神田歯科医院
兵庫県加古川市平岡町新在家1−256−17
TEL 0794−22−2205
歯の再植
様々な事故で、歯が抜けてしまったり、ぐらぐらになった時、
もとどうりに植える事ができます。
抜けてから、植えるまでの条件により、予後がかなり異なってきます。
原則は、早ければ早いほどよい、です。 そして、乾燥させないこと。
そのことを利用して、わざと抜いて、口の外で治療して、また戻す、
といったことも行われます。
<治療症例>
<意図的再植>
***
最初に歯の再植をした約30年前は、再植に関する資料も少なく、
洋書で見た程度で、手探り状態でした。
今は、多くの歯科医師の方が行われる様になっていますが、
さて、その歯が、どのくらい持つのかと、患者さんに聞かれたときには、
”5〜6年持てば成功と言われています”、と答えるぐらいではないでしょうか。
実際、長期に渡って、観察した症例を目にすることがないからです。
今回、上のような長期に渡る経過症例を見ていただくと、
歯根の吸収状態から判断して、
ぼんやりとではありますが予測していただけるのではないでしょうか。
感じとしては、歯根吸収がなければ、まだまだ大丈夫、でしょう。
|