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海水浴
昭和50年7月26日、27日
河原子海水浴場
海は荒く水は冷たかったが、海水浴、夕食時、花火大会など楽しいYDCの人々のおかげで全てが愉快に過ごせたのです。
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会報127号
海水浴日記
入り江に囲まれた穏やかな日本海に親しんでいるため河原子の波の荒さと水の冷たさには些か驚かされた。荒い波はむしろ面白いが、冷たい水は動きを鈍くし、溺れそうで沖へは行けない。女性諸君は波打ち際で波と戯れ、そして日光浴をしている。むろんこれは彼女達が泳げないためでもあるのだが。この日泳いだのは昼頃到着した者ばかりではなく、夕食後の花火の時、服のまま海へ飛び込んだ者がいたのである。彼らは砂まみれになって取っ組み合いをしていた。と思ったら突然後ろからびしょぬれのまま抱きついたり水をかける。皆水をかけられないようワイワイさわぎながら帰る。帰ってから、皆再び夜遊びに出たようだが、小生寝不足につき先に寝る。翌日は波の穏やかな所へ移動。女性諸君は沖へ出ないので強引に海へ引き込むが、水が冷たいのでこちらもすぐあがってしまう。当然日光浴が長くなり暇に任せて砂遊びをするが、O氏に水中眼鏡を付けさせて全身砂に埋めたのは実に見ものであった。引き上げた後、昨日も行った銭湯へ行く。ここがまた田舎的で外から中が十分に見渡せる。女湯はその時YDCの連中ばかりのようで、夜うなされるといけないから、目をそむけてのぞかない。そして我々は適度に日焼けしてひりひりした背中をたたきあいながら帰るのでありました。 記入者M.M. |