台湾旅行記2
2005年4月13日から17日まで、再び台湾へ行ってきました。
行った相手が相手なので、中身が非常に偏っていますが
まあ気にしないで下さい!
※写真はオンマウスで一言コメントあり。
1元=3.5円くらい(2005年4月現在)
台湾旅行記2
一日目の記録
二日目の記録
三日目の記録
四日目の記録
五日目の記録
四日目の記録
四日目ですが今日も今日とて食い倒れ。
今回の日程に週末がかんでいる(水〜日)のには理由があります。
世界十大レストランの一つ、
『鼎泰豊』
で土日祝限定で食べられる小龍湯包を食べる為である。
大変混む店なので開店直後に行こう、と朝食は軽めにすませて出発。
朝食は抜く、という選択肢が存在しないあたりセコイのか食い意地がはってるのか。多分両方。
バスで到着。おお、並ばずに入れたよ!
前回はしばらく隣の書店で時間つぶしを余儀無くされたけど今回はまだ書店開いてないしね!
早速「小龍湯包(290元)と小龍包(170元)、菜肉蒸餃(ハーフ80元)を注文。
半数での注文ができたんで菜肉蒸餃(要するに野菜餃子)はハーフ。
そして、小龍湯包と小龍包を一緒に注文したのは
「小龍湯包が290元で小龍包が170元。はたしてこの違いはスープだけなのか?」
これである。
小龍湯包は小龍包をスープにつけて食べるもの、と聞いていたので確かにこの100元以上の差は気になるところ。
で、結果どうだったかというと。
「同じやな……」
「同じやね……」
多少の違いはあるのかもですがそれほど大差なし。
確かに美味しいけどこの値段を考えると……。普通の小龍包の方がいいや。
ちなみに今更小龍包の食べ方。
・皮を破らないように小龍包をレンゲに取る。
・皮の上部を破る。
・酢醤油をかけ、好みで針生姜と共に食す。
昔某グルメマンガで一気に口に入れる、とありましたがんなことしません。熱いよ。
菜肉蒸餃も美味しくて大満足。
さて腹ごなしがてらふらふらと。
今日行く予定の店(開店時間前)を下見に行ったつもりが素通りしてたり。
とかなんとかしつつ向かったのは建国假日玉市と光華商場。
金土日のみ開催している翡翠の市であります。
まさに玉石混同の山をひやかし。
せっかくですし、素人には真贋の区別なんざぁつくわけないので偽物でも惜しくない値段でストラップを購入。
色んな形のものがある中から必死で好みのものを掘り出すのが楽しいです。
光華商場はいうまでもない、台北のオタクゾーン(電気屋街とも言う)……。
規制が厳しくなったんで海賊版のCD,DVDはほとんどなくなったもののここは古本屋や本屋も併設されており見て回るだけでも楽しいです。
兄が横でグロッキーになっているのも気づかず嬉々としてうろつきまわり。
平凡・陳の画集を購入。台湾の画家さんで画風がとても好きなんです。
さすがに地元だけあって日本より扱いが大きい!
そしてその重たい本類を兄のリュックへ。
お兄さんが血の涙を流してマスヨ?
建国假日花市(いわゆる植木市ですね)も見ながら、今度はちょっと横道にそれてお昼ご飯。
『桂桂香鍋貼専売店』
、ここも前回行って非常においしかったんで。
前の時は「鍋貼(50元)」のみしか食べませんでしたが、今回は「酸辣湯(25元)」も注文。
これでこの店のメニューは制覇した!(笑)←つまり焼きギョーザと酸辣湯しかない
酸辣湯も具沢山で大満足。
再び歩きます。
この日は食べた分を消化させるかのように歩き続けます。
また建国假日玉市から花市に向けてガード下をふらふらふらふら……あやしげな骨董とかも置いてあったりしてこれがまた楽しい。
烏龍茶の屋台で花茶を購入。
安かったから…でも、帰国してから飲みましたがおいしかったですよ? ちゃんと花開きましたし。
さて、そろそろおやつの時間ですね(笑)。
屋台でドーナツをかじりながら(すでに間食してんじゃんか)
『大安森林公園』
(ベゴニアがキレイでした)を抜けて
『氷館』
へ。
夏に台北へ行くのなら是非行っとけ、というカキ氷の専門店です。
近年日本にもいくつか支店が出来ましたが、ここの売りはフルーツたっぷりのカキ氷!
人気の店だけあって、並んでます! なにこの行列!
鼎泰豊で並ばずにすんだ分、ここで並ぶ事に。
「じゃ、待ってる間に向こうでなんか売ってんの買ってくるわー」
……まだ食う気満々。
なわけで行列に並んでいる間に兄が買って来てくれた「胡椒餅(40元)」をぱくぱくと(
『福州』
というのが店の名前のようです)。
んー、肉まんみたいな感じなんですが個人的にはちょっとクセがあるなぁ、と。
何よりデカイ。
値段考えるとまあ納得なんだけど今回の強行軍にはちとキツイ。
そうこうしている間に、順番が来ましたねー。
席も早めに取っとかないと無くなる無くなる。当然屋外のギッチギチの席に相席で地元の女の子やカップルに混ざりこんで兄妹で一つのカキ氷をつついてまいりました(^^;)。
注文したのはマンゴとキウイとイチゴのミックススペシャル160元。
表面を覆いつくすフルーツと練乳。上にはボカンとマンゴアイス。
これは美味しい! フルーツたっぷりなんですごくリッチ。
正直お値段は高いですがその分の価値は大いにあります。二人で一つで十分なほどなボリュームでしたし。
もう疲れた! 足が限界だ!
という兄のもっともな言葉に従い、一旦ホテルに帰還。
(大体義朝さんは自分の基準で人を連れまわしすぎですよ)
足がくたくた……じゃあ、足ツボマッサージをしよう!
そんなわけでやってきました、
『知足健康中心』
。
こちら、なんと泊まっているホテルの隣。素晴らしい立地条件。
ドキドキするくらいボロっちいビルの狭いエレベーターに乗り、降りたら目の前に扉。
中が見えないのでまたドキドキ。
黒服の怖い人とかでてきたらどうしよう!
ビクつきながら扉を開くと、中から出てきたのは若いお姉さん。
今はいっぱいで一時間後ならいける、って事なのでそれまで台北駅周辺を散策。←また足の酷使……
ふと立ち寄ったCDショップで日本のCD沢山あるなあ、と眺めていたら突然見知らぬお姉さんに声をかけられる。
早口でわーっと話されてもこちとらナニを言われてるんだか(ゆっくりでも同じことですが)。
「あのぉ……」と恐る恐る口を挟むとそこではじめて日本人と気づいた模様。
「あらやだゴメンナサイ」みたいなかんじで去って行くお姉さん。
一日一間違われ、まだ継続中。
そろそろ時間だね、って事で再び例のビルへ。
中へ入るとまずぬるま湯に足をつけて健康茶をふるまわれ、いよいよマッサージ開始。
痛い痛い痛い!
思わずうめき声をあげる私。
横にいるはずの兄は静か。本当はいないのか?
痛がっていると施行師が「ここが悪い」と片言の日本語で教えてくれる。
(蛇足ながら終了後悪いところを記した紙をくれるんですが、悪くないところの方が少なかった妹)
しかしなんで足の親指の先がこった肩みたいにゴリゴリいうのか。
自分でさわってもあんな感触ないですって。
そんなこんなで30分。
足ツボって足の裏だけかと思ってたら膝下からマッサージしてくれるんですねー。
また再びお茶をいただいて復活。
これでまだまだ歩けるね!
まさか本当にその言葉通り歩きまくる事になるとは……。
時間も遅くなってきました。
夕食です。
それほど離れてないし、という事で歩いて店まで行く事に。
おお、足が軽い! ビックリするくらい楽。
なので調子に乗った、わけでもないのだけれど地下道を通ったあたりからまた兄妹の寄り道癖が。
わー、日本のキャラグッズ高いー(直輸入品)だのわー古本市やってるーだの言ってふらふらしているうちに目的地を大きくはずれ……(迷子とも言う)。
「……足ツボ効果、切れてきた」
「それよりお腹すいた」
もう九時だしな。
←バカ兄妹!
そんなこんなの末ようやくたどり着いたのは
『青葉』
。
台湾家庭料理の店です。
あいにく満席でしたが時間が時間だけあってすぐに座れました(人生万事塞翁が馬)。
さて、何を注文しよう?
悩んでいると店のおばちゃんがいくつかオススメをあげてくれたのだけれど
それをいちいち却下する兄。
あわわ。
色々食べたいからご飯ものは注文しないでおこう! と牡蠣のからあげ、麻婆茄子、切干大根の玉子焼き、角煮も食べたんだったかなぁ。そしてやっと念願の仏跳墻!
ちなみにこちら、日本語のメニューがあるんですが仏跳墻は「中華スタミナの詰め合わせ」という説明が……。
え、味ですか?
ええ、
中華スタミナの詰め合わせでした。
いや冗談ですが、味はアッサリっぽいんですが見た目ギットリとしているというか…。
そしてスープと思っていたんですがデカいイモが入っていたりして煮込み料理みたいな感じでした。
麻婆茄子も牡蠣も美味しかったのですが個人的にオススメだったのが玉子焼き。
「また地味なもんを…」と言われましたがこれが私は一番美味しかったよ!
そして、このオカズのラインナップで過ちに気が付く兄妹。
「ゴハン……欲しい、ね」
はい、追加で芋粥入りまーす。
このお店の看板商品みたいですよこのお粥。
お、来た来た……
って、デケェッ!
いや確かにさっきからお給仕さんが持ち歩いている白い洗面器はなんなんだろうとは思っていましたが、まさかこれが芋粥の器だったとはね!
しかも困ったことに美味しいんだ……。
結局本日もキッチリ完食。
値段も殆ど見ないで注文しまくって食べまくりましたがお会計は全部で1520元。
なんしか仏跳墻がいいお値段だったんですよ……(確か半分近くは仏跳墻代)。
全体的にはリーズナブルなお店のはずですが。
「ところで兄ちゃんよ」
「何?」
「貴方の当初の計画ではこのあと夜市に行くとか言ってましたけど?」
「これ以上入るか!」
逆ギレ!
だから夜市は別に食べる為だけじゃ……ま、いっか。
満腹で帰宅。
いよいよ明日は最終日です。
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