安全管理工学 その3

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  未熟な左手が作った臨床工学技士国家試験の安全管理に関するよりぬきノートです。
誤りがございましたら、ご連絡下さい。


電気的安全性の測定

測定用器具(MD)

  1kHz以上の高周波に対する電撃の閾値が、周波数に比例して増大することを模擬した回路
(点線内の回路は、測定用インピーダンスと称し、人体の電撃に対する周波数特性を模擬)

測定用器具(MD)

電気的安全性の測定


測定用電圧計(JIS規格)

@ 入力インピーダンス  1MΩ以上
A 周波数特性       直流〜1MHz
B 測定精度         5%以内
(交流100〜200mVの測定レンジをもつデジタルテスタでも使用可)

≪漏れ電流の計算法≫

  電圧計の読みを人体の抵抗値である1kΩで割った値が、漏れ電流値となる。
   漏れ電流[mA]=電圧計の読み値[mV]÷人体の抵抗値[Ω]=電圧計の読み値[mV]÷1000[Ω]
※ すなわち、mV→μAに読み替える。



漏れ電流測定方法

測定漏れ電流MD挿入部位単一故障
接地漏れ電流 電源ボックス接地端子→MD→壁面接地用端子電源導線の1線の断線(開路)
接触電流 機器外装→MD→壁面接地用端子
 機器外装→MD→機器外装
保護接地線の開路
患者接続部から大地への患者漏れ電流 機器装着部→MD→壁面接地用端子保護接地線の開路
患者測定電流 機器装着部→MD→機器装着部保護接地線の開路
合計患者漏れ電流 同一形装着部全て一点接続→MD→壁面接地用端子保護接地線の開路

※ 正常状態、極性切換え、単一故障状態を測定する。
※ 外装漏れ電流は、外装が絶縁物で覆われている場合10×20cmの金属箔を密着させ測定

漏れ電流の測定


接地線抵抗

≪目的≫

  追加保護接地線抵抗が、0.1Ω以下であることを確認


≪JIS試験法≫

  試験用トランスで無負荷電圧が6Vを越えない50Hzまたは60Hzの電源から、25Aか又は機器の定格電流の1.5倍の電流のうち、どちらか大きい方の電流値を少なくとも5〜10秒以上流し使用する。


≪簡易接地線抵抗測定法≫

  1A程度の電流を流して測定。交流電圧計は、分解能10mV以上のデジタルテスタ電圧計を用いると良い






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