Hawkshead

 薄く もやがかかっていますが晴れています。朝食はVan des Fulさんと同じテーブルです、今朝はほとんど話ができませんでした。
 Hawkshead村までは丘を越えてfootpathを歩いて行くことにしました。コニストン湖の湖尻ではなじみになったカモたちに少し固くなったパンを持ってきました。グァッグァッと鳴いて水面を集まってきます、私もグァッグァッと答えてパンをあげます。それから少し歩いてWaterhead Hotelの前を過ぎると道は道路を離れて、牧場の中を通るfootpathへ入りました。牧場からやがて茂みのあいだを通り抜ける小さな石段を登ります。
 コニストン湖から離れ、なだらかな丘をこえて牧場の中を通り抜けるfootpathを歩いていきました。
牧場の草地を歩いて下り始めると、向こうにHawkshead村が見えてきました。日差しを避けて大きな木の下にすわりこんでスケッチをすることにします。気持ちのいい風と風景、ゆっくりしたとても贅沢な時間です。
 スケッチした風景のなかを歩いて、村へはいりました。白く塗られた家が道をまたいでいるところをくぐり、生協coopの前へ出ました。角に本屋さんを見つけました。ザックを背負っているので店の中を歩き回れないのですが、ここにRansomeのハードカバーがたくさんありました。クレジットカードでも買えるようなので明日買いに来ることにします。
ここからHawksheadYHまでは車道の暑い1kmでした。スレートを積み上げた石垣に野イチゴはほとんど見つけられません。到着したのはお昼の12時すぎでした、1時まではYHの受付はお休みと書いてあります。日差しをさけてベランダのベンチに座って休憩です。
 昼休みが終わった頃に 受付に向かいました。宿泊の用紙を記入し、夕食£5.10 朝食£3.50をお願いしました。今夜のメニューが掲示板に書かれています。でも Bacon'Butty'とはどんなメニューなのでしょう。
 教えてもらった部屋は1号室、この部屋は2階の角にある眺めのいいところにありました。ベッドは8つあります、芝生の庭も窓から下によく見えます。今日はスケッチなどしてゆっくり午後を過ごします。  このYHは邸宅だったりっぱな建物を使っています。はがきを仕上げようとラウンジのテーブルに筆記具などを持って座り込みました。そこで目の前の書棚にフィリパ・ピアスの「サティン入り江のなぞ」とローレンツの「ソロモンの指輪」を見つけました。どちらも日本語版を持っているものです。こんなところで原書に思いかけず出会えるのはとてもうれしいことです。
 夕食はチキンときのこのパイ、これにジャガイモ、にんじん、さやえんどう、スープとコーヒー、アイスクリーム。しっかり食べられました。
Books


 翌朝 起きると、雨が静かに降っています。でも薄日もさして太陽もやわらかく月のようによく見えています。雨はやがてあがりました。少しして、また細かい雨が降り出しました。外の散歩よりも庭の見えるベランダのベンチに座りにいきます。
robin  わたしのそばにコマドリrobinが飛んできました、となりのベンチの手すりにとまりました。あわててカメラをそっと取り出して写します。そのあと、隣の牧場にいたヒツジが柵をくぐって入ってきました。芝生の庭に入り込み、草を食べています。この芝生は糞がないので安心してひとがくつろげるように、ヒツジの進入を防ぐ柵があったのですが、それを越えてきています。また、静かに雨が降り出しました。今日は日曜日なのでいそいで村のバス停へ行っても10時すぎにしかバスはやってきません。
 ユースホステルを出発して Hawkshead村には9時すぎに着きました。まずcoopでトマトを2つ買いました。なぜイギリスではトマトをゆでてしまうんでしょうか。野菜不足で生のトマトをかじりたかったのですが。

Book Store

それからきのう見つけた本屋さんに行きました。2階3階もあります、ほしいのはすべてそろっているSwallows&Amazonsシリーズです。ハードカバーのを2冊買いました。ここにはCoot in the North も置いてありました。初めて見るのですが挿し絵は数枚だけで本の厚みも半分以下です。読みたいけれど、この英語を読みこなすには私ではむずかしそうです。

Hawkshead YouthHostel
next day

flag Hawkshead


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