5. ストップ・エネファーム被害 !
「低周波音は発生していない」と断言し、騒音問題として対応しようとしてきたメーカーは、低周波音の発生を認めたものの「低周波音は参照値以下により問題なし」という言葉を使用したこと、そしてそれについて環境省の通達を元に異議を唱えると、次は「受忍限度」という表現に変えて返答してきたこと、また作為的なデータの提示など、これまでの対応の虚偽を疑わざるを得ません。このような対応が、社会的に許されるのでしょうか。メーカーは、機器のデメリッ
ト、隣家の光熱費の損失が、近隣の人命よりも大切なのでしょうか?移設出来ない理由が他にあるのでしょうか?被害者が転居すれば済む問題でしょうか?
この家を借り、8年目にして突然降り掛かった災難。この先、機器の劣化による騒音増加は想像に難くなく、機器がこの場所にある限りこの苦しみが続く事を思うと、さらに不安は増すばかりです。日々の生活の中、常にエネファームとパワコンのことが頭から離れない状況はとても苦しく、メーカー側の不適切な対応に振り回されるばかりで、何一つ被害が改善されない状況の中、この音から逃げる事が出来ないのであれば、自ら命を絶つしかないという考えが頭をよぎることも度々です。当方がこの状況に耐えきれず退去し、その後新たな入居者があった場合、それは「エネファーム等の機器が窓の傍に有る」事を承知しての入居。もし健康被害が出ても、泣き寝入りするだけです。不適切な場所に設置されている限り、被害者は増加し、悪循環は続くのです。
今後古い住宅の建て替えが進み、またこのような社会状況で、エネルギー問題・環境問題への意識が高まる中、同様の設備が普及していく事となるでしょう。その際、配慮の無い設置や未熟な設備により、静かな生活環境が取り返しのつかない状況に一変し、当方のような健康被害者が新たに生じる事は、容易に想像出来ます。家族や自らの健康や生活が、他家の機器によって簡単に狂わされる、このような不条理は、断じてあってはならないことだと思います。製品メーカー・ハウスメーカー・施主は、全ての人々が安心して暮す事が出来るよう、充分な配慮をもって適切な対応を行う事が必要であると思います。
|