帯も細かくわけると結構あるんです。
でもここでは、普段着る時に「これだけ知ってたら大丈夫!」ってゆう事だけを集めました。
■ 種類
帯のかたち、仕立て方それからその帯の用途によって、こんな風に分かれます。
▼<袋帯>〜〜 形が袋状になってるから、こう呼ぶ。織り帯が圧倒的に多い。
<礼装用> 金糸、銀糸を用いて、織り上げられた豪華絢爛な袋帯。
フォーマルやセミフォーマルに向きます。
<お洒落用> 金糸、銀糸の入らない、趣味的の要素の濃い、お洒落な袋帯。
しゃれ袋とよんで、小紋や織りのきものに合わせる。
▼<なごや帯>〜〜お太鼓が一重で、胴に巻く部分の帯幅を最初から二つ折りにして仕立てる事が多い。
袋帯より 丈(帯の長さ)が短く、扱いやすい。
袋帯がキチンとした帯なら、こちらはカジュアルなおしゃれ用の帯。
織り と 染め がある。
抽象柄や四季の花など、いつでも締めれるものもあれば、
季節限定のその月にしか締められない帯もある。(染めの帯に多い)
もちろん、季節限定の方が、『おっしゃれ〜』 ですよね。
<織りなごや> 帯に対する模様の量によって、こんな風に呼ばれます。
全通柄(帯全体に模様がおりこんである)、
六通柄(大体六割くらいの模様が織り込んである)とか言われます。
又、前帯(帯の身体に巻く部分)のとお太鼓にだけ柄のあるものを、
ポイント柄と呼んでいる。
ポイント柄よりは、全通の方が締めやすいです。
とゆうのは、全通はどんな風に結んでも柄があるわけですからね。
ポイント柄の帯は、お太鼓にうまく柄がでたと思ったら、
胴のほうが横にずれてたなんてこともよくあります。
古い昔の帯などは、少し短かったりするので、きれいに柄をだそうとすると
帯がたりない・・・・・・・なんてことも時々あります。
そんな帯でも、少し工夫すれば、使うことができますよ。
もしお母さんやおばあちゃんから頂いた帯で、気に入っているんだけど短くて使いにくい
とゆうのがあったら、一度これをためしてみてください。
短い帯でもまけるようにする裏ワザです。
どんなタイプの帯でも、きものでも言えることですが、
自分の体型を知るって、とっても大事です。
。
[Be a KIMONO-Beauty! Shopping〜お値打ちきもの6つの条件]でも
きものの寸法のお話しをしましたよね。
帯でも一緒です。
手持ちの帯がなかったら、誰かに借りてでも、
「私の体型なら、いったい最低何メートルあれば帯が結べるのか」
だけは、知っておきましょう。
昔の人は小柄でしたから、きもの同様、帯も短かったりするわけです。
私も頂いた帯のなかには、どうしても短くて使えないなんてものもあります。
そうゆう時は、子供の半幅帯に仕立て直してみたり・・・・まぁ、柄にもよりますけどね。
最後は、テーブルクロスや袋ものにしたり。
最後の最後まで、大事に大事に使いたいですね。
<織りなごや>のなかには、
格調の高い模様を金銀糸や金銀箔糸で表したものもあります。
これが結構スグレモノなんです。
いわゆるこの 『格式のある名古屋帯』 ってううのは、
柄や見た感じは袋帯のようで華やかなキンキラなんですね。
でも、仕立て方、つまり縫い方が名古屋帯になってるわけです。
袋帯より短いから一重のお太鼓にしか結へないんですけど、と〜〜ても便利!!
「子供の用意もしないと! 自分の用意もまだなのに!!」って時に
いつもと同じ感じで用意ができてしまいます。
一枚あったら、ホント 便利だと思いますよ。
これは、私ののおすすめの格式のある名古屋帯です。
<染めなごや> 色々の風合いの生地に模様を染めたもの。
色々な生地に絵を描いていくわけやですから、
その種類も織りなごや帯以上。
あなたのセンスであなたのおしゃれが楽しめるよ。
桜といっても、つぼみ、咲き初め3分咲き、五分咲き、満開、散り初め、落花盛ん
とあるように、帯にもその通り、色々の柄があります。
まさか そんなに細かく揃える事はできませんけど、
四季折々の帯があれば、
おしゃれの幅が、う〜〜んと広がるのは間違いないでしょう。
<袋なごや> 織りが主流で、古典柄からモダンな柄まで、色々。
なごや帯と長さは同じ。
でも、幅がなごや帯より少し狭いです、
八寸(だいたい25〜26cm)なので、八寸なごやとも呼ばれています。
それに、それ自体がシャッキ!っとしてるから帯に芯を入れる必要がなく、
お太鼓部分の両端をかがるだけでいいから、かがり帯ともよばれているんです。
とっても、しめやすい、便利な帯です。
気軽な小紋の着物に、とっても良く合います。
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