8月コラート

送信日時 : 2002年 8月 27日 火曜日 7:35 PM
件名 : ひとまず一人旅

昨日朝早く家を出て、関空10時発のシンガポール航空で5時間のフライト、バンコクに来ています。宿はメールで予約入れていた定宿のマキシムズイン、でも、確定の返事もらってなかったからちょっと不安ながらきてみたら、「ミスターMASAサン、ブッキングオーケイ」でチェックイン、返事くらい出したれ。
こちらは雨季、心配していた雨はここ2日間一滴も降らず、ラッキー。
昨日は特に何ということなく(タイマッサージに入ったくらい)、今日の報告をします。
まず、あしたコラートというところへいってみようとバンコク中央駅までチケットの予約に行く。
あっさり取れたので、さて何するか?
ひとまずマーブンクロンまで戻って、フェイスマッサージ。200バーツでフルコース、これエエわあ。
お顔つるつるになってもうた。あの女性の何ともいえん指先のさわさわーがエエんやねえ、きゅうりパックも気持ちよかったわあ。前よそでやってもらったとき500バーツとられたけど、これより手抜きやった。
昼食後、前からいっぺん乗ってみようと思いつつあんまりにも難しそうなんでやってなかったこと、バスで市内をうろうろに挑戦。バス停はあるもののどこにもルートは書いてない、いったい何処へ行くのかわからへん、ナンボ払うたらエエのかわからへん、ので乗ったことなかったけど、きょうは目的地なしやからエエイ乗ってみてやれ。
案外簡単でした。
もっとも行き先何処でもエエんやから、適当なバスに乗って適当なところで降りて反対側の車線からおんなじナンバーのバスに乗って戻る、の繰り返し。
さすがに、ノンエアコンは遠慮、エアコンバスばかり、一乗り10バーツで1日これやって100バーツ=290円の遊び。急いでて目的地ある時はでけへん。
あしたとあさってまで一人旅。その後奥さんとちあき&ゆうこ女3人を迎えタイランド4人旅となります。
雨ふらんかったらいいけど、そうもいかんやろう。
あしたかあさってコラート便りします。
では、皆様。

送信日時 : 2002年 8月 29日
木曜日 6:26 PM

件名 : でか乳その正体(タイ通信2)


コラートから帰ってきました、疲れた。

バンコク2日目の夜、拉致されて飲みはじめたビアバーでの事。
次の朝早いのでもう帰って寝ようと思い、その帰り道でバービアで女の子に強引に店までひっぱって行かれた。
オープンバーやから別に恐い目に会うでなしそんならちょっと飲んで帰るか。
英語タイ語日本語チャンポンの楽しい会話、あしたコラートへ行くいうたらみんな大喜び。
全員イサーンの出身やった、コラートはイサーンの玄関口。
女の子達みんな若い20歳そこそこかなあ、一杯ずつコーラを奢る。
ぼくは最近ジントニック。
たいてい2杯3杯奢ってくれいわれるんやけど、この子ら気を使ってるのかなあ、次から店のコーラ高いからコンビニで買ってきた。
自称キーマオ(飲んだくれ)1名はコンビニでタイウイスキー買ってきてる。
客は僕一人これではもうからんやろう、この店のオーナー日本人。
調子に乗った女の子ひとり、Tシャツめくり上げてオッパイぽろり、う、嬉しいやんか。
おいおい外からみてるやんかええんか、全然気にしてへん、それにしても、で、でかい。
タッチミーいうてるんで、そんならとさわらせてもらう。
なんやこれ、固いソフトボール握った感じ、ちっとも嬉しくない。
シリコーンシリコーンいうて笑ってる。
脇の下少しメス入れてそこから注入するんやて。

おまえはレディボーイか聞いたら「ノー、ミー、レディ」いうてにやにやしてた、本当のところは解らず。
キーマオねえちゃんと結構飲み会いしてしまって眠くなる、
明日があるから帰るわチェックビンしてもらったら600バーツばかり、安い。

次の朝目が覚めたら6時10分、あれえ目覚しかけておいたはずやのに、、、
汽車のチケット6時50分発時間がないない、えらいこっちゃ。
おお慌てで準備、幸い昨日遊びに行く前に荷物は作っておいたし、不要な分はホテルに預かってもらってる。
10分で準備、これやったら奥さんの出勤日を笑えへん。
駅には10分前着、2等指定席に無事たどり着く。
がらがらやのに隣には恐い顔したおばさん。
別のところに適当に座る、あれえエアコンがない。
全車ノーエアコン。
おまけにあんなに急いできたのに一向に動き出す気配が無い、乗る列車間違ってないやろなあ。結局30分遅れでゆったり出発、朝のバタバタは何やったんかいなあ。
この汽車2等が1車両だけ、残り13車両は全部3等。
どこが違うのかは、リクライニングできるかどうかだけ。
3等に移動、この方が足を前の座席に置ける楽ちんやんか、おまけにガラガラこのままで行こう。

のんびり汽車の旅、それでも風を受けて気持ちいい、髪の毛はぐちゃぐちゃになってもうたけど。
途中ちょっとずつ遅れ、また盛り返し結局45分遅れでコラート着所要5時間と45分、
車掌が僕に向かって「ここがコラートやど」いうてくれる、気にしてくれてたんやねありがとう。
大きな駅、でも降りた外国人はぼくひとり。

さっそくトウクトウクのおっちゃんらに囲まれるも、英語が全然通じひん。
行きたいのはチャオプラヤインやいうてもハア?いう顔してる、
すったもんだの挙げ句仕方ないんで「タオスラナリ行け」いうたらやっと通じた。

タオスラナリさんは19世紀隣の国から攻め込まれた時民衆とともに敵を蹴散らした婦人、
ジャンヌダルクみたい、像があってみんなに慕われている。お供え線香の切れることがない。
ねらいを定めていた宿はそこから5分くらいのはず、迷わずチェックイン、420バーツなり。
バンコクに比べると安い、狭いけど改修したところかとってもきれい部屋。
バンコクやと1,000バーツくらいかなあ。

暑さに負けずさあ町歩きと思ったらなんか変、あ、急いでたんでタクシーの中に帽子忘れたみたい。
このままにしようかと思ったけど熱中症が恐い、すぐ隣のスーパーで探す、50パーセントOFFセール中125バーツなり。町歩きくたくた、結構大きな町。適当に路地裏もあって面白い。
チェンマイがタイ第2の都市思うてたけど、ここコラートが第2やとも聞く、ハジャイこそ第2やと書いてあったりして本当のところは解らず。

夜、ナイトバザールに出かけてデジカメ三昧。
ここのバザールはチェンマイみたいな観光客向けと違う、客は全部地元民。
毎日こんな夜店が出ていいなあ、ぼくはもちろん楽しい、店の立ち番の子、ショッピングしてる子カメラを向けたら、いろんな反応。でもみんな楽しんでくれてる。いい笑顔やなあ、別嬪さんが多い。
「スワイ、スワイ」いうて写真見せたら大喜び、楽しいなあ。
この夜9時まで何も喰ってなかった、ホテルのオープンレストランで晩飯。
野菜ぶっ掛けご飯とBeer、定番やね。

コラートは正確にはナコンラチャシーマという、最近日本の会社がずいぶん進出してるらしい、その割には日本人や日本語見かけず、カタコトしゃべる人もいない。タイマッサージのチェックも怠りなし、ここは2時間260バーツなり。朝ゆっくりめに起床、帰りはバス、ターミナルまで歩く40分くらい。さて、予想してたけどやっぱり困った。どのバスに乗ったらエエねん、いろんな会社のバスがあってチケット売り場が点在してる。英語表記どこにもない。売り場を一巡ちょっと焦る。今度はバスを見てまわる、あった腹にBANGKOKて書いてあるやつ。運転手に「バンコク?」聞いたらOK乗れいうてる、「チケットは?」聞いてもいいから乗れ、で、すぐ出発。動き出してから車掌が集金に来た。この人も英語だめ、チケットの数字さしてもらって122バーツ払う。でも、チケットくれへん、まエエカかここはタイやしなあ。4時間でバンコク着。汽車よりだいぶ早い。ここからBTS最寄り駅までは3キロ弱、タクシーの客引き断って歩くことにする。途中バイタク(バイクのタクシー)の兄ちゃんに20バーツでいいから乗れ、の誘い断る。WHY聞くから I  LIKE WORKING いうたら信じられんいう顔してた。さすがに汗だく、ちょっと後悔。とるものとりあえず、ホテルに戻ってシャワー、一息ついたところでタイ通信書いています。一人旅今夜が最後、おとついのバービア行ってコラートの写真見せようかなあ。

送信日時 : 2002年 8月30日 金曜日
件名 : 警察の正体(タイ通信3)

29日夜。
少し風邪気味、コラートのタイマッサージで寒かったんが原因か、夕方まで寝てちょっと元気回復。タイマッサージ行って結局イサーン出身の女の子達がいるバービア再訪、イサーンの写真見せて喜ばれる。この前よりふたり居なくてひとり新手、この子ははっきりレディボーイやった。前回は武器のデジカメ持っていなかったので今回は撮影合戦、この元男が一番写真のポーズにうるさい。今回も一杯奢っただけで、近所のセブンイレブンまでコーラ大瓶とウイスキー買いに行く、安上がりでエエ。最近警察の取り締まりがうるさいらしく、午前1時には必ず店じまいしないといけないらしい。12時30分頃からしょちゅう見回りに来る。それは表の顔、裏があるのを見てしまった。1時前おとこ登場、店の伝票を何度もチェック、売り上げのいくらかを抜いていった、これ警官さっき来た奴上着代えてるだけ。タイも警察の賄賂取り厳しいらしい。女の子達、この後カラオケ行こう500バーツ払ってとお願いされる。別にそれくらいやったらエエよ。前回連れて行かれたところと多分同じエリアかなあ、よく分からんけど雰囲気が似ている。
地元民いっぱいでマイクの取り合い、1時間遊んで料理3品とトムヤンクン、ウイスキー大ボトルで485バーツなり、や、安い。2時半ホテルに戻って寝る。さあ、きょうから女3人組と合流、ツアコンもどき。でも、きのうから大雨が始まったから、どうなることやら。では。

送信日時 : 2002年 9月1日 日曜日
件名 : 4人合流(タイ通信4)

無事合流、いまカンチャナブリーへ来ています。
初日。
バンコクの洗礼にと夜パッポンへ連れて行く、最初ゴーゴーボーイ。
千秋「なにーこれ」
ゆうこ「面白くない、気持ち悪い」
マッチョな男たちが緑色のパンツ一丁で踊るでもなくポーズを決めている、男のぼくもどうしたらいいかわからない。何か芸見せてくれー。客が少ないからか時間早すぎるからか、本当はパンツからポロリンがあるはずやったんやけど、、、Beer一杯で引き上げようとした時多分ここの上得意なんやろうオッサン登場、見る間にボーイたちがオッサンにまとわりつく。おっさんとボーイズ、、、うーん。
次ゴーゴーガール「キングスコーナー」へ、きれいなお姉さんたちが踊ってる、よかった。
後で種明かししようと思ってたんやけど、千秋には分かってしまったみたい、
「ココあれですか、ひょっとして男のひと?」そうです、ここは元男たちが転換した後の姿で踊ってるところ。
千秋「キレー、あんな体になれるんやあ、わたしもガンバロ。」
最初のグループが踊りおわった次のグループ登場
奥さん「さっきの方が一軍やね、こっちの方が人数多いけど、明らかに磨き方が違う二軍やね」
でも、二軍の中に飛び切り踊りのうまい子がいて、さっさと誰かにお持ち帰りされてしまった。
奥さんとゆうこさん、お姉さんひとりにタッチミーいわれ、おっぱいと、、、、やて。
その後、今度は純粋女の子だけのゴーゴーへ。
女3人「さっきの店の方がキレイー。」そうです、ぼくもそお思う。

2日目。きょうは思い切り観光客の日。
ダムアンサドアクという水上マーケットに行く、ぼくもこれまで行った事なくて一度訪ねたかった所。
手漕ぎボートに乗って運河の中を遊びました。

夜、泊まっているホテルでやってる「カリプソキャバレーショー」へ。
バンコクには、3つキャバレーショーがあって、ここは女(元男)の子はあんまり奇麗じゃないけど、ショーが一番素敵らしい。
正規に買えば、700バーツなんやけど、インターネットでパンダバスというところを通すとなぜか360バーツになる。それはそれは楽しませてもらいました。

3日目、きょう。
ホテルのプールで一泳ぎ、お寺巡り、エアコンバスでここまで。
でもどこがエアコンバスやねん、暑い暑いサウナバスでした。
最初に入ったゲストハウスはいまひとつ、結局前回泊ったのと同じ所にチェックイン。
あした、泰麺鉄道に乗ってバンコクへ。

皆様へ。


送信日時 : 2002年 9月 3日 火曜日
件名 : もうあとちょっと(タイ通信5)

今日の夜10時過ぎに日本へ向かいます。

カンチャナブリでは朝、女2人組に散歩に行こうと誘ったけど、くしゃくしゃの千秋が出てきて、「無理ー」。
で、奥さんと近所のゲストハウス巡りをしました。
バイクタクシーで朝食時間に戻ってみると、さすがに二人はスタンバイOK、
これからちょっと観光そしてナムトクから泰緬鉄道でバンコクまで汽車の旅。
戦争記念のミュージアム訪ねるころにはどしゃ降り、さすがは雨期おまけに天気予報の当たる事。
さて泰緬鉄道、見所は結構ある。
汽車の揺れにうつらうつらしている3人を要所要所で起こしながら、地元の少女と記念撮影したり車内売り子をからかったりしながらの5時間弱、ひとり40バーツなり。
昔懐かしい木造りのいす、のんびり走る電車、若い女2人にはどうやったんやろう、退屈せんかったやろうか。

大きな荷物はホテルに預けておいたから、引き取ってその夜のスイスパークホテルへ移動。
本来は一泊するだけなんやけど、今日夜まで部屋を確保しておいてシャワーして帰りたいので、2泊分予約してある。
この方が現地でレイトチェックアウト頼むより安い。
そういえばちゃんとしたタイフード食べてないねえということで、夜は泰のご飯、おいしかった。

やっぱりこのこらウチより起きるの遅い、朝は毛虫状態。
ようやくタイマッサージへ。
いつもの「第一」、オープン前やったけど、4名様ご案内。
イタタタ、アーアーなんて声聞きながら終わってみればなかなか快適やったそうです。

3時から別行動。
姫2人はショッピング、ぼくは付き合ってられないので癖になったフェイスマッサージへ。
奥さん感動、せやろエエヤロ。
彼女ら7時までに帰ってこなけば、捜索に行かないといけない、まあ大丈夫やろうきっちり教えといたから。

写真300枚ほど撮ってしまった。いいのがあれば見てください。
では。