ぴょんぴょん丸の判定時の状態と現在の状態。病院の診断に付いてや初診の裏技攻略法。

   判定と診断

  ちなみに我が子『ぴょんぴょん丸』の家庭児童相談所での判定時の状態は自閉症の主な傾向のおもちゃの車のタイヤをくるくると回す・目合わせが出来ない・一人で遊ぶ・クレーンをする・つま先歩きをする・くるくると回る・指示が全く通らない・椅子に座れない(常動)・走り回る(多動)・発語が無い(発達性言語遅滞)、その他のチェック項目(本をパラパラとめくる・鏡をじっと見続ける等)は問題が無かったですが、これにより自閉症傾向 B-1 の判定が出ました。

先に述べたチェック項目等により判定士が判断しますが、個人的な考え方ですが逆にチェック項目の事柄を全くしない健常児の方が存在しないと思いますし、判定士の短時間での観察や子供のその時の調子にもよると思います。判定士の判定ミスは約20%以上と言われています。

 現在のぴょんぴょん丸は、おもちゃで正しく遊び・目合わせが出来・他の子供と少し遊べ・クレーンはあまりしない・椅子に座る・手を繋いで歩くのが好き・簡単な指示は通る・発語はまだ少ないです。だいたい2カ月位でこの状態になりました。

 次に病院での診断についてですが、ICD-10,DSM-Wの病院用のカテゴリー別チェック項目があり、各カテゴリーに対していくつチェックが付くかという事と、脳波やCT等の医療的検査をし診断を下しますが、脳波の異常は対象児全員にあるわけではないので、主に先に述べたチェック項目が主体になります。

病院(というか医者)は3つのタイプがあると言われています。誰でも自閉症と診断するタイプ・検査ばかりで「様子を見ましょう」としか言わないタイプ・時間を掛け自閉症か否かを診断するタイプ等があり、診断を下すタイプの中には、絶対撤回はしないタイプと撤回するタイプがいます。
何故に色々なタイプが存在するのかは、自閉症とは千人おれば千種類のパターンが存在すると言われている病気という事と、決定的な治療法が存在しない為です。つまり普通に問題なく生活できる病状の人も存在しますし、その逆も存在し程度もさまざまです。

また病院での治療は基本的に薬物治療をとっている病院が多く、くすりと言っても自閉症を治す薬というよりは多動を抑えたりする薬等が処方されるだけです。稀に頭蓋骨が脳を圧迫している等の特殊なケースに外科的な手術を施す事もあります。

人気のある病院(人気が有るからといっても信頼出来るとは限りません)は初診に2年待ちという所もあります。

療育にも力を入れている病院も存在しますが極めて少なく、人気のある病院では募集があってもすぐに定員が一杯になってしまいます。是非とも増えて欲しい物です。

初診診察の裏技

 完全予約制の病院は無理ですが、目当ての医者の一般外来診察日に早朝早くから飛び込みで初診診察を受けに行きます。とんでもなく待ち時間は長いですし、待っている間病院から離れる事も出来ませんが、よほどの事が無い限りその日中には診察は終わります。何時間も待つ事が困難な子供さんが多いと思います、初診予約で何年も待つのとどちらが良いかは個人的な判断です。
 
 


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当HPで書かれている療法だけが全てではありません。他にも色々な療法が存在しますが、色々試した結果我が子には一番この療法が合っていました。皆様のお子様も色々な療法を試され、お子様にとって最良の方法を探して見て上げて下さい。