4.業者の対応
また設置時、エコキュートの低周波音による健康被害がニュースで報じられており、Bガスにエネファームの低周波音について尋ねると、「エネファームにはエコキュートのような低周波の問題は無い。エネファームから低周波音は出ない」と断言されたため、その言葉を鵜呑みにし、以後、当方は稼働音を「騒音」として捉えていました。
「移設が無理ならせめて夜間の稼働停止を」とメーカー側に求めると、「頻繁にON・OFFを繰り返すと負担がかかり、機器の寿命に関わるので不可」との返事。当方の人命は、交換可能な機械よりも軽んじられました。
その後、隣家が窓を開け新鮮な空気を部屋に取り入れているのを見たり、窓越しのエネファームが目に入るだけで非常にストレスを感じるほどに精神的にも疲弊していきました。借家なので転居すればよいとの声もありますが、病人を抱えている事や、金銭的な事情から、容易に転居できる状況ではありません。たとえ転居しても、転居先で同様の事態に巻き込まれる可能性も十分に考えられます。
心身ともに弱っていく中、やはり機器移設はあきらめきれず、メーカーに再度訴えると、Bガスは「騒音対策」として機器改良を実行。しかし効果はなく、再度申し入れると、施工会社A社は「次なる機器改良までの一時しのぎ」として、寝室に防音サッシを設置(これは当方の要望ではなく、A社からの提案です)。室内で聞える稼働音はやや小さくなりましたが、体調不良はまったく改善されず、その後さらに機器改良が行われましたが、以前と同様、状況は改善されません。この機器改良についてBガス担当者は「騒音は1〜2dB下がった程度であり、耳で変化が感じられるレベルではない」と説明。この結果に愕然とし、再びA社に訴えると、「具体的な対応策が提示出来ない」と、それ以後半年以上連絡は途絶えました。
そして、2011年7月、「キーン」という耳が痛くなる程の高音が新たに発生。さらに稼働音が大きくなる等の現象が加わりました。
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