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努力を無にするタバコ
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◎“キンギョ吸い”でも害があることに変わりはない日本人の喫煙率は減少傾向にあるのですが、若い女性に限っては減っていません。
お肌に悪いのは常識でしょう。
いま一度、タバコの害をおさらいしておきます。
タバコに含まれている有害物質は約二百種類です。そのうち発がん性物質は五十種類です。
今、中国大陸から流れてくる「PM2.5」が大きな大きな話題になっています。どの程度の害があるかはまだ確定していません。ですから、タバコの害については、事あるごとに喧伝(けんでん)されています。
「喫煙者は、PM2.5の害について語る資格はない」と考えていいでしょう。
女性の場合、チョットだけ口に加えて、浅く吸う「キンギョ吸い」の人も多くいるでしょう。タバコの害は直接吸い込む煙よりも、副流煙の方が大きいぐらいですから、なんのおまじないにもなっていません。 |
◎タバコ一本で失うビタミンCはレモン一個分以上お肌に直接関することでいうと、タバコ一本で失われるビタミンCは25ミリグラム相当と考えられています。レモン一個に含まれるのは約20ミリグラムです。吸った本数以上の個数のレモンをとらないと、失った分を補えません。現実には無理でしょう。
また、タバコが吸える人は、想像力が完全に欠如している、と断言していいでしょう。ひとつは周辺の非喫煙者への害に考えが及ばないこと。
タバコの害が実際にでるまでにはタイムラグがあるので、将来を想像する力も欠如していると見なしていいでしょう。
20代であれば、新陳代謝にまだ余裕があるので、表面化しないこともあります。が、毛細血管の破壊は確実に進んでいます。で、30代になると、もう必要なだけ毛細血管は働いてくれません。
人よりも早く、シミ、シワ、たるみが来るでしょう。
今すぐに禁煙できない人は、サプリメントでビタミンCなどを補うべきでしょう。通常の食事では間に合うことはありえません。が、これも穴の開いたバケツに、水を注ぎ続けるようなものでしかありません。お肌のターンオーバーをはかるタイプの美白化粧品に関しても同様です。 |
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