歯科医院・内科医院・整体医院動物病院等の病院、診療所、開業医院の事例の一部をここに掲載しております。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

病院、診療所、開業医院の医院デザイン・医院設計・医院改装・等々の考え方、事例に付いて。

私共は、京都伏見で建築設計事務所を開設している 『川添建築デザイン』 一級建築士事務所です。
その中で、病院、診療所、開業医院の医院デザインや医院設計、医院改装をさせて頂きました事例や考えかたに付いての説明をさせて頂きます。

病院や診療所・開業医院の医院デザイン、医院設計、医院改装等々を計画する場合は、一番に患者様(お客様)で賑わい 収益が上がり、『人気医院』になる事が最優先課題になります。
その中で患者様の立場からの安心感や清潔感が必要不可欠で、尚且つ予算や法令と言うハードルをクリアしなければ成らない事は言うまでも有りませんが。
そう言う条件をクリアし明るくて温かさが有りながら清潔感を取り入れ「パブリックデザイン」と言う人に優しいデザインで無ければなりません。『人気医院』になれる様な「デザイン」をさせて 頂ける機会を与えて頂ければ非常に嬉しく思います。

過去にさせて頂きました病院や診療所・開業医院の医院デザイン、医院設計、医院改装の中で、歯科医院、デンタルクリニック、内科医院、整形外科医院、接骨医院、鍼灸医院(針灸医院)、整骨医院、 整体医院、産婦人科、動物病院(犬猫病院)、等々の一部を掲載させて頂きました。

医院を新規開業される場合、殆どが何処かの総合病院か大学病院に所属されており、個人で新規独立開業される方の場合でも、ご両親が開業医としてされているか、ご本人様が、テナント入居や 貸し店舗で開業されており、手狭になったりと言った理由での新規開業が殆どです。
そんな方のお手伝いをさせて頂くのが、私共『川添建築デザイン』 一級建築士事務所の仕事です。
医院開業の場合は建築や内装に掛かる費用よりも、医療機器を揃えられる費用と、それに伴う設備費用が多大な金額になります。その辺の事もしっかりとした資金計画でされる考えられる中で 開業医院計画をお持ちで有れば是非、お手伝いをさせて頂きたいと思っております。
その方と計画に付いてのやり取りは真剣勝負だと思って挑んでおります。

過去にご縁が有りました地域は、京都をベースとして、京都府下、滋賀県、福井県、奈良県、大阪府、兵庫県、等々で、距離よりも移動に掛かる時間の方が優先し、最近では高速道路網の整備等で 環境も変わってきて、携わらせて頂ける地域も変化して来ました。

色々な夢や計画をお持ちの方は、多大な金額を投資するのに大丈夫なの?。理想の物が出来るの?。夢を叶えて貰えるの?。本当に良い物が安く出来るの?。等々・・・。 分からない事が多く有ると思います。ご遠慮無くメールでぶつけてみて下さい。精一杯疑問点にお答え致します。無料ですのでお気軽にどうぞ。


■ 歯科医院 新築 S造 滋賀県草津市 はやし歯科医院


 滋賀県草津市のJR草津駅前で、道路拡幅に伴い開業されていた場所を退去し、近所に移転場所を確保し、その場所に歯科医院と住居を併設した 新築の計画で設計デザイン・設計監理をさせて頂きました。
敷地の表部分に駐車スペースを取り、その奥に建物を配置し、1階表部分に歯科医院を配置し奥に玄関とLDKを取り2−3階は住居とする計画で進めました。
表の道路から見える、ファサードにインパクトを与えたく、曲面の壁に反射ガラスの窓と、御影石調の特殊シート貼りで重厚さと斬新さをバランスさせ、他の医院や建物とを差別化し、 存在感を与えております。
医院の内装も外装のイメージを踏襲し、グレー系の色彩でまとめ、清潔感と落ち着きを与え患者さんの不安感を和らげる効果を与えております。
診療の準備コーナーも診察台のセンターに、シリンダー上のデザインで処理し、導線計画と煩雑に見える部分の隠蔽を兼ねております。
技巧室やパノラマレントゲン、レクチャーコーナー、スタッフルーム等を適所に配置し、導線計画が上手く機能的にレイアウト出来たと思います。


■ 歯科医院 新築 RC造 京都府八幡市 鈴木歯科医院


 京都府八幡市で以前より開業されていた近隣に土地を取得され、住居付き歯科医院を計画され、設計デザイン・設計監理をさせて頂きました。
敷地の表部分に少しの駐車スペースを取り、その奥に建物を配置し、1階表部分に歯科医院を配置し医院の出入口の横に住宅専用の門扉を設け、屋外階段で2階に上がり玄関ポーチを配置し、住宅部分への導入としました。
1階の診療所部分は、アイランド方式でオープンにし、技巧室やパノラマレントゲン、レクチャーコーナー、スタッフルーム等を適所に配置し、屋内にも階段を設け2階の住居部分との行き来が楽に出来、喜ばれていますし、スタッフにも好評です。
RC造ラーメン構造2階建てで、室内に柱の出っ張りを出さないよう外部に出し、其の柱や梁を化粧でデザイン処理する技法を採用しました。デザイン手法として柱部分は2階まで連続で二丁掛けタイルを、通し目地貼りで目地詰めをせずに深目地で仕上げ平面的になりがちなタイル貼りに奥行きを与えています。その他の壁面はアルミサイディングと、二方向のバルコニー部分や庇部分には、焼き付け鋼板パネル貼りでメンテナンスフリーを実現しました。
当初、お施主様から20年はメンテナンス無しで、何もしなくても大丈夫な様に計画して下さいとのご要望が有り、今回の仕様を採用しました。
当時高価でしたが、断熱材をふんだんに使い、夏の暑さや冬の寒さが和らぎ、冷暖房費のランニングコストが少なくて済み、喜ばれております。
現在建ててから25年程建ちますが、現地でチェックしたところ、一部にサビが出て腐食部分は有ったり、タイルの極一部に剥離が有りましたが、殆ど変化は無くきれいな状態で25年も経ったとは思えない状況でした。内装も当時のままで、当時私自身25年後に自分で設計した建物を検証するとは夢にも思って居りませんでしたが、実際に検証して見て、お施主様から要望を言われた一番の言葉に20年間は何もせずに持つようにと言われた事を思い出し、胸をなで下ろし安堵感で帰ってきました。
25年の間には、阪神淡路大震災の揺れも有りましたが、建物に何のダメージも受けず、竣工当時の姿を保っていました。
竣工して開業された当初、廻りの方から『男山のホワイトハウス』みたいやねと言われていますと聞かされ、お褒めの言葉と受け止め、歓んでおります。

  
 
■ 内科医院 テナント 内装 兵庫県神戸市 山田内科医院


 兵庫県神戸市で、マンションの1階部分にテナント入居で、内科医院の開業をしたいと依頼され、設計を担当させて頂きました。
テナント入居と言う事で、外装は制約事が多く有り、今回のデザインの処理にしました。
全体的には明るくて清潔感を重視し、導線計画や先生が治療や検査の処置がしやすいレイアウトを優先して計画しました。
当時の医療機器は、現在では考えられないのですが、大きい物はレントゲン検査機器が主で、心電図計測機器や血圧計など小品の機器が殆どでした。
現在の医療機器の主力は、MRIやCTで機器の大きさもさることながら、必要な面積や天井高さを要求され、電力量や電磁波処理等、今回の様なテナント入居では対応出来ないケースも出てくるかもしれませんし、今後の計画の際の要注意事項の一つですし、初期投資費用も莫大な物になっております。

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