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項目追加。(2001/02/18)


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ネオジオ
(ねおじお)
[NEO GEO]

SNKがアーケードを中心として開発・発売していたゲームシステムの総称。アーケード用のシステムである「MVS」、MVSが家庭でもそのまま楽しめた「NEO GEO」(ネオジオ)、ネオジオのCD-ROM版である「NEO GEO CD」の3種類があり、SNKの作品を中心に対戦格闘アクションで良作が多かった。

業務用・家庭用の連動がウリで、業務用の筐体と家庭用ゲーム機に共通のメモリースロット差込口を用意したり、「ネオジオ」をレンタル店で貸し出しをするなど業界初の試みも目立った。

『餓狼伝説』(SNK)などの対戦格闘ゲームブームが人気の源流で、以降SNKが発売する格闘ゲームを中心に高い人気を誇った。また、比較的小さなゲームセンターや駄菓子屋の軒先でも、安い値段で複数のゲームが楽しめる業務用ネオジオ「MVS」はゲームユーザーのみならず、オペレーターにも評価が高かった。

「100メガショック!ネオ・ジオ!」が長い間キャッチフレーズだったが、最近では家庭用ゲームでも100MB以上の容量は当たり前なので聞けなくなった。
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「ネオジオ」
(ねおじお)
[NEO GEO]

家庭用ゲーム機のひとつ。SNKから1991年7月1日に定価48800円で発売された。供給メディアはカートリッジ。CPU等の性能はスーパーファミコンとたいして変わらない程度だが、圧倒的なメモリ容量がウリ。

言わば家庭用ネオジオであり、同社のアーケード用のシステムであるMVSと互換性があることが特徴で、「ゲームセンターの興奮をそのまま家庭で楽しめる」がキャッチフレーズ。MVSで出たソフトがMVSでの発売後、1ヶ月程度で移植されるため、アーケードのネオジオファンを中心にマニアックな人気がある。

欠点はソフトの価格。定価が安くても1万円を超え、新作であると4万以上する。それでも基板を買うよりは安い。一般の家庭用ゲームに比べると非常に高いが、アーケードの基板を買うことに比べると非常に安い。微妙。

廉価版であるネオジオCDに比べて、オリジナル要素はほとんどないが、リリースが早いことと、読み込みのストレスがないのが長所。
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「ネオジオ CD」
(ねおじお しーでぃー)
[NEO GEO CD]

家庭用ゲーム機のひとつ。SNKから1994年9月9日に定価49800円で発売された。供給メディアはCD-ROM。セーブは本体に内蔵されているセーブ用スペースを利用する。「ネオジオ」がソフトの単価が4〜5万であるのに対して、CD-ROMで6000〜8000円程度であることが特徴。3倍速CDドライブを搭載した「ネオジオCD Z」が発売されている。

アーケードのMVSでの発売から3〜4ヶ月で発売され、音楽が新調されたり、おまけ要素がついたりするところが、「ネオジオ」版とは違うところ。56MB分という内蔵RAMがウリで、大容量のネオジオ作品がほぼ100%移植できる。

欠点は読み込みの遅さで、通常3分近い読み込み時間が必要となる。対戦格闘が主なネオジオで、この読み込み時間はかなり致命傷。また最近ではさらに容量が増え、56MBRAMでは足らなくなったため、完全100%の移植が難しくなり、なかには移植不可能なものさえ出始めた。

『ザ・キング・オブ・ファイターズ '99』(SNK、1999/12/02)を最後にソフトは発売されていない。
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「ネオジオ CD Z」
(ねおじお しーでぃー ぜっと)
[NEO GEO CD Z]

家庭用ゲーム機のひとつ。SNKから1996年12月29日に定価39800円で発売された。供給メディアはCD-ROM。セーブは本体に内蔵されているセーブ用スペースを利用する。「ネオジオCD」に3倍速ドライブを搭載したもの。

ゲームをする上で性能的には全く差がないが、3倍速ドライブを搭載したことで、読み込み時間が大幅に短縮された。あと、色が黒(「ネオジオCD」)からグレーになった。

格闘ゲームなら、一戦ごとにロードをする時間が4分から2分弱になるのは嬉しい限りであった。とか言っても、「ネオジオCD」の4分ロードを体験していない人には全然わからないだろうが。

…よく考えると、「ネオジオCD」+「ネオジオCD Z」=9万以上?ま、まぁ定価じゃないからもっと安いだろうけど、専用コントローラ買ったし、ソフトも40本以上あるし…。田原家はネオジオにいくら投資したのだか…。それが、あんな幕切れなんて…。
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「ネオジオポケット」
(ねおじおぽけっと)
[NEO GEO POCKET]

SNKから1998年10月28日に発売された、16ビットCPU搭載の携帯ゲーム機。定価7800円。供給メディアはカートリッジ、通信には通信ケーブルを利用する。「ドリームキャスト」との接続が可能で、ドリームキャスト用ソフトと連動したりするのがウリ。1999年3月には早くもカラー版が発売され、ユーザーの怒りを買った。
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「ネオジオポケット カラー」
(ねおじおぽけっと からー)
[NEO GEO POCKET COLLAR]

SNKから1999年3月19日に発売された、16ビットCPU搭載の携帯ゲーム機。定価8900円。供給メディアはカートリッジ、通信には無線通信を利用している。モノクロ版のソフトも疑似カラーで遊べる。

「ネオジオポケット」にTFTカラー液晶を採用したもので、「ネオジオポケット」の売れ行きが非常に好調だったため発売された。とのことだが、異常に素早いリリースだったので「ネオジオポケット」開発中に完成していた可能性もある。もちろん「ネオジオポケット」を買った人からは大不評。さらに1999年10月21日には「New ネオジオポケット・カラー」が定価6800円で発売。本体もコンパクトになっていた。

キャッチコピーが「I'm not BOY. ―誰だってBOYを捨てるときがくる―」という、明らかに「ゲームボーイ」を意識した強烈なものだった。が、キャッチコピーほどゲーム機自体の印象は鮮明ではなかったらしく、同時期に発売された「ワンダースワン」(1999/03/04発売)にすら競り負けた。
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猫アドベンチャー
(ねこあどべんちゃー)
[Cat or Meat]

猫の大冒険。主に夜中に国道で行われる、猫族のチキンレース。

道路脇で車が来るのをじっと待ち、自動車が通るギリギリのタイミングに道路を横断することで、自らの勇気を示す。成功すると猫族の強者として称えられるが、失敗すると無惨な肉塊になる、ハイリスク・ローリターンな儀式。

…としか思えないほど微妙なタイミングで道路を横切るのですが。いや、まだ轢いたことはないけど。
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熱暴走
(ねつぼうそう)
[Heat reckless run]

CPUなどの発熱で、機体内部が過剰に熱くなり、CPUが不具合をきたす状態。煙でも出そうだが、滅多にそういうことはなく、何となく調子が悪くなっている場合が多い。

家庭用ゲーム機では、特に「プレイステーション」が熱暴走を起こすことで有名。自己診断機能を搭載した「プレイステーション 2」でも起こるようで、ソニーっぷりを遺憾なく発揮しているようだ。双方とも非常にコンパクトな本体が災いしている(設計レベルでのミス…)と思われる。

通常、熱暴走は内部設計や通風孔などで熱を逃したり、ファンや冷房で冷却して防がれる。
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