メインシステムの紹介
メインシステムですが、結構変更が多く、一定しません。
最近やっと落ち着いてきたので、紹介します。
パワーアンプより前部分

NAS:音楽ソースはほとんどがIO DATAのHDL-RAH2というネットワークハードディスクです。
Twonky Serverが入っているのでそのまま使ってます。
レンダラーはOpen Homeです。
有線LANでPCオーディオとサブシステムに繋がっています。
DAC:DACはKORGのDS-DAC-10、これを使ってレコードをDSD録音してやろうと思っているのですが、
過去にPCM録音した時の手間を思い出して、重い腰がいまだ動きません。
自作セレクタ―を通してから
自作チャンネルディバイダ―(こちらに記載)でクロス192Hzと1024Hzの3帯域に分けてます。
パワーアンプ
低域(192kHz以下)のパワーアンプはパイオニアM-22の改造品(こちらに記載)、力があります。

中域(192kHz~1024Hz)は自作FETアンプ(こちらに記載)、この帯域ならいい音だと思います。

高域(1024Hz以上)はオンキョー Integra M-931NⅡ40改造品(こちらに記載)。
安定化電源使ってないけど、きれいな高域だと思います。
左横の透明ボックスは外付けの遅延・保護回路です。

3台のパワーアンプは結局、オーソドックスな差動入力+プッシュプルの半導体アンプになりました。
手持ちの管球アンプ(luxキットA3700+KT883極管接続)は、いわゆる管球らしくないしっかりした音で好きだったのですが、
KT88にしては駆動電圧が高めで、なんか貴重なバルブを消耗しているようで、改造を検討中です。
安いデジタルアンプも2種類試しましたが、高音が少しうるさく感じたので、
出力にLCローカットをもう1段足してPCオーディオに使ったりしてます。
スピーカー
3ウェイ4スピーカーになってます。

低域(192kHz以下)はFOSTEXのSLE34Wという30cmウーハーです。
このスピーカー、エッジがなくて、隙間が空いてます。
基本的に70Lほどの密閉形で使うようですが、私は30Hz位のダクトをつけてます。効果はあるようです。
猫の通り道になっているので、金網で保護しています。

中域(192kHz~1024Hz)はコーラルの4A-70という10cmフルレンジを使ってます。
ウーハーとは別の密閉箱に入れています。

ミッドレンジはむかし10cmフルレンジをいろいろ試しましたが、
・FE-103:ハイ上がりで紙っぽい
・パイオニアPE-101:低音が厚くウーファーとつながりが悪い
・aiden AF-50X:音がガチガチで使えない、と思って長い間デッドストックになっていたのですが、
PCオーディオに使い始めて、使い込むとどんどんいい音になってきました。
いまのがダメになったらこれにしようと思います。
高域(1024Hz以上)は2.5inchドライバーとホーントゥイータをLCネットワークで繋いで鳴らしてます。
2.5inchドライバーはFOSTEXのFD-101に自作ウッドホーン(ハイパボリック fc=4kHz)

ホーントゥイータはコーラルのH-105

これを12dB/octのLCフィルタ(クロス6.5kHzあたり)で繋いでます。
その他
スピーカーケーブルはオーディーテクニカのAT6157という少し太めのケーブル。
前に使っていたケーブルは線材がもう少し細く、被覆が固いタイプでしたが、
被覆が割れだしたので交換しました。音の違いは全く分かりません。
機器間配線は、モガミ電線のNEGLEX 2497という太い同軸線を使った自作ケーブルです。
因みに、DACとチャンデバの間を安っぽい1mのケーブルに変えて聞き比べてみましたが、
違いはまったく分かりませんでした。
周波数特性は、レベル合わせのために各ユニットの直前にマイクを置いて個別に取りましたが、
リスニング位置では測っていません。大音量が必要で、猫さんたちがびっくりしますので。
それに頭を30cm動かせば、低域が変わるような環境で測ってもいまいちかなとも思います。
それほどシビアな音楽鑑賞はしてませんので。
マイク測定でのレベル合わせの後、音楽の聴感でレベル合わせしたら、
少しハイ上がりになりました。
私の聴力が老化でハイ下がりになっているせいでしょうか。