種類

★フォーマルーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


   <喜びの場で>
              
留袖〜〜黒地に豪華な裾模様。

                     ミセスの為の第一級のフォーマルドレス。
       
              
振袖〜〜袖丈の長い、おめでた柄の総模様。

                     本来はミスの為のもの。でも、最近は色数を抑えたシックな感じのものや
                     ,裾模様だけのものなんかもあって、海外のパーティなどではミセスでも着てる人もいる。

              
色留〜〜留袖の黒い部分が色付きになってる。

                      宮中ではこれの五つ紋付が正式らしい。
                      晩餐会や園遊会によばれたら、これで どうぞ!ナーンテネ(笑)

    <悲しみの場で>
                  
              
喪服〜〜真っ黒なきもの。小物類も全部黒で統一。
                      悲しみを表す第一級のよそおい。

                      今では、お葬式の喪主が着ているのを見るくらいやね。
                      変にお葬式に着ていったりしたら、愛人に間違われるオソレあり。(笑)

★セミフォーマルーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


      背中一つ紋付
        
    色無地〜〜名前の通り、色つきの模様なし。

                       たいてい背中に一つ紋を付けて、紋付になってる。
                       そうすると、着ていけるフォーマルな場がグッと広がる。

                       生地には光って地模様のある綸子(りんず)と、
                       ぼってりとしたシボのある縮緬(ちりめん)がある。
 
                       綸子の地模様にも色々あって、悲しみ専用の模様、喜び専用の模様、
                       どちらでもいける模様、の3種類。

                       一枚だけもとめるんなら、両方いける模様のほうが無難ですね。
                           
                       地味な色ならお通夜や法事にもいけます。
                       明るい色はやっぱりちょっと無理があるみたい・・・・・・

                       私も昔、色無地で法事にでたことがあります。
                       まだ若かったので、当時の色無地はうすいピンクで、
                       裾に行くほど濃い赤紫っぽくなってるボカシの、とっても大好きな一枚。

                       それに、法事用の、グレーの『花』とゆう字を書いてある帯をしめました。
                       そしたら、まぁ、お花見みたいに華やかになってしまって、一人法事から浮いてました。

                       家に来てくれたお坊さんも、一瞬 「エッ!!」 って感じで絶句・・・・・・・(笑)

                       まぁ、本当に身内だけの集まりでしたからよかったですけどね。

                       やっぱり、法事で着るなら ダークな色です。 

                       明るい色でもダークな色でも、華やかな袋帯をあわせたら、結婚式にもいけます。

                       反対に地味な抑えた感じの袋帯でお茶会へ、これならお手前もできますよね。
                       およばれされる方なら、やっぱりおとなしい柄の名古屋帯でいきましょう。
                       季節感のある帯などをしめたら、グット女がアップしますよ。(笑)

                       入園式や卒園式には格式のある名古屋帯をしめて出席しました。
                       はっきりした模様がないので、帯あわせがしやすいのもいいよね。

                       それから、背中につける紋は正式な<家紋>を染め抜いたもの。
                       色々な華やアゲハチョウなどをおしゃれに図案化した<しゃれ紋>などがあります。

                       最近は自分で勝手に考えた紋をつけてる人もいらしゃるらしいです。

                       ちなみに、ルイビトンのあの柄も日本の家紋からアレンジされたらしいですよ。
                       なんか、ビックリだけど、うれしいですね。(笑)


      背中一つ紋付
            
江戸小紋〜〜 これは一面、細かい柄で埋め尽くされている。
                        遠目では色無地に見えます。

                        柄が細かい程、きものとしての格もあがります。
                        良いところに着ていけるってわけです。

                        こうゆう細かい柄の江戸小紋には紋がついてることが多いです。
                        そうすると、色無地と同じような場所に着ていけます。

                        ドレスアップ(ここでは格を上げるとゆう意味)して、袋帯で各種式典に。
                        おとなしい名古屋帯で正式なお茶会に・・・・・  

                        と、色無地感覚で装える。
  
                        私も、年のせいか、さっきのピンクの色無地が少々気恥ずかしくなってきたので、
                        最近はもっぱらこっちばっかり着ています。(笑)



     
訪問着・付け下げ〜〜洋服でいえば、パーティドレス。
                        どんなに大勢の人がいるところでも負けません。

                      
 訪問着はきものの形に仮仕立てしてから模様をつけるので、
                        まさに、きものの上の一幅の日本画。

                        こうゆう模様のつけ方を、絵羽模様って言います。
                     
  ため息の出るような、きれいなのがたくさんありますね。<まとう 日本画> ですね。

                        でも、それだけに街中ではとっても浮いてしまいます。なんか 落ち着きません
                        「あ〜〜 浮いてるナ」って・・・・・・・(笑)

                        やぱり閉ざされた空間で、目一杯おしゃれしたい時にこそ、
                        その力が発揮されると思います。
                        ホテルでのセレブなパーティ、洒落たフレンチレストランでの結婚式、展覧会や発表会。

                        でも何処よりも着て欲しいのは、海外でのパーティ。
                        自分の国の文化ですもの、胸をはって、紹介して下さい。

                        残念なが私はこの先も、海外でパーティに出席するような事があるかどうか・・・・・・・
                        まぁ、無いでしょうね!(笑)

                        ですから、私の代わりに、どうぞどうぞ、その機会のある人は 是非、お願い!
                        え〜な〜、うらやましい!!(笑) 

                        外人さんが、肌もあらわにイブニングドレスを着ているとき、
                        あなたは訪問着か付け下げで、しっとり女らしく、
                        そして 華やかに ドレスアップしてみたらどうでしょう?

                        きっと、女っぷりが二・三十倍にはなってると思うよ。(笑)
                        彼もそんなあなたに惚れ直したりなんかして・・・・・・・LOVE&LOVE?(笑)

                       
                        黒地に豪華な古典柄の訪問着に、振袖の時の銀のこれ又豪華な古典柄の袋帯をしめて、
                        ホテルでの姪っ子の結婚式&披露宴に出た事があります。
                        
                        披露宴って、椅子に座ってる事が多くて、下半身が全然見えませんよね

                        ですから、留袖より訪問着のほうが華やかでとってもよかったよって、
                        たくさんの人に言われました。

                        黒地ってゆうのはそれだけで、改まった感じがしますしね。

                                             
                        付け下げは訪問着と違って、反物のまま模様をつけます。  

                        ですから、訪問着よりは簡単な柄付けが多くて、アッサリした感じになります。

                        場所によっては、そのアッサリさが現代的でしっくりくる時もありますね。

                        柄の雰囲気にもよりますが、訪問着では 「ちょっ〜と、おおげさ?」 ってゆう時、
                        私は付け下げにします。
                        
                        モダンな抽象柄の付け下げなら、現代の建物にもマッチして、とってもいい感じ。

                        ゴージャスすぎないところが、このきものの いいところ でしょうね。
                       

★カジュアルーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


       紋なし
          
江戸小紋〜〜紋付きじゃない、小粋な柄の江戸小紋もたくさんあります。
                      そおゆうのは、あわせる帯によっていろんなシーンに着ていけます。
 
                      モダンな帯をあわせれば、洋服が多いなかでも違和感なく着こなせます。

                      また、おしゃれな染めや織りの名古屋帯をあわしたら、街中でも悪目立ちしません。
                      ショッピングやお芝居、同窓会と本当に、幅広く着れるきものです。

                      持ち味は<江戸風の洒落た小粋さ>でしょうか。
                      それをこわさないような帯選び、小物使いがポイントかな。


         紋なし
           
色無地  〜〜これを街着として着るのは、最近の傾向です。

                      色無地はその名の通り一色のきものです。
                      単色であるとゆうことが現代建築でイッパイの街中でも、不思議と調和するんですね。

                      そして、なによりそれを着ている本人が落ち着くのです。

                      一色ですので、たいていの人は自分の好きな色を求めると思います。
                      自分の好きな色だけに包まれているのですから、落ち着かないわけがないですよね。
                      
                      紋をつけない、もしくは個性的なオシャレ紋の色無地は、これからもっともっと活躍していく
                      きものかもしれません。


             
 小紋〜〜 これは、プリントのワンピースだと思って下さい。

                      きものでおでかけ する時の代表選手。
                      いろんな模様によって、こんな風に考えられます。

                      
豪華な印象の金箔をつかった、古典模様の総柄 (京友禅)
                      
地あき部分の多い、大柄の古典模様 (京友禅)

                              ●華やかな印象の総模様

                      
古典模様でも、小さな飛び柄 (京友禅)                      
                      
色数の少ないシックなかんじの総模様
                      
沖縄を連想させる紅型小紋(沖縄名産やから当たり前か?(笑))
                     


                      この他にも詳しくわけたらキリが無い位、小紋の模様っていっぱいありますね。

                      そりゃすですよ。ワンピースの模様なんかを分けきれないのと一緒ですもの!(笑)

                      上二つは、帯も古典柄の豪華なものをしめたら、
                      少しあらたまった場所にも着ていくこともできます。

                      その次のは、華やかやだけれど、重みはなくて、全体に軽やかなのが持ち味。
                      だから帯もそゆうものを合わせます。

                      こうすると街着とゆうよりは、ヤッパリ晴れ着。ちょっとドレスアップしたい時にいいですよね。

                      もちろん小紋ですから、カジュアルな名古屋帯でドレスダウンして、着ることもできます。

                      帯によって、様々な表情を見せてくれるのも、
                      こおゆうカジュアルなきものを着る楽しみのひとつですよね〜。♪
 
                      しゃれ袋、織り名古屋、染め名古屋 いろんな帯を合わせて、気軽に、気楽に、楽しみましょ。


               
 紬〜〜これは、今の時代には一番便利なきものかもしれません。
                      あなたのセンスで、すてきにコーディネイトできます。

                      紬といっても、色んなものがあります。
                    
                      
有名な 大島紬 や 結城紬 などの超高級品。 
                       
                        大島は他の紬と違って、絹糸で織られているのが特徴。
                        独特のなめらかな風合いをかもし出します。

                        結城は上質の細糸で織られていて、
                        着れば着るほどいい着心地になってくるってゆうもんです。

                        もし、お母さんやおばあちゃまが持ってたものを貰えるんなら、とってもラッキー!
                        宝くじに当たったようなもんです!!(笑)  大事に、大事に 着ましょうね。 


                 
カジュアルな格子や縞、絣など

                       格子柄は洋服のチェックと一緒です。縞はストライプですよね。
                       絣もようも色んなのがあって、楽しいですよ。
  
                       ざっくりした風合いの絵絣や格子、縞なんかはカジュアルシーン向き。
                       反対に細かい絣模様の凝ったものは、よそ行き着として着る事が多いみたいです。


                 
紬地の色無地

                       無地の色無地をもってると、楽しいですよ。
                       何より 「この帯がしめたい、この帯を皆に見てもらいたい」ってゆう時にうってつけです。
 
                       帯ひとつで雰囲気がガラリと変わるから、おもしろいのなんの・・・・♪♪♪
                       やめられません!(笑)

                       紋をつけたものでしたら、気軽なお茶会にも着ていけますよ。
 

                 
紬地の訪問着 (訪問着と同じ様に、絵羽模様になってる)

                       
やわらかものの訪問着よりはカジュアルになります。
                       個性的なおしゃれなよそ行き着って感じですかね。

                       最近はこれを着て、パーティに出席す人も多くなったらしいです。

                       さりげなくて、珍しくて、凝ってるから、通のおしゃれ心をくすぐるんでしょうね。(笑)

                      
紬地の小紋

                       紬地の素朴な雰囲気をそのまま生かしながら、
                       飛び柄として絞りや型染めをのせた趣味性の高いきもの。

                       これも、いわゆるやわらかものの小紋とは一味違う、上級カジュアルなお出掛け着。
                       凝ったきものです。


      木綿のきもの〜〜日常的にきものを着る人の普段着。とは言っても、それなりの値段はします。

                       最近は機会織りの安いのもでてきてるようですが、
                       他のきものと同じで、機械まかせから人間国宝が手がけたものまで、ピンキリです。

                       そんなわけで、せっかくそこそこのお金をだして買ったから、
                       とゆうわけでもないでしょうが、気軽な街着として着られる事が多いようです。


          ゆかた〜〜夏の風物詩としても定着しましたね。
                       今年もかわいいギャル(死語?!)をたくさん見せてもらいました。
                       ほんと、色も柄もいっぱいありますよね。

                       でもそんなんは、かわいいギャルにまかしといて、私くらいの年齢になったら、
                       伝統的な紺と白の色で染められた<大人のゆかた>をしっとりとまといたいもんです。

                       暑い夏の真っ盛りに着るんですから、
                       見た目に涼しく、すっきり、しゃっきり、かっこよく着たいですね。


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染めのきもの と 織りのきもの がある。
織りのきものはどんなに高価でも、カジュアルなもの。
フォーマルには向きません。

ここでも、紬までは 染めのきもの、紬より下が 織りのきもの とゆう事になります。


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きものには、いろいろな決まりごとがあります。

でも、今ではあまりかたくるしく考えることはなくなってきました。

が、最低限の知識は、やはり無いよりはあったほうがいいですよね。
知識が無いと、店員さんに質問することもできませんから・・・。

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