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神田歯科医院
兵庫県加古川市平岡町新在家１−２５６−１７
TEL ０７９４−２２−２２０５
歯の再植
＜一度抜いて、再植＞
根が割れてしまった歯を、一旦抜き、割れ目に接着材を流し込み、
元の場所に、植え戻しました。
意図的再植とかインテンショナルリプランテーションといわれるものです。
ほかに治療方法がない時の最終手段です。
１．治療開始時
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以前この歯は、ひび割れに気づき、割れ目まで引っ張りだす挺出処置をしたことがあります。
犬歯の頬側ポケットが10ミリ位あります。
ひび割れは、さらに深いところまで、及んでいるようです。 |
２．抜歯治療時
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近い将来抜歯になるのは必然なので、
思い切って、抜いて治療することにしました。
矢印付近まで、破折線が見えます。
割れ目に沿って、バーで少し削り、スーパーボンドを流し込み、
前もって作っておいたコア（金属芯）を入れ、再植しました。 |
３．完成時
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約3ヶ月後に通常どうり仕上げました。 |
４．2年４ヵ月後
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現在は、違和感なく機能しています。 |
この方は、奥歯が３本欠損、さらに１本おいた左隣の中切歯が事故で破折し、
短い歯根しかありません。 この犬歯を抜くと、前歯部のブリッジすら危うくなるの
で、何とか残す努力をしました。
スーパーボンドは、生体親和性があり、１０年以上持った症例も報告されています
が、正直なところ、どのくらいもつかは、わかりません。
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