのか何処で乗るといいのか不案内。
インフォメーション発見、「5番のバスに乗れ。」「チケットは?」「in Bass」ちっちゃいバス、ほこりがきつい。
そこからソンテウ(乗り合いバス)で国境まで5Km、5バーツ。
一緒に乗ったファランは10バーツ取られていた、You are big sizeやて。
日本語ペラペラの台湾人と一緒。色々教えてくれるこちらに住んで7年になる宣教師さん。
そして、順調にタイ最北端の町メーサイまでやって来ました。
まずは、どこに泊まるか?
ゲストハウスにするつもりでいたんやけど、夜通しで疲れもあるシャワーやなしにバスタブに浸かりたい。
で、ここメーサイで最高級のWangThongHotelにチェックイン、いうてもたった800バーツ。

さて、歩いて国境超えへ。
インターネットで調べてはいたんやけど、諸説あってどうするのが正解なのかいまひとつ不明、ちょっと不安。
地元タイ人やビルマ人は簡単手続き、お金も安い。
外国人は、1km以上離れたイミグレで通常の出国手続きしてから
国境のパスポートオフィスへ出向くように言っている場合と
国境のオフィスでパスポートのコピー2枚でOKな場合と、、、
どっちが正解やねん!

とりあえず国境のオフィスへ向かう。
にいちゃんぼくのパスポートのスタンプみて変な顔してる。
「きょうタイへ入国した奴がその日のうちになんで出国するねん?」
あっちこっち連れまわされて無事タイ出国、パスポートを預ける。
今度はビルマ入国。
イミグレはタイ人ビルマ人どんどん出入りしてる、けど、きっちり止められた。
「Are you japanese?」「Yes。」
あんたはこっちおいでいわれて制服着た怖いおっちゃんのところへ。
コピーしたパスポートの1枚に「1daytrip」のスタンプ押してもらってビルマ入国。
ヤッター。
思い返してみると結構簡単、案ずるより当たってみることヤネ。
メーサイとタチレク(ビルマの町)は幅10mから20mの川で分けられていて
川の真ん中が国境線。土を踏んで国境を越える訳でなく、コンクリートの橋を渡る。

それでも飛行機でなく歩いて国境を越えることは始めて、ちょっと嬉しい。
タチレクはこっち側タイとそんなに印象変わらない。
おかねはバーツが使えるし、ことばもタイ語が通じる。
というてもタイ語は喋れんけど、、、
市場を歩き回り、飽きたところで、トウクトウクのおっちゃんと交渉、100バーツで
あっちこっちへ行ってもらう。

見世物にしているようで気がひけたけど、タイだけと違ってこっちにもあるという首長族の村へ行った。
首長くしてるのはもう年配のおばあたちだけ。民族衣装着た子どもふたり、めちゃ可愛い。
デジカメ撮って見せてあげたら大喜び、この写真いつか渡せへんかなあ。
今夜は多分バタンキューやろうか、とにかくホテル帰って風呂しよう。
さっきメーサイ側もひととおり歩いたんやけど、バービアはなさそう。
どうしようかなあ、あしたはチェンライ。

件名 : タイ通信;その後
日時 : 2002年12月11日 21:41

バンコクに戻ってきました。
初日、メールを送るのに四苦八苦。唯一見つけたネットカフェやったけど、遅い、不安定。
今にも消えそうなモニターを見つつ何とか送ったのでした。
2日目、チェンライではさらに悪条件、ネットカフェが見つからない。
旅行者の多い街なのに、ないない、どうなっとんねん。
やっと見つけたところの器械、電話事情がわるいんやろう、届いてる3通読むのに20分。
送ろうとしてアドレス帳開くもいつまでたっても繋がらない、お金払ってあきらめる。
安いからおこらへんけど、そんなんじゃだめよ。

で、メール送った後からの顛末を少し。
ホテルに帰ってシャワー、ほっとしてベッドに横になる。
アカン、アカンきっとこのまま寝てしまうゾと思っても体がいうことキカン。
気がついたら8時やった、ああこれくらいで良かった。

メーサイのメインストリートは国境の橋に向って4車線がまっすぐ続いている。
夜は楽しいよ、そのうち2車線は屋台だらけ延々と続く。
何を食べようか?日本語をちょっと話す女の子の屋台、餃子だけを売ってる。
美味しそうなんやけど、味はどうかな。
野菜の餃子にする7つで20バーツ也。

上手い具合に目の前はセブンイレブン、良く冷えた缶Beer25バーツで買っておしゃべりしながらぱくつく、うまい、絶品やった。
3皿もお代わりしてしまう、当然Beerも同じ。

ほろ酔いでホテルに帰ろうとしたら路地にタイマッサージの文字、これは行くしかないでしょう。
地下1階の看板通り行ってみたら「クローズ、3階でやってます」の文字、???
それやったら入り口に書いておくべきやろう。
140Cmくらいの小柄な女性、あんまり力はなかったけど、いい気持ち。
半分うとうとしながらのマッサージもエエもんやで。
そのまま部屋までそーっと運んで欲しいところやった。あと爆睡。

翌朝はメーサイの街を散歩、崖にへばりついてるゲストハウスやら泊まってみたかった奥の方のゲストハウスやらを見てまわってデジカメに収めて国境の町をさようなら。
トウクトウクでバスターミナルへ、チェンライ行きすぐ出るぞいうてる、飛び乗る。
来たときと同じ小さいバス、座席は30人分くらいのところへ押し込む押し込む。
おまけに乗り降りのドアが閉まることはない。

車掌のおっちゃん、彼は気持ちのいい笑顔を振りまいてる。デジカメに撮って見せたら大喜びしてくれた。

チェンライでは、当たりをつけておいたゲストハウスへ直行、でも空きなし。
仕方ないので近くのホテルに変更、500バーツでまあよし。
その後は、歩く歩く、4時間ばかり。大概の街の様子はわかったかなあ。
で、おきまりのマッサージ。今度は体重70Kg超のおばさん。
うまい、けど痛い。これまで経験したことのない技をかけられる。
夜はホテル近くで見つけたバービアへ。
ビーさんとスーイさんが相手してくれる。どっちも30歳いうてたけど、とてもそうは見えない。
25歳くらいかなあ、スーイさんは3年間日本で仕事していたらしく、日本語がお上手。
ビーさんはぼくと同程度の英語力、気イつかわんでエエわ。
スーイさんはどうやらこの一帯を仕切っている姉御みたい、街歩きしているところをしっかりチェックされていた。
「あの日本人よく歩く、変」と思われていたみたい。
晩御飯はグラスヌードルスープと野菜ぶっかけご飯、おいしい。
3日目、きょうはトラブル続き。
チェンライ空港へ早めに到着、さっさと待ち合いへ。フライト時間になっても飛行機が何処にも無い、ない。説明なし。クーラー利かせすぎで寒くなってくる。油断して上着は預けた荷物の中。

1時間遅れでやっと到着、それから機械整備、アア。
怒っても仕方ないここはタイやもんなあ思うぼくはすっかりタイ化させられてる。
1時間半遅れでバンコク着、そのままメールで予約しておいたマキスムズインへ。
フロントへ顔出したとたん女性アッいう顔して困っている。メールで15時着いうてたんが遅くなったので他の客を入れたらしい。そんな冷たい。
とにかくきょうは別のホテル紹介するからそっちにしてくれあしたは100バーツディスカウントするいうてる、ま、しゃあないか。
泊まっているのはすぐ近く、WORLD INNいうところ、あした12時には移動する。ここ800バーツで湯船つき。

さあバンコクの夜、前回のバービアの女の子達の写真プリントして持ってきてる。
みんなまだいるかなあ。

皆様

件名 : タイ通信;神の手
日時 : 2002年12月12日 21:13

タイ北の方はずいぶん涼しかったのに、ここバンコクは暑い、です。きょうはぶらぶらするのを止め、マッサージ三昧することにする。午前中はお顔つるつるマッサージ、お昼はさんでタイマッサージ。
そこで、神の手に出会う。
タイマッサージ気持はいいんやけど、最後のエビゾリ腰の悪い僕にはほんとうのところ良くない。いつもの「第一」で出会った20番スダッさん曰く「あなたは腰が悪い、おまけに足に神経痛がある。こうやった方が気持ちいいでしょう、それからエビゾリは止めておくね」みたいな事を言ってる。
そう、そうなんや。タイマッサージといつも日本でお願いしているカイロプラクティク足して2で割った治療。
いつもこっちでお願いしている16番レックさんは上手いけどそこまで分かってなかったもんなあ。
16番レックさんは今産休中、彼女にだけはチップ100バーツ渡していたけど、スダッさんにも100バーツ渡す。これからは彼女指名することにする。

お昼ご飯。
一回行ってやろうと思っていたイテウォンという韓国料理屋へ。
メニューの最初見て失敗したかな思った、鰻1セット800バーツて書いてある。お昼にそんなお金かけられへんがな、ページ繰っていくと定食がある。特別定食500バーツいうのもあるけど、普通の定食200バーツこれにしよう。
Beer頼んで待ってるとまず前菜4品。
海苔の料理が絶品やった。後の3品はキムチ2種類と小魚の佃煮。メイン持って来たのを見て普通のにしておいてよかったと確信。焼き肉(ハラミやけどうまい、ちしゃその他野菜付き)、焼き魚、春雨と野菜の炒めたサラダ、チジミ、豆腐と野菜肉のスープ、飯。
とても全部は頂だけない。
特別定食いうんはどれだけ出てくるんやろう?
ここ人気ある店なんか韓国人のツアー客であふれている。

昨晩のバービア。
写真持って行ったけど、見なれた店が見つからない。
うろうろしていたらキーマオ姉ちゃんが目ざとく見つけてくれる。
日本人オーナーが店手放してスタッフも替わったいうてる。この子とレディボーイだけが残って、もう一人は隣で働いてるみたい。
隣の子が写真のお礼を言いに来るけど、いまひとつ盛り上がらず。
早々にしてゴーゴーを冷やかす。
ま、ようある話。

昼にホテル替わって写真渡すと大喜びしてくれた、よかった。

あしたお昼の便で帰る。石山着は夜12時くらいかなあ。今回の旅メールは多分今回が最終、今夜よっぽど面白い事があったらあしたもう一回。
写真は国境あたりがメインで150枚くらい、いいのがあったら送ります。
見てください。

皆様