トップページへ戻る                     玉川峡( 紀伊丹生川)の里

 カワガラス まめ街道 やどり 明神岩 紀伊丹生川を遡る 玉川四十八石 玉川由来記 

高野三山のひとつ摩尼山を水源として紀ノ川との合流まで約40kmの玉川は、巨巌明神岩(高さ約7m周囲12m)を始め、奇岩怪石が続き、幾多の滝を作り、見事な渓谷美を作り出しています。夏のキャンプや鮎釣り、秋のもみじ狩りと都会の人々を楽しませ、今も自然の美しさを満喫できる素晴らしい渓谷です。その落差のある急流で育った鮎は、香りの良さと立派な姿で、関西の料亭へ引き取られる誇り高い鮎です。春には宝石のような小鳥たち、瑠璃色の羽が美しいオオルリ、鳴き声とお腹の黄色が美しいキビタキなどが渡ってきます。大阪から1時間程度で行ける、一番身近な自然の別世界で、若者にもたいへん人気のある渓谷です。クヌギ、コナラ、などの自然林の中で、今もこの里では炭焼きの煙が立ち昇り、山を守り、山の恵みとともに生きる人々が生活しています。日本が世界に誇る森林の美しさとおいしい豊富な水を守ること、それは私達の未来を守ることです。ここには日本の「原風景」、暮らしと自然が溶け合う里山が広がっています。

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