<治療症例>
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神田歯科医院
兵庫県加古川市平岡町新在家1−256−17
TEL 0794−22−2205
歯の再植
<運動中、人の腕があたり...> (10代男性)
バスケットボールの試合中に、人の腕があたり、
下の前歯1本が抜け、4本が内側に倒れこんでしまいました。
抜けた歯は、口の中(口腔前庭)に入れて、来院。
1.初診時(1982年3月)
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一見正常そうですが、実は本当はこの方は,反対こう合(受け口)でした。
下顎の1本が抜け、4本が脱臼し、内側に倒れ込んでいる
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2.初診時固定後
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抜けた1本を再植、4本を外側に押し出し、
レジンとワイヤーで固定しました。
このように、下あごのほうが前に出ていたのです。
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3.1ヵ月後
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神経の治療を完了。
(抜髄は、初診日、根充は、歯により異なる)
犬歯(左端)の根尖部に、破折あり。
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4.3年後
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根尖部に少し黒い影がでてきている。
よく見るとわずかに歯根吸収も。
犬歯(左から2本目)の根尖部の破折片がなくなっている! |
5.16年後
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根尖部の黒い影が、あまり変化がないので、ひと安心。
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6.16年後(1998年9月)
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16年後のカラー写真です。
2004年現在では、22年経過しています。 |
抜けた歯を、病院へもっていく方法は、牛乳や水につけるより、
口の中に入れて行く方が、予後がいいように感じます。
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