第3回こども竜王戦 京都 の結果報告

11月28日(日) 仁和寺 御室会館

 無差別クラス16名、Aクラス小学生高学年の部32名、Bクラス同低学年の部32名、Cクラス初心者の部36名の計124名にて開催されました。

 以下の方が入賞されました、おめでとうございます。

 [無差別クラス] 
優勝 松村天歩(4勝0敗)  準優勝  松本大地(3勝1敗)

・3勝1敗となった人が4名ありましたが、内3名はスイス式ルールではポイント差がつかず、あらためて一手20秒のトーナメントで順位を決定しました。3勝1敗の4名の順位は、2位 松本大地君、3位 岡本進作君、4位 平井湧真君、5位 谷川太郎君となりました。               
・無差別出場名から選ばれた山﨑樹志君が、佐々木海法女流2級から記念の指導対局(平手)を受けました。途中までは互角以上の健闘でした。


 [Aクラス小学生高学年の部] 
優勝 谷口陽飛(5勝0敗)   準優勝 曽我聡祐(4勝1敗)

・スイス式トーナメント5回戦を行い、谷口君が全勝で優勝しました。次ぐ4勝1敗者は5名でしたが、ポイント(対戦相手の勝ち数の合計、次に自分が勝った相手の勝ち数の合計)により順位を決定しました。準優勝は曽我聡祐君、3位 稲田翔太君、4位 田畑優君、5位 村尾礼君、6位 神崎泰士君となりました。


 [Bクラス同低学年の部] 
優勝 植松幹太(5勝0敗)    準優勝 澤田龍平(4勝1敗)

・スイス式トーナメント5回戦を行い、全勝の植松君が優勝しました。4勝1敗者のうち、ポイントにより準優勝は澤田龍平君となりました。ほかに永山遥真君、塚本龍之介君、友岡頼斗君、森晴陽君の4名が4勝1敗でした。持ち時間をほとんど使わず、開始早々終局してしまう将棋がかなり目立ちました。


[Cクラス初心者の部] 
優勝 田村航基(13勝1敗)   準優勝 音野幸人(12勝0敗)

・勝ち数の多さ、次に対局数の多さを評価して順位を決定するという、ほかのクラスとは違う方法で対局しました。音野幸人君は無敗ではありますが勝ち数で1勝及ばず惜しくも準優勝となりました。ほかに10勝した人は、植松優太君10勝5敗、鈴木耀君10勝5敗、増金聡汰君10勝4敗、西坂淳平君10勝3敗、早田伊織君10勝3敗、河野倫己君10勝2敗の6名でした。

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恒例の「こども竜王戦 京都」が、無事11月28日に行われました。広い会場に興奮した様子も見られましたが、対戦に入るとどの子も真剣に取り組んでいました。結果にかかわらず、いい経験になったのではないでしょうか。優勝、準優勝者にはメダルとともに副賞も授与しました。優勝者には藤井聡太三冠が竜王戦第2局のおやつとして選んだ「くま最中」を、準優勝者には森七段直筆の詰将棋色紙が贈られました。

今回も森信雄七段と中尾修七段、佐々木女流2級には審判や指導対局を行っていただきました。また、会場を快くご提供いただいた仁和寺さま、会場設営や当日の運営にご尽力いただいた皆様にも厚く御礼を申し上げます。

2021年12月11日