「科挙の道遠し」
    

 科挙生の伯図は、会試を受けるために首都顕業に向かっていた。途中、山中に迷い、清鸞という少女に出会う。
 清鸞は、呂彬という男を捜しているのだが、それには穏やかならぬ事情が見え隠れしていて、伯図は知らずそれに巻き込まれることになる。
 果たして、伯図は会試に間に合うのか? そして、受かるのか?



引首
第一回 伯図、密かに地下牢を脱出し
清鸞、大いに熊牙塞を鬧がす
第二回 伯図 一夜の宿を山家に求め
清鸞 夜に禍なす鬼を退ける
第三回 伯図 前城にて刺客に襲われ
清鸞 前城にて道士と対峙す
第四回 清鸞 密かに廬家に侵入し
伯図 燦然と廬家に参上す
最終回 伯図 貢院にて会試を受ける

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