12月ビエンチャン

件名 : ラオス通信
日時 : 2003年12月7日 21:32

何軒か尋ね歩いてやっと日本語フォントで入力できるインターネットカフェ発見。

未明5時半頃バンコク着、飛行機の中で拝借しておいた腰当てを枕にベンチで仮眠。
2時間半後ラオスへ向け出発、1時間とちょっとで着く。ラオス入国にはビザ必要なんだけど、空港でアライバルビザがとれる。
自分でやったら30ドル,日本でツアー会社やと、1万5千円くらい。
ちょっと不安やったけど、案外簡単。
インターネットで予約しておいたラーニーゲストハウスのおっちゃんが迎えにきてくれていた。
自動車は、ウーン古い。日本の30年前くらいのが堂々と走っている。

早速街歩き、これが一国の首都とはとても思えない、タイの田舎都市の雰囲気。
高い建物がない、街中には緑があふれていてなかなか気持ちがいい。
でも半日で街の主要なところは歩いてしまった。
この国はフランスの植民地やったからその影響が強くて食べ物やら建物にその影を見ることが出来る。
言葉はタイ語が近くて結構通じるみたい。

昼ご飯にオープンカフェに入る、ここは奥さんの英会話教師がBeerおいしいと教えてくれた所。
生Beer2杯と生春巻きを頂く。
この生春巻きは絶品やった。これまで食べた中でダントツ一位。
皮の中の具材が透けて見えていて入っているのは香味野菜と卵とメンだけなんやけど、
辛いタレとよく合うこと、、、

代金は合計100バーツ也、ラオスの通貨はキップといって1円が80キップくらい
ものすごい量の札束ポケットに入れないとあかんので、バーツで支払っている、
この方がこっちの人は喜ぶみたい。

夕方、メコン川へ夕陽を見に行く。
メコン川は中国からビルマ、タイ、ラオス、カンボジアを流れ海へ注ぐ雄大な流れ。
最後のところが雲に隠れてしまったけど、なかなかキレイやった。
川向こうはタイ、国境マニアとしてはあさってあたりこの川を越えてタイへ入る予定。

一応日本語で入力できているんだけど、モニターもキーボードもとっても調子悪い。
文字が入力した順番とおりに配列されない、とってもストレス。
きょうはココまでにします。
さあゲストハウスへ戻ってシャワー、何を食べようかなあ、フランス料理フルコースでもいったろか。

件名 : ラオス通信その2
日時 : 2003年12月8日 21:00

ラオスは社会主義の国なんやけど、ここにいる限り全くそんな風ではありません。
まるでタイの田舎町の雰囲気。
ことばも似ていて、タイ語でサバイディーマイはお元気ですか?
ラオ語でサバイディーはこんにちは。
きのうきょうと行ったレストランの名前コープチャイディーはラオ語でありがとう。
タイ語のありがとうはコープクーンカップ。
ちょっと似ているでしょう。

ビエンチャンは1.5Km四角の中に町のほとんどが集まっていて、きのうはほとんどの路地を歩いてしまったので、きょうは宿で自転車を借りメコン川沿いをサイクリング。
地元の人たちの生活を垣間見ました。

毎日大好きマッサージ三昧。
昨日メコン川沿いのマッサージ屋ですっかりいい気持ちになっていたら夜11時半を回ってしまい、ゲストハウスへ帰ったら門が閉まっていた。
大声出して開けてもらう、今日聞いたら11時に門は閉めます言われた。
メコン川沿いは庶民にとって格好の社交場というか夕涼みの場所というかとてもたくさんのテーブルが出ていて中には鴨川の床よろしくの所もあってなかなかいい雰囲気。
夜はちょっと寒いくらい。

ハーブサウナへ行く。
地元民が利用するという、ゲストハウスから歩いて3分位の所。
何の香りかミント系いい気分。
受け付けで腰に巻く布切れを借りて着替え、ロッカーに荷物入れてサウナと水浴び、薬草茶を頂く、極楽極楽。
ここで今日のマッサージをと思って頼んだけど、あいにく満員。
5時過ぎ、そしたらメコンの夕日を見に行くことにする。
屋台のテーブルでBeer Lao飲みながらきょうは夕日が沈む最後まで見られた。

ずっとタイバーツで支払っていたけど、せっかくラオスへ来てキップの換算が分からないのもしゃく、1000円だけチェンジしてみる。
85000キップになる。
ビアラオ大ビン1本が7000キップやから12本飲めるゆうことか。
インターネットカフェは1分200キップやから7時間使えることになる。
昨日食べた生春巻きは13000キップやった。
サウナは7000キップ。

フレンチレストランでコースディナーしよう思って昨晩行くもファミリーとカップルばっかり、ちょっと気後れして違うレストランへ。
フィレステーキとビアラオ2本を頂く、タイバーツで188やったから、500円くらい。
マッサージはタイの7割くらいの値段、昨日行った所はタイ式とバリ島式を足して2で割ったようなマッサージ、オイルを使ってくれた。
さて、今夜は何処で食べようか?

件名 : ラオス通信その3
日時 : 2003年12月9日 19:09

ラオスで本当に行きたかったのは、ブランパバーンいう所だったのですが、そこへ行くにはラオス航空を利用するかバスで行くかの二者択一。
ところでそのラオス航空は10回に1回しか墜ちないといわれている。
日本の外務省もちょっと前まではラオス航空は利用しないようにホームページに書いていた。
そしたらバスはというと、ガタガタ道を12時間揺られておまけに山賊が出るという山道を越えないといけない。
ウーン、恐すぎる。一人旅の条件「やらしいことと危ない事はしない」奥さんとの約束もある事だし、、、
最近はタイ航空がチェンマイから飛ばしているらしいので、次はその手を考えてみよう。

ビエンチャンにも飽きてきたので、メコン川の向こう側タイへ国境を越える事にする。
トゥクトゥクで国境まで連れていってもらう。約25km、150バーツ也。
地元民はちょっと向こうにある船着き場から船で超える事が出来るけれど、外国人は橋をバスで超えることしかできない。
この橋はオーストラリアの援助で付いたらしいけど、それまでは誰も船で越えていた。
船に乗っての国境越えはまだ経験していない、残念じゃ。

ラオス側イミグレを通って3000キップ払いバスに乗る。
片側1車線づつの細い橋、タイ側からは鉄道の線路が延びてきてプッツリ切れている。
これはタイとラオスを鉄道でつなぐ計画なんだけど、ラオス側にその気配なし。
出来たらラオス初の鉄道になるんやけど、、、

タイ側イミグレも無事入国、きょうはノーンカーイいうメコン川に接している街に泊まる。
街中のプラジャックバンガローなる所を訪ねて部屋を見せてもらう、きれい、これで350バーツなら安い、即決。

荷物降ろして街歩き。
メコン川にそって安いゲストハウスやら商店が並ぶ、なかなか好きな雰囲気。
ひとまず川に突き出たレストランでBeerとグリーンカレー、汗を拭き拭き頂く。

太陽は出ているけれど、あんまり暑くないのは川からの涼風のおかげ。
ゆっくり休んでから、ワットケーオなる所へ行く。
とってもシュールな世界、仏教のテーマパークとでもいうか?
バラモンのお坊さんが建てたものらしいけど、不気味な世界が広がっている。
彼は川のこっちと向こう両方に同じようなものを建てたらしい。
ビエンチャンのはちょっと遠い所にあったから行ってないけど、
2カ所で見るものでもないか、、、

ビエンチャンのハーブサウナで出会った日本人はノーンカーイから来たといってたけど、この街は夜8時過ぎると真っ暗になるらしい。大急ぎでタイマッサージして、もういっぺん川側レストランで夕食といくか。

件名 : ほんわか
日時 : 2003年12月10日 19:31

きのうマッサージ終わって表出てみたら電気の明かりがほとんどなかった。
サウナで出会った日本人が言っていたとおり、夜の早いノーンカーイ。
川傍のレストランで晩御飯しようと思ったけど、夜は風が強くてとっても寒い。
で、ガイドブックに載っているナイトマーケットを探したけれど、どこにもない。
そしたらと、屋台街があるという場所まで行ってみるも見当たらない。
あっちこっち歩いていたら全然違う場所に移動していた。
屋台で食事。ここは街中なのにそれでも結構寒い。

インターネットカフェはここしか見つけられなかった。
マッサージと川傍レストラン、すべてこのメコンゲストハウスで揃う。
泊まっている所からはちょっと離れているので、ここにきょうは移ろうと思って部屋を見せてもらうけど、ちょっと汚い、遠慮。
そのままきのうと同じところできょうも宿泊。
バンコクへはあした朝一番のフライトに変更すべくTGのオフィスを尋ねる。
隣のカップル、へんな日本語を喋っているなあ思ったら旦那は日本人。
彼はこっちでタイ人の奥さんと暮していてあした日本へ里帰りする言うてる。
奥さんに日本語を教えているうちにタイ人なまりになってしまったらしい。
京都人でした。お互い「やあお隣ですか」と変な親密感を覚える。

きのういっぱい歩いたので、きょうは川傍で一日を過ごす。
なあーんにもしてない。
写真もとらず、マッサージ三昧とちょっとだけ散歩、Beerがおいしい。
明日朝6時起きなので、宿のにいちゃんにモーニングコール頼もう。
ネットカフェ、バンコクよりこっちの方が安い。
30分20バーツ、1時間30バーツ也。
マッサージは2時間260バーツ、これはそんなに変わらない。

あした奥さんの姉夫婦がバンコクへ来る。
夜遅く着、次の日観光なので、夜ご一緒する予定。


件名 : 刺激もちょっと
日時 : 2003年12月11日 20:16

モーニングコール頼んだ兄ちゃんちょっと頼りなかったけど、きっちり6時には起こしてくれた。もっとも目は覚めていたけど。
ノーンカーイからバンコクへはバスか汽車、飛行機は隣のウドンターニーから飛んでいる。
バス、汽車とも12時間の旅、今度の機会にしてきょうは飛行機。
ウドンの街までは1時間弱、タイ航空がリムジンバスを出していてそれを利用。
9時半過ぎにバンコク着、あんまりゆったりとした時間の流れに身を置いていたので、
刺激がほしくなって、急遽パタヤまで行くことにする。
自分でも心境の変化にびっくり、12時過ぎビーチに着、速攻デパートでSPEEDの水着買う。
宿はこの前と一緒の所、600バーツ也。
ソンテウで隣のジョムティエンビーチへ、ファランの居ない場所を探すも、やっぱり今はオンシーズン万遍なく醜い体のオンパレード。
まあええか、今夜はゴーゴーのお姉ちゃんで口直しならぬ目直しする。
パラソルの下でBeerとちょっとだけ水遊び。
お昼ご飯何にしようか考えていると、七輪みたいなのにシーフード乗っけて売っているおっちゃん発見。
ぼく「なんぼや?」
おっちゃん「えび12匹で100バーツ、かに4匹で100バーツ」。
そんなに食べられないのでえび50バーツ分もらう。
小さなえびやったけど、卵の部分もみそもおいしかった。

そこそこで切り上げパタヤへ帰るべくソンテウに手を上げたら、止まってくれたのはいいけど、座る場所がない。
でっかいファランのおっちゃんが自分の膝さしてシッダウンプリーズいうてくれる。
みんな大笑い、ノーサンキューいって、ステップに立ったまま乗っていく。
宿の場所は通り越してだいぶ先「ノバロッジ」の所で降りる。
ここ、前から目を付けていたところ、今度奥さんと来るときに利用しようと思っている。
で、部屋を見せてもらう、忙しそうで普通の部屋しか見られなかったけど、1100バーツの部屋でも結構マル。
ここは直接来て交渉する方がいいみたい。
日本の旅行社やと4000円近くするし、このホテルのホームページから予約するともっと高い。

シャワーあびて今このメールを書いている。
人間静かな時間に身を置いているとそうでないものも欲しくなる。
なんて贅沢なんやろう。
ともかくこれから晩御飯、ゴーゴーバーへ行くぞ。
あしたは奥さんの姉夫婦のバンコク案内、お昼すぎには戻ってネットで予約しているオカマショーのチケットを受け取りに行かねば、、、

件名 : チェックアウトまであと45分
日時 : 2003年12月13日 13:05

最終日となりました。
本当はきのう帰国予定でチケットを取っていたんだけど、奥さんの姉夫婦が初バンコクなので夜を案内することにして、1日休みを伸ばしたのでした。
チケットはタイ航空のマイレージを貯めてもらった無料券、ただし往復同じルートを通らないといけないので、ビエンチャンーバンコクの片道は捨てウドンーバンコクのみ買ったのです、約5000円。

パタヤの夜、普段は多分絶対しないことを、、、
ゴーゴー3件目のお姉ちゃんと僕の仕事の話(正確に伝わったか伝えられたかは不明)していたら、ディスコへ行け言われた。
ステージ上でのショーがなかなかいいらしい。
いっちょう見てやるかと出かける。
入り口で250バーツ払う、これ入場料込み2ドリンク券。入ったときは演奏だけやったけど、そのうちダンスが始まる。なかなか見せてくれました。
トイレに入ると制服の男どもが背後に立って肩揉み首の筋伸ばしいろいろやってくれる。
手を洗うときまで付いて来て足伸ばしほかボキボキいわされた。
気持ちいいのはいいんやけど、落ち着いてオシッコできひん。
チップ20バーツ也。

バンコク帰って昨日の夜、姉夫婦のご接待。
食事、フットマッサージ、そしてゴーゴーへ。
いつも行く、もと男どもいま女の子たちのキングスコーナーへ。
ステージからサイン送ってくる子にドリンク1杯奢る。
人差し指と中指で「おまえチョッキンしてるんか」聞いたら「なんで知ってるねん」
いわれた。
この子日本語上手、どこで覚えたか聞いたら「この店で」いうてた。
生活のために必死やと語学も上達するもんやと感心してしまう。
いつまでたっても英語上達しないのはやっぱり必死さがないんやねえ。

さて、これから空港へ。石山着は夜12時、今回も楽しかった。
今回は一人旅、次は奥さんと行こう。

皆様