最近に障害が有ると告知された方に
薄々わが子の遅れを感じていたとはいえ、いざ診断を受けるとご両親はとても大きなショックに打ち拉がれることになります。
中には診断を受けた直後にうつ状態に陥って入院されるお母さん迄あるそうです。
一般に子供に障害が有る又は有るかも知れないと言われると三ヶ月〜半年は立ち直れないと言われています。
私自身もずっと引きづりました。
はたしてその診断は本当に正確なのでしょうか?
2歳児検診や3歳児検診で自閉症との診断を受け、その後、正常な発達を遂げた子供たちを少なからずいます。
中には早期療育の成果であったケースもあるかも知れませんが、自然に放っておいても脳の成熟にともなって正常な子に育つ場合も有るみたいです。
知能が不変であるとか、性格の偏りは正せないというのはかつて、研究技術が進んでいなかったころの専門家の思い込みに過ぎなかった可能性もあるのです。判定が出たからと言って希望を失うことはないのです。
万が一にも可能性があればその可能性に賭けてみましょう!出来る限りの努力をしてどうにも成らなければその時点でもう一度体態勢を立て直せばよいのです。
子供に何かしてあげたい方や、うちの子供は少し遅れているだけで自閉症では無いと信じて居られる方(私もそうですが)。
悩むよりも行動です、特に私がお薦めする行動療法を始めるには早ければ早いほど効果があると言われていますし、また健常児にも有効とされています。知識も技術も年々進歩しています。
例え、判定が正しいものであったとしても、子どもたちには明日があるのです。
最近出合った方で「自分の子供は特殊学級に入れるから」と言われた方がいます。
色々試しての結果ならば諦めもつきますが、取り合えず色々と試して見るべきだと思います。
どんな人にも子供の未来を奪う権利は無い、子供の未来に道が付いた時に私達親の未来も拓けると私は思います。
全てに於いて悲観的に考えるのでは無く、絶対に普通学級に入れ、絶対に普通の人生を歩ましてあげるんだと考えて下さい。