イベント

杉田玄白賞
表彰式
( 2月初旬の日曜日 )表彰者
「食のまちづくり」を進めている小浜市が「解体新書」で知られる小浜藩医・杉田玄白の業績に冠し、食と医療等ですぐれた研究を評価する「杉田玄白賞」を2002年より設置、受賞者を表彰する。
表彰式の他、受賞者による記念講演等も行われる。

とらふぐ大祭
( 2月9日前後の休日 )スケジュール
小浜で養殖されているふぐを全国的にアピールしようと2月9日をふぐ(29)の日とし、とらふぐ王国主催で行われるイベント。とらふぐ大鍋やとらふぐセットプレゼント等、とらふぐの魅力あふれる催し物が行われる。また、2月1日から末日まで小浜市を訪れた観光客には、抽選でとらふぐ御食事券や若狭の特産品等が当たるキャンペーンも併せて行われる。
現在、小浜アプールのため、物産展も含め、県外で催されることが多い。

桜まつり
( 4月1日〜4月20日頃まで )
桜の名所小浜公園の花見シーズン。4月初旬から約300本の染井吉野が開花する。夜には同じ数の雪洞“ぼんぼり”が点灯され、夜桜を彩る。

若狭を謳う
( 4月上旬 )スケジュール
「明星」で知られる小浜市出身の女流歌人、山川登美子の功績をたたえ、平成年8年に発足した文化イベント。山川登美子記念短歌会と一時常高寺の寺男だった俳人尾崎放哉“ほうさい”記念句会を中心に小浜藩医で書家である中川龍眠(中川淳庵の父)記念書道展や音楽コンサート、茶会、狂言、文楽等の催しが開かれる。
現在、このイベントは休止、山川登美子記念館(旧山川邸)を基に、展示会や歌会が催されている。

若狭マラソン
( 4月中旬 )2005年参加申し込み
歴史ある若狭路を走ろうと小浜市が企画、昭和55年からスタートしたマラソン大会。年齢別に3Km、5Km、10Km、ハーフ、ファミリー(小学校4年生以下の児童とその家族のペア、3Kmコース、2002年新設)と多彩なコース(日本陸連公認)があり、毎年県内外から約2500人が参加し、脚力を競う。

釣りまつり
( 6月中旬 )スケジュール
国内最大級の釣り競技会。50隻の釣り船により、500名の太公望が競う。96年から開始されたが、現在では「元祖、釣り競技会」と呼ぶにふさわしくなった。「船釣り」による「アジ釣り」及び「キス釣り」の競技会で、民宿推進協議会、釣具商協同組合、釣具店などの協賛により、犬熊漁港で開催される。
現在、休止中

マリンピア
( 7月31日〜8月1日 )スケジュール2015
小浜市の多くの企業や商店などの協賛により行われる、小浜最大の真夏のイベント。商店街による様々な企画や「小浜音頭」による踊りの行列が連なる。「小浜音頭」は方言などを交えた盆踊りにふさわしい歌謡風の曲で、暑さを吹きとばすような勇壮な踊りではないが、小浜の風土や気質を示した、シットリとした曲である。
また、福井県立大学では、地元との交流を目的として、子供達を対象とする「ちびっこ絵画展」や映画、「魚」に関するお話など各種の催しが開催される。フィナーレは小浜外港から、600発の花火が打ち上げられる。都市部に比べ、その数は較べようがないが、静寂な小浜の町中にド〜ンと響き渡る花火の音は、地方の町なりの風情がある。
平成12年から、開催場所をはまかぜ通り(旧駅通り商店街)、人魚の浜海岸に移し、タレントによるはでな興行よりも、市民参加型の催し物を中心とした手作りのイベントに変更された。8月1日には浴衣の無料着付けサービスがあり、浴衣姿の花火見物は夏祭りらしい風情がある。

箸まつり
( 8月4日 )スケジュール2015
全国一の箸の生産地、小浜ならではのイベント。小浜は、江戸時代初期に編み出された「若狭塗」を応用した「若狭塗り箸」の産地で、全国シェア90%を誇る。日頃は殆ど気にかけない箸であるが、食事の際、改めて御覧になっていただきたい。貝殻等がちりばめられた箸であれば、迷うことなく「若狭塗箸」。そうでないモダンなデザインのものをお持ちの場合でも、多分、小浜産と考えてもらって差し支えがないように思われる。
箸まつりの日は、箸の神の祠の前での古い箸の供養や箸神輿の巡幸を行い、この何気ない箸に感謝するとともに、小浜市民は、地場産業を改めて見直す機会を得る日ともなっている。
この日には、市価の半額で箸の即売が行われるため、大変人気がある催しとなっている。
1999年から開催場所を「都市と農村体験館」(箸のふるさと館)に移し、地元の少年少女合唱団による音楽劇等、箸の文化色を強めたイベントになっている。

漁り火フェスタ
in久須夜
( 8月上旬 )スケジュール漁り火と夕日
箸まつりとともに大変珍しいイベント。内外海“うちとみ”半島、久須夜ケ岳“くすやがだけ”山頂で行われ、山頂に至る観光道路「エンゼルライン」がイベントの時間に限り、無料開放される。
小浜には観光船や釣り船などの「遊漁船」が500隻余りあり、国内では最も多い地方といわれている。久須夜ケ岳を有する内外海地区は、民宿が集中する地区で、一軒で数隻の釣り船や、屋形船を所有するところも珍しくない。この日は内外海地区を含め小浜全域の遊漁船の大半が小浜湾内に会する日である。年に一度、しかも、そのイベントの時だけ、まるで海に「火」を散らしたような光景が展開する。
但し、最大の難点は、天候に左右され易いということ。晴れた日には、遠く福井の白山連峰をも眺望することができるが、霧がかかると「漁り火見えないフェスタ」となってしまう。しかし、その方が都合の良いカップルや、元気な子供達にとっては、あまり関係がないようだ。
2000年以降、中止となった。

星のフィエスタ
( 8月中旬 )2015スケジュール(8月14日)
おおい町名田庄地区の夏のイベント。小浜から京都に抜ける南川流域の山間地区だからこそ、星やほたるが観察できる。
応仁の乱による戦火を逃れて名田庄村に移り住んだ安倍晴明の子孫にあたる安倍三十一代有宣の子孫「土御門家」による河臨祭や南川流域の盆行事松上げの他、ライブショーや花火大会等も催される。

大漁市
( 10月中旬 )スケジュール
小浜湾の豊富な海の幸を見て、触れて、味わうイベント。恒例の漁師鍋が振舞われ、県水産試験場漁業資源調査船「福井丸」や海上自衛隊の掃海艇、輸送船、海上保安丁巡視船等の一般公開、魚つかみどりゲーム等の催しもある。新鮮な魚介類や加工品が卸値で販売されるため、県外からも多くの人々が訪れる。10:00から開始され午前中には完売するため、早めに出向くのがコツ。
平成10年よりタレントの榊原郁恵がイメージキャラクターを務めている。
2003年ころから規模を縮小し、OBAMA食のまつり関連イベントの一環となっている。

OBAMA食のまつり
( 10月中旬 )スケジュール2010
小浜市と姉妹都市奈良市と川越市の物産展と小浜市の食文化や食育をアピールする食文化フェア。さらに今はやりの各地のB級グルメを紹介する屋台村が加わったことで、みんなで楽しく食べて味わうイベントとなった。小浜市の公認ゆるキャラ「さばトラななちゃん」もPRに一役買っている。

海のシルクロード
音楽祭
( 10月中下旬 )スケジュール2010
小浜は大陸からシルクロードより伝承されてきた文化の海の玄関口と称されることから、2001年・市制50周年の記念イベントを基に催されている音楽祭。
会場は文化に縁ある古刹、羽賀寺、明通寺、万徳寺。演奏される楽器は、筝、琵琶等の日本古来の雅楽器からサクソフォーンやアコーディオン等の洋楽器、また、インドや中国等の珍しい古楽器もある。
古刹のゆかしい雰囲気の中で奏でられる音色に現在と悠久の昔の間で想いを巡らすのも一興である。

鯖街道
ふれ味道中
( 11月3日 )
JR西日本、滋賀県・今津〜福井県・上中町リゾートライン早期着工と関係市町村の物産販売促進を目的として始められたイベント。江戸時代の旅装束姿の関係者及び観光客の一行が、若狭鯖街道の一つ今津から朽木、熊川を通って小浜市・泉町までのルートを移動する。小浜では物産展が開かれ、鯖街道ゆかりの品が並び、泉町では「放生会祭り」の鈴鹿区の大太鼓が、道中行列の到着を歓迎する。只今、休止中