認知症予防を提唱している、NPO法人西宮認知症予防会の公式サイトができました。NPO法人西宮認知症予防会は、高齢者の健やかな心身の維持、増進に資する。ひいては、高齢者がいきいきと暮らす地域社会の実現に寄与することを目的として活動を続けています。

公式サイト NPO法人 西宮認知症予防会

地域における認知症予防会 その1

NPO法人 西宮認知症予防会 発足記念講演会

sono1-06.jpg日豪交流基金助成オーストラリア学会共催によるNPO法人 西宮介護予防協会の協会発足記念講演を下記のとおり開催いたしますのでご案内いたします。高齢者介護や介護予防について興味のある一般の皆様、ぜひ、皆様お誘い合わせの上ご参加くださいますようお願い申し上げます。

講演テーマ  : 地域における認知症予防
「オーストラリアの高齢者介護と介護予防から考える」
講 演 者   :  Jo Laker & Karen Wilson
(サマリンダロッジ高齢者介護サービス 看護師長・介護の質における教育担当者)
コーディネーター  : 三宅眞理(関西医科大学公衆衛生学講座)
通 訳  : 山口樹子
日  時 : 平成23年2月5日(土)10:30~12:00
場  所   : リゾ鳴尾浜 1階 会議室(兵庫県西宮市鳴尾浜3-13) 
アクセス   : 阪神甲子園駅 下車 阪神バス(鳴尾浜行き)リゾ鳴尾浜下車すぐ
*無料シャトルバス(AM10:15 )http://www.reso.jp/annai/access.htm
費  用   : 無  料 
問い合わせ先  :  NPO法人 西宮認知症予防会


~講演要旨~
オーストラリアは介護予防を行うことにより介護費用の軽減を図る取り組みがいち早く行われており、社会保障支出の対GDP比や人口一人当たりの医療費が低く、中負担・中福祉の国ともいわれる社会保障の先進国の一つである。今回はオーストラリアで行われている高齢者介護や介護予防から介護についてグローバルな視点から学び、認知症を予防するために必要な生活様式を考える機会にしたい。そして、西宮市の地域における認知症予防の取り組みについて今後の活動をご紹介する。




NPO法人 西宮認知症予防会 発足記念講演会 ご報告

sono1-01.jpg2011年2月5日(土)リゾ鳴尾浜の会議室に於いて、NPO法人西宮認知症予防会の発足記念講演会が行われました。皆様、ご参加ありがとうございました。♪その内容は、下記の通りです。
オーストラリアのメルボルンにある高齢者介護サービス(サマリンダロッジ)の看護師長Jo Laker氏と介護の質における教育担当者 Karen Wilson氏を迎え、「オーストラリアの介護とITの導入」と「ノーリフト」(人力による介護を避ける)について報告していただいた。オーストラリアも日本と同様で高齢者の割合が増加し、介護労働者数の減少と介護の質の低下が問題である。これらの問題解決にITや介護機器を活用することは大きなメリットとなる。ITの導入により介護者の時間の余裕ができるなどの利点と遠隔医療、看護、介護の連携の利点が述べられた。 
ノーリフトの導入は腰痛を防止するだけでなく、患者の身体負担を軽減することでケアの質を高める。雇用者も機械リフトの導入が義務づけられており、反すれば法的な措置をうけるなど日本との相違が明らであった。
日本の介護も変わっていくと思いますが、認知症の予防のための生活習慣を改めてグローバルに考えて行きたいです。

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