過去に頂いた「よくある質問を」抜粋しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今迄に接したお客様より、色々とお話しさせて頂きました中から「よく質問を」された事柄を、抜粋して掲載しました。

皆様が、お家を建てる時や、お店の出店計画を持たれた時 お手持ちの土地を有効活用しようと思われた時など、誰に相談したら良いのか?。その場合、幾らぐらい費用が掛かるのか?。
今回の計画で 幾らぐらいの資金計画を立てれば良いのか?。工事が完成するまでどの様な日程で、工事費用や工事期間はどれぐらい掛かるのか?。施工業者をどの様に選定すれば良いのか?。
税金や諸経費はどれぐらい見ておけば良いのか?。 “等々・・・。”
分からない事ばかりだと思いますが、代表的な事柄を下記に掲載しましたので、参考に見て頂ければ幸いです。
代表的な事柄だけを、掲載しましたので、個々のお悩みや疑問点は、お気軽にメールにてご相談下さい。

Q1 家を建てよう、建替えようと考えていますが、誰に頼めば良いのでしょうか?
  
家を建てたり建替えたりする場合、大多数の方が お知り合いや、ご近所の大工さんや工務店さんに頼まれる事が多いと思われますが、 殆どが建てる方のプロでは有りますが、建築基準法やその他の法的規制、建物を建てる場合に関連する規制や手続きなどは 下請けの設計事務所(いわいる代願屋さん)に依頼されることが多く、 肝心の計画プランは 大工さんや工務店の社長さんが お客様と打ち合せをしながら決めて行き 「良い物を安く建てますから安心して任して下さい。」でお願いされているケースが多いようです。
その様な依頼方法では、一生に一度有るか無しかの一大事業で、莫大な金額を預けるにしては(例えば、車などの大量生産品で有れば 今回は失敗したが数年もすれば乗り換えれば良いか で済みます が)無謀だと思います。
それでも 結果満足されている方はおられ、たまたま運が良く結果オーライだっただけです。そんな方は極一部の方か 不備に気が付いていない方だと思います。
私たちの役割は、色々な方面から法的に規制されている事柄やロケーション等の立地条件を頭に置きながら、お客様が望んでおられる夢や要望要件、家族構成、ライフスタイル、趣味嗜好、予算、 工期、工法 等々・・・。
膨大な条件をより分け、お客様の希望を叶えながら形にしていき、その中でも満足して頂ける以上の物に仕上げる仕事が、我々の役目であり使命だと考えております。
Q2 工務店や建設会社に設計込みで依頼すれば設計費用が工事費に回せるのでは?
  
一般論で良く耳にするお話ですが、3000万の家を建てるのに200万も300万も設計費用に払うより工務店や建設会社に全て任せた方が安く出来るのでは? とお思いの方がおられます。
しかしよく言われる、無料ほど高く付くものは無いで、工務店に全て任せれば、肝心の設計は、良くて外注 あわよくば工務店の担当者や社長が計画をし確認申請等の手続きは、出入りの設計事務所が いわゆる代願で処理をする。
工事をする側にとっても、常時部外の専門家がチェックする訳でなく、いわゆる手抜き(程度の差こそあれ)や、手直しが要らなく業者サイドの理屈で建物が出来上がっていき、素人の発注者が 見えない処の指摘など不具合が起こらない限り発見出来るはずも無い。
第一、一番肝心な使い勝手やライフスタイルに適した間取りや導線などの平面計画や、立地条件やロケーションを考慮した 室内外の空間処理デザイン等、我々が勉強や経験してきたノウハウに感覚 エッセンスを駆使し創り上げて行くのがプロとしての仕事で、我々が頂く貴重な費用は 頂いた費用以上の質の向上やコストダウン、発注者と施工者の間に入り両者の取りまとめ役が仕事です。
Q3 それでは、ハウスメーカーの建物だったら間違いが無いのでは?
  
ハウスメーカー(高級プレハブ)に頼めば、事前に展示場で出来上がった物が見られ注文を正しくすれば完成した建物と想像のずれは少ないのではと、 よく言われます。
しかし、あくまでも規格品で、その土地の立地条件やロケーション、ライフスタイルなど、お客様の千差万別の条件に叶う訳もなく、注文住宅と言えども、建て売り住宅や分譲マンションと同じで、 出来上がった器に生身の入居者が合わしていく事になります。
一時期、ハウスメーカーさんのうたい文句に、坪単価がかなり安く出来るような事が載っていましたが、実際に展示場を見られ説明を受けた後は、気が付けば在来工法の建物より高く付いている ケースが殆どです。
何故なら展示場に入っている家具や電化製品類は最高級品が入れて有りかつ仕上げはオプションの高級グレードでしつらえて有り、見てしまうとベーシックモデルではまず満足出来ない様に なっています。
知識を得るため展示場へひやかしに行き、よさそうなアイデアだけ持ち帰って下さい。
数年前に阪神淡路大震災が有り、その時にマスコミ等で在来工法の住宅が多数倒壊し、ハウスメーカーの建物は殆ど倒壊していない等の報道が有りましたが、事実ですが真実は他にあり、倒壊して いる在来工法の建物は古い物が多くかつ狭小地に1階部分の間口いっぱいに開口部を取った形式が多く、他方ハウスメーカーの建物は敷地に余裕が有りメーカーの規定に合う間取りで建てられ (規格外ではハウスメーカーは対応しない)ている為、地震に強いと思われたのだと思います。
現在は社会の要求も有り耐震性能は、在来工法も問題がない程度まで強度が上がりましたがコストの関係上免震構造の採用は少ないです。 一方ハウスメーカーは工場生産のメリットを生かし 耐震構造では無く、テレビ等でおなじみの免震構造の採用が増えております。
Q4 川添建築デザインさんと他の設計事務所と、どう違うの?
  
まず、設計事務所と言う仕事内容はご存じでしょうか。弁護士さんや税理士さんの仕事内容は、あらかたお分かりだと思いますが、建築士や設計事務所の 役割や仕事内容は悲しいかな極一部の内容しかご存じ無いのが現実です。
そこで、廻りを見渡し、知り合いの方や信頼出来る方の紹介で、設計事務所と接点を持ち信頼出来そうな人柄で有れば、その方に依頼されるのも良いのかも知れません。
世の中に、我々の同業者として、沢山な設計事務所が有り、我々の様な個人事務所や数人規模の事務所、大規模多人数の大手設計事務所など様々ですが 多人数大手さんの事務所では殆どが 4−5人のチ−ムを組みその時に空いているチームに仕事を割り当て 運試しの様な事になりますし、我々個人事務所では 力量の差が有りすぎ、同業者の悪口を言うつもりは有りませんが、 あまりにもひどい仕事をされているのを見聞きしていますので、仕事を依頼される前に、人柄と力量を見極め判断して下さい。
くれぐれも、大切な大金を使われるのですから、その大切な大金を預ける設計事務所の選定には注意をして頂き、決して後悔が無いようにして下さい。
幸いに、人柄力量をくみ取って頂けましたら、是非『川添建築デザイン』に ご依頼頂けましたら嬉しい限りです。
Q5 処で、設計費用は幾らぐらいですか?
  
設計料に付いては、国土交通省が平成21年1月7日付け告示15号で建築士の報酬規定が改正され交付されましたが、以前から有った報酬規定も 不動産業の様に法規定されていなく、アナウンスもされていなく、無いに等しい物でした。
今回の改正も告示で処理され、実際には他の方法で各設計事務所が独自に決めて運用しているのが現状です。興味のある方は国土交通省のホームページを探して見てみて下さい。
私共の設計費用は、工事合計金額により変わりますが、計画から実施設計の設計費用と現場を管理する設計監理とを併せて5%−10%ぐらいです。この数字の差は工事金額が1000万と 1億では当然違い、工事金額が多くなれば%数字は少なくなり、工事金額が少なくなれば%数字は大きくなり調整しますし、業種や業態、計画地域によっても差は出ます。
計画プランをさせて頂き、実施設計に移行する前には見積書を提出し、ご理解頂ける費用にて『設計契約書』を交わし、全体の行程や進め方手順等を話し合いながら進めて行く事になります。
Q6 設計契約はどの様になりますか。又、必要ですか?
  
設計費用が発生する場合は事前に報告をし、了解を得て作業を進めさせて頂きます。
その過程で事前に見積書を提出し、設定条件を取り決めた上、実施設計に移行する前に『設計契約書』を交わす事になります。この『設計契約書』は(社)日本建築士会連合会、(社)日本建築士 事務所協会連合会、(社)日本建築家協会、(社)築士業協会、の4会が作成した契約書及び契約約款により行います。
設計契約は、当事者間の意思表示の合意を正確に確認する為の物です。通常の色々な契約事と同じく、同じ物を2部作成し、内容に問題が無ければ記名捺印をし、互いに1部ずつ保管するものです。
設計契約は、法的に義務付けられたものでは有りませんが、お互いのトラブル防止の為、契約書を交わす事と致します。
Q7 設計の相談や依頼はどの様にすれば良いですか?
  
まずは、どんなことでもメールや電話でお問い合わせ下さい。 Web Deskからのお問い合わせ・ご相談に対しては、メールにて回答致します。
その後、何回かのメールのやりとりを経て、ご依頼者の方に次の段階(計画設計・プレゼンテーション)へ移行するかの判断をして頂きます。
また、この段階で直接お会いして、相談することも可能ですので、その場合はお知らせください。出来るだけ早い段階でお会いし、お互いの性格や考え方を確認し合い、納得が出来て初めて 進められると思います。いきなり決めるのはなかなか難しいですよ。
実際に設計を進める際には、ご依頼者の方と必ず会ってお話会いをします。メールからだけでは、聞き取れない部分を聞き取らさせて頂き、よりご依頼者の方の意向にそう様、設計をしたいと 思っています。
そして、実際にお互いに会って見て頂き、性格や考え方、力量等を判断して頂き、仕事を進めるかどうかを決めて頂きます。
私たちの考え方の中のベースの部分に、どうしても先に人間同士の関わり合いを求め、お互いに“そぐわないまま” 仕事と割り切ったお付き合いをしても、良い結果が出ないと考えております。
他のページでもその事に付いては、くどい程書かせて頂いております。
ネットでこの様な事を書くのも変なのですが、我々の仕事の性格上 顔を見ずに仕事を成立さす事も否定はしませんが、私たち「川添建築デザイン」の考え方と“そぐわない事”と考える事を、 お許し下さい。
Q8 建築に関する相談や問い合わせは有料ですか?
  
相談に付いてのお問い合せは無料でさせて頂きます。
お問い合せの相談に付いて数回のメールでのやり取りした後、少しでも興味を持って頂いた方には、何かの手段(メールやFAX)で必要な資料を頂くなり、お会いして頂くなりして一度目のプラン提示は、無料にてさせて頂きます。
但し、それら以外に何らかの作業が伴う場合は、費用を負担をお願いする場合が有りますが、その場合は当然、前もってお話をさせて頂き、合意の上と言うことになります。
お会いしてお話をさせて頂き、1回目のプラン(図面や資料等)を提出し 説明をさせて頂く迄は無料にてさせて頂きます。
その他の疑問点に付きましても、お気軽にお問い合せ頂ければ、出来る限りお答えさせて頂きますので、なんなりとメールにてお問い合せ下さい。
Q9 設計依頼を断られる事は有りますか?設計の事だったらどんな事でも頼めますか?
  
過去には、ご依頼をお断りした事も、数件有ります。
Q7、でも書いておりますが、人間同士どうしても波長が合わない方や理不尽な方、私の考え方に“そぐわない”方が居られるのも事実で、どちらかが悪いのでは無く、結果縁が無かったとお断りをする場合が御座います。
仕事の性格上、プライベートな事まで立ち入って教えて頂かなければ満足して頂ける設計にはならないと考えております、従って裸のお付き合いをしなければなりません。とは言っても、そんなに堅苦しく考え無くても、 普段着で良いですよ。私たちは、沢山の夢、大いなる熱意を持った方は大歓迎です。
また、勿論ですが、違法行為や社会通念上問題と思われる行為を求められる場合は、お引き受けする事は出来ません。それは設計契約を締結した後でも、設計契約解除の理由になります。
ご依頼頂ける対象は、全てと言いたい処ですが、やはり経験が無い物やビッグスケールの物(超高層建築物や都市計画等)はお断りする事になりますが、殆どの業種や小規模の計画、インテリアだけの依頼や小規模の リフォーム等も歓んでさせて頂きます。
Q10 京町家などのリフォームの設計をしてもらえますか?
  
京都や他府県でも歴史有る地域の集落群は、観光資源として建築協定や保存地区に指定し、制約事を決めて保護や形態を規制したりで、町並みを維持する事に なっていますが、地域から外れた所や所有者の意識により同程度の保存や修復を望まれる機会が有ります。
そう言うご意志が有る所有者の方のご希望の多くは、所有されている建物にもよりますが、外観形態は出来るだけ守って、内装やインテリアで快適に生活出来るように、リフォームする事が望ましいと 考えられていますし、借家等でも住まいとしてだけでは無く、店舗やギャラリー、作家工房等に転用する事も一考かと思います。
その様な計画をお持ちの方がおられれば、大好きな設計事なので歓んで計画に参画させて頂きます。
Q11 古い木造家屋や、鉄骨の倉庫の様な建物でもリフォーム出来ますか?
  
シロアリが巣くったり、雨漏りで腐ったりしている建物でも、鉄骨造倉庫の様な住居に向いていない様な建物でも、リフォームは可能ですが、 最近よく言われる様な耐震補強や地震に強い建物にするには無理が有ります。リフォームする前よりは少しでも地震に強くなる様に補強はしますが、基礎等の補強は現実的には無理が有り、 どうしてもと言われれば出来ない事も有りませんが、費用がかさみ建直す方が安く付き、現実的では無いと思います。
実際に、その様なリフォームで、一見は新築の様な建物に蘇って歓ばれているケースも多々有ります。
古い建物を解体撤去して新築の建物にするのは簡単です。但し新築になると、今現在の面積が確保出来ないケースや、法的に新築が出来ないケースも有りますし、何より解体撤去すると ゴミとして焼却され、資源が無駄になり環境負荷が大きくなります。その辺の兼ね合いをお考えの上、選択して下さい。私共はアドバイスはしますが、選択されるのはお客様です。 どちらで選択されても歓んで設計させて頂きます。
一番ダメなケースを言いますと、昔に確認申請が取られており、検査済証が取られて無くて、今回他の用途に改造・リフォーム工事を計画されている場合は、工事の許可が下りず、計画自体が無理です。
Q12 新築の場合、設計開始から竣工まで、どれぐらいの期間が必要ですか?
  
工事期間や行程の期間は、建物用途や条件等により様々です。
以下に一例を記しますので、参考にして下さい。

住宅の新築(木造在来工法)の場合。
調査、プラン 期間・・・・・・・1−2ヶ月
基本設計、実施設計・・・・・・2−3ヶ月
建設会社による見積り・・・・・・2−3週間
見積の精査、合理化案の調整・・・・・1−2ヶ月
本工事(木造在来工法の場合)・・・・・4−6ヶ月
外構工事等・・・・・2週間−1ヶ月

一例ですので、様々なケースが有りますが、設計期間や検討期間は許せる範囲で、出来る限り多く取って下さい。大切な大金で、一世一代の計画ですから、失敗しないように、後悔しないように、 十分に考え煮詰め尽くして下さい。
私たち『川添建築デザイン』は、幾らでもお手伝いをし、幾らでもアドバイスや提案を致します。

その他のケース、例えば店舗等の場合には、期間に限りが有りスピードが必要な場合が有りますので、出来る限りご希望に添える様に頑張りますので、是非ご相談下さい。
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