実践!トイレトレーニング♪その弐 3歳女児のおねしょと付き合う!! | 記事登録日:2012/06/17 |
最終更新日:2012/06/17 | |
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オムツはずしに挑戦すること3回。 3歳3ヶ月、三度目の正直であっさりトレーニングに成功した、我が家の長女ぺーさん。 その後も昼間のトイレでは失敗することなく過ごしていましたが、夜尿;おねしょはなかなか克服できず、母はイライラ。 ただ、おねしょもトイレトレーニングと同じで「付き合い方」にコツがある気がします。 現在は晴れてオムツを完全卒業したぺーさん♪ お母さんたちがなるべくストレスを溜めずにすむような、おねしょとの付き合い方を考えてみました。 |
おねしょガール・ぺーさんの自己紹介 | |
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我が家の長女ぺーさん。 性格は内弁慶。 叱られてもおちょくって返すようなひょうきんモノですが、一生懸命に約束を守ろうと努力するけなげな一面もある子です。 乳幼児期には言葉がなかなか出なくて周囲もたいそう心配していましたが、3歳を越えたある日、突然饒舌に。 何事にも慣れるまでに時間がかかるタイプのようです。 昼間のトイレトレーニングが完了したのは2011年6月のこと。 当時3歳3ヶ月。 トイレトレ完了直後の夏の間は夜間のおしっこもそこそこ調子よくこなしていましたが、寒くなるにつれだんだん失敗する日が増えてきました。 ぺーさんのトイレトレーニングの様子はこちらからどうぞ。 → 実践!トイレトレーニング♪2週間でオムツはずし?? 〜我が家の場合〜 |
長女ペーさん(当時3歳) 2度の失敗を乗り越え トライした3度目のトイレトレで あっさり成功!!したものの 今度はおねしょで またひと悶着・・・ |
幼児期の「おねしょ」について、考えてみる |
赤ちゃんの間は当たり前だった、夜間のおしっこ。 成長と共にこの「夜間のおしっこ」は自然となくなるものですが、それには「抗利尿ホルモン」が大きな役割を果たしてます。 抗利尿ホルモンは、体内の水分量を調節する役割を持ち、尿を制限すべき時(例:大量の汗をかいた)には分泌量が増え水分がこれ以上失われないように働きかけ、尿を排泄すべき時(例:たくさん水を飲んだ)には分泌が制限され、結果的に水分(尿)が外に排出されるのを促します。 昼夜の睡眠バランスが整っている大人の場合、このホルモンは昼間には少なく夜間には多く分泌されるという日内リズムも出来ており、夜間には抗利尿ホルモンが分泌されることで尿があまり作られず、就寝中に排尿しなくてもすむ=自然な形で夜尿をしない機能が整っているわけです。 生後間もない赤ちゃんは睡眠のリズムが一定でないため昼夜をとわず尿が作られその都度排尿も行われていますが、夜間にまとまって睡眠をとる生活リズムが習慣化する6歳頃までには抗利尿ホルモンの分泌リズムが出来上がるのが普通なのだそうです。 4歳以下の幼児期は、この抗利尿ホルモンの分泌リズムが出来上がる途中の時期にあたります。 以上は夜間に作られるおしっこの話。 おねしょを我慢するためには、おしっこをためる側の準備も整う必要があります。 それが尿を溜めておく器官である膀胱の成長具合。 成長と共に発達が進めば溜めておける尿の量は自然と増えていきますが、体の発達には個人差がつきものです。 抗利尿ホルモンのおかげで作られる尿の量が減っても、溜めておく膀胱の容量が少ないとおねしょは防げません。 夜尿をしてしまう子どもはこの点についてもまだ「準備が出来ていない」と言うことが出来ると思います。 抗利尿ホルモンの分泌と、膀胱の発達。 5歳頃までの幼児期は、いずれも「発達途上」と考えることが出来ます。 個人差により、おねしょがすでになくなっている子も、未だにおねしょをしている子も、どちらも普通のこと、と思って良いんですね。 おねしょは本人のやる気とか努力ではどうにもならない「現象」なのです。 「おねしょは叱ってもなおらない」といわれる理由はここにあります。 昼間のトイレがしっかり出来ている子がおねしょをすると母親としては「何かの方法で解決できるのでは?」と思いがちですが、「まだ体の成長が十分でないのかな?」と、まずは母親が視点を変えて見てあげる必要がありそうです。 |
「おねしょは叱って治さない!!」とはいえ・・・ |
「おねしょは叱って治さない」 理解は出来ても、おねしょをするわが子についつい一言言いたくなる、なにか対策になる行動をとりたくなる、のが母心ですよね。 わかります。 私もそうでした。 そもそも、おねしょに対してのんびり構えていられる方は、このページを読んでいらっしゃらないと思うのです。 我が家の場合、娘の夜尿で私が気になったのは、 - 寝入ってすぐにおねしょをしていることがあった - 明け方まで我慢できていたようなのに、起きる直前もしくは起きてからお漏らしをしている気配があった この二点です。 就寝前には摂取する水分をある程度制限し、布団に入る前のトイレを習慣付けていたのですが、この始末。 夜尿は本人の意思に関係ないと言っても、これはなんとかなるんじゃないの??やっぱり本人の努力不足??と思わずにいられません。 3歳というと、おしゃべりも達者になってきますし、親の言うこともかなり理解できる年齢。 そこでついつい、おねしょをしたことについて叱ってしまうわけです。 「おねしょは赤ちゃんがするものだ、悪いことなんだ」と。 この時点では私も「怒り」の感情で子どもを叱っているわけではないのです。 出来るはずなのに頑張ってくれないことへのジレンマというか、やるせなさというか、焦りというか・・・。 静かに諭しつつそういう思いを子どもに伝えているつもりなのに、まったく反応が無い(効果が無い)日々が重なると、だんだんと叱る口調や言葉がきつく乱暴になっていく自分に気が付きました。 しかしながら、 おねしょをしたことを叱っても、おそらく改善はしません。 これは経験上痛感したことです。 うちの場合は、むしろ叱ったことでおねしょがひどくなった時期もありました。 「おねしょは叱らない」 子どもをなるべく叱らずに、思いを伝える。 そして、「ついつい言いたくなる」気持ちを上手に逃がす対処法を、私なりに考えてみました。 |
気持ちがちょっと軽くなる??おねしょへの対応の仕方 | |
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言い方を変えてみる まずは「おねしょ」という呼び名。 大人にとって「おねしょ」は「おねしょ」、そこはかとなくマイナスなイメージを伴う単語ですが、小さな子どもには意外に事の重大さが伝わっていないようです。 「おねしょ」が何なのか分っていないと言いますか・・・。 そこで我が家では「お布団でおしっこをする」という言い方に変えてみました。 「おしっこは、トイレでするものでしょ?お布団でおしっこするのは、ママは嫌だなぁ」という風に。 何でおねしょがダメなのか、を端的に説明するのにはかなり効果的だった気がします。 就寝支度にひと工夫する おねしょ対策グッズには色々あり、それぞれに長所・短所があります。 詳しくは次の項目で比較したいと思いますが、我が家では紙オムツを利用していました。 言うまでも無く紙オムツを使えばママ的には手間なく楽ができるのですが、使用感が快適なことから、おねしょを子どもに自覚させることが出来ないのでは?という不安もありますよね。 そこでおすすめなのが、パンツとオムツの二重履きです。 まずはパンツをはき、その上からオムツをはかせます。 こうすることで本人にはぬれてしまったことがわかりますし、余計なおしっこはオムツがカバーしてくれるのでお布団が汚れる心配もありません。 この方法は私が色々悩んでネットで情報を集めている時にどこかの掲示板で目にしたものですが、実践してみてなかなか良い案だと感心しました。 さらに我が家では、おねしょをしてしまった朝には、汚れたパンツ等の後始末を自分でさせていました。 パンツを洗って洗濯機にいれ、使い終わった紙オムツをゴミ箱に捨てる。 慣れない手つきでパンツを洗う様子など、子どもなりに一生懸命な姿を見ると「この子も頑張っている」と心から応援する気持ちが芽生えました。 見る人が見れば虐待と取られるかも知れませんが、子どもにしてみれば努力で直せないこと(=おねしょ)で叱られたり不機嫌になられたりするよりかはよっぽど良いのではないかと・・・。 私(母親)が後片付けをすべて引き受けて多少でも後ろ向きな気持ちになるよりはよほど良かったと思っています。 お気に入りパジャマでやる気をUP! 毎度同じ手で恐縮ですが、おねしょ対策でも「お気に入り大作戦」をやってみました。 お気に入りのパジャマとそうでもないパジャマ、二着を用意。 おねしょをしなかった翌晩はお気に入りのパジャマが着られるという・・・。 ですが、トイレトレーニングの時と違い、おねしょについては本人の意思ではどうにもならないケースも多いので、実際には子ども自身のやる気がUPしたところでたいして効果は上がらないというのが現実です。 ただ、「お気に入りのパジャマを着られる=おねしょを我慢できた」という達成感・満足感を与えるには効果的な方法だったと思います。 |
パンツとオムツの二枚履き おねしょをすると ぐっしょり感が本人にわかりますが お布団への被害はありません |
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おねしょをしてしまった朝 汚してしまったパンツとオムツを 自分で処理 ガンバレ! |
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右がお気に入りのお花のパジャマ 左が格下(?)のてんとう虫のパジャマ おねしょをしなかった日の晩には お気に入りのパジャマを着る権利が♪ |
おねしょ対策グッズのあれこれ |
おねしょと上手に付き合うには助っ人(=おねしょ対策グッズ)が不可欠です。 対策グッズにはいくつか種類がありますが、やはりそれぞれにメリット・デメリットがあります。 誰でも無駄な買い物はしたくないと思うもの。 以下に私が思うところの特徴をまとめてみましたので、購入を迷っておられる方は参考にしてみてください。 夜用・紙オムツ ムーニーのオヤスミマンに代表される夜用の紙オムツ。 一般の紙オムツとの違いは吸収量の多さです。(ムーニーでは同社ビッグサイズオムツの3倍の吸収力だそう) 使用するメリットはなんといっても手軽さと後始末の簡単さ。 加えて以下に挙げる再利用可能な布製品よりも吸収力が高く、寝具への漏れを心配しなくてよい安心感も◎。 ただし、1枚70円前後と高くつくのが難点です。 幼児期であれば一般の紙オムツで十分一晩に対応できると思いますが、おしっこの量や排尿時の勢いによっては普通のオムツではもれてしまうことも・・・。 そういう場合には夜用紙オムツを使用するほうが安心です。 紙オムツが吸収できる尿量について、各ブランドの情報を探してみましたが、HPなどを見ても具体的な数字は見つかりませんでした。 某掲示板のまとめサイトで以下の文章を見つけましたので参考にしてみてください。 「朝、パンパから許容量オーバーで下におしっこの雫が水溜りを作っていての時の量が430ml。 オムツ全面が満遍なく吸収していたので、パンパBIGは430mlが限度のようだ。 ぐっすりパンツ(BIG大サイズ相当)は550mlでも余裕。 だけど、中央におしっこをしすぎると足回りが引っ張られて漏れてしまうことが たまにある。 オヤスミマンは580mlまで吸収できることまでは確認した。」 出典元はここ レス151番の方の発言です。 (ぐっすりパンツはメリーズの商品ラインでしたが2012年5月頃より製造が中止されています) 夜用紙オムツはパンツタイプ以外にも割安なパッドタイプがピジョンやグーンから販売されています。 おねしょパンツ 就寝時にはくおねしょ用のパンツ。 紙オムツのように使い捨てではない点が一番のメリット。 ただ、デメリットがかなり多いです。 まず、一枚の単価が高いこと。 洗い替えを考えると最低2枚は必要で、その上に予備も用意するとなると結構な出費になります。 次に洗濯の問題。 吸水層が厚くなればその分乾くのに時間がかかりますので、季節によってはその対策にも手間がかかることに・・・。 おねしょの改善が長引けばその分元は取れますが、その時にはサイズアウトしてしまう可能性もあります。 場合によっては買い換えの必要性も出てきますので、予備まで一気に購入するのは考えたほうがよいかもしれません。 また、おねしょをするタイミングによっては一晩中パンツが蒸れた状態で過ごすことになり、肌が強めの子でも高い確率で肌荒れを引き起こしがちです。 娘もトイレトレ用のトレパンで寝たことがありますが、その際ひどいかぶれに悩まされることになりました。 (ちなみにうちの娘は、普通の紙オムツではオムツかぶれなどになった経験の無い、どちらかというと肌の強い子です。) 吸収できるおしっこの量は、例えばこちらの商品で110mlとなっています。 「110ml」が一晩のおしっこ量に対し十分なかどうかは個人差によりますのでなんとも言えません。 ちなみに、トイレトレーニング用のパンツはメーカーにより違いはあると思いますがおおむね6層で120ml・4層で60ml・3層で20ml程度のおしっこの吸収能力があります。 おねしょパジャマ ズボン部分にはっ水加工が施してあるパジャマ。 商品説明ではこのおねしょパジャマのみでも少量のおねしょであれば布団を汚さない程度の防水力があるように書かれていますが、吸水布はついてないためおねしょパンツ等とのダブル使用が必須のようです。 値段的なことも考えると、おねしょパジャマを利用する特段のメリットは思いつかないのですが、夜用オムツやおねしょパンツのように丸っきりのおねしょ仕様でない、という意味では需要があるようです。(本人がオムツを嫌がるか、お泊り会などでのさりげないおねしょ対策とか) 楽天ではおねしょズボンとおねしょパンツのお得なセット販売があります。 このほか防水布付きおねしょズボンのみの販売もあります。 おねしょシーツ・おねしょパッド おねしょをする本人でなく、敷布団のほうに施す対策です。 おねしょシーツは購入しておけば長く使えますので便利な商品ではありますが、おねしょが毎日のこととなると洗い替えの用意や洗濯対策など、おねしょパンツ以上に大変です。 どちらかというと、ある程度おねしょが改善された時期に保険的に使用するのにおススメの商品ですね。 また、お手ごろ価格の商品では防水がしっかりしたものほど「カサカサして硬い・熱を逃がさず蒸れる」等、寝心地が悪くなるようです。 質感の良いもの(例えば東京西川のこちらの商品)はその分お値段が高くなるので、どちらにするかは悩みどころです。 我が家ではベビー布団用の敷きパッドと防水シーツを娘の腰の辺りに敷いて使用していました。 子供は寝相が悪いので万全とは言いがたいのですが・・・ 夜オムツを卒業して以降、これまで本格的なおねしょをしたことがないので残念ながら効果のほどはわかりません。 |
夜尿治療をヒントにおねしょ対策 | |
「夜尿」で治療が必要と判断されるのは6歳くらいが目安のようですが、幼児についても夜尿治療で使われる方法はおねしょ改善へのヒントになります。 膀胱の容量を大きくする訓練 夜尿治療では、夜間に作られる尿を膀胱に溜める量を増やすため、おしっこをなるべく我慢させて膀胱の容量を増やす排尿抑制訓練をします。 これは主に膀胱におしっこを溜められない膀胱型のおねしょの子に行われる訓練ですが、幼児にもそこそこ効果がある気がします。 例えば、子どもが「トイレに行きたい」と言ってもすぐには連れて行かず、少し我慢させてみます。 一緒に遊んだりテレビなどの食いつくネタを与えて、少し気を紛らわせつつ様子見。 これを繰り返すことで膀胱の発達を促します。 (あまり我慢させすぎるともらしてしまうかもしれないので、ほどほどにすべきですが・・・) うちの娘の場合、若干頻尿のけがあったのですがこの訓練のおかげでトイレの間隔が空くようになりました。 これまでずっと自宅で過ごしてきたため、尿意を感じたらすぐにトイレに行けたのが頻尿の原因だと思います。 おねしょについての効果のほどは分りませんが、尿意を我慢する感覚は身に付いたようです。 摂取する水分を見直す 本格的な夜尿治療では夜だけでなく一日に摂取する水分を見直して調節するようですが、幼児期の場合はそこまでする必要は無いと思います。 特に小さい間は夜といえどもあまり水分を制限するのは好ましいことではないようなので、個人的には、本人が欲しがるようであればきちんと水分を取らせてあげたほうが良いと感じています。 ただし、夕食の内容に気をつけてみるのは有効だと思います。 例えば味の濃い食事は喉が渇く原因になり、余分な水分を摂取する原因になります。 また、食後のデザートなどに甘いものを食べると喉も乾きますし、糖分には利尿作用もあるそうなので、食べた時間によってはそれが原因でおねしょを引き起こすこともあり得るので注意が必要です。 体を冷やさない これは大人でもそうですが、体が冷えると膀胱の緊張が高まり尿が出やすくなります。 寒さにより、膀胱に溜められる尿の量が減るわけですね。 ですので体を冷やさない対策もおねしょ防止に効果があるといえます。 寒い時期に暖かくして寝ることも大事ですが、夏場のクーラーの掛けすぎにも要注意です。 その他、入浴方法や就寝具のしつらえ方、就寝時の服装などに注意し、「体を冷やさない眠り」の工夫をします。 この他、詳しくはこちらのサイトが参考になります。 - おねしょねっと おねしょの生活指導と治療 |
ぺーさんの「おねしょ」に効果絶大だった「秘策」とは・・・ | |
さて、ここまで私が実践した・経験した・検索したおねしょ情報についていろいろ書いてきましたが、実は、ペーさんに効果絶大だった秘策とも言うべきおねしょ対策があります。 実はこの記事を書こうと思った最大の動機がこの「秘策について」でした。 それはズバリ・・・!! 「早寝早起き」です!!! 「えー、何それ??」 と、思われるかもしれません。 「当たり前じゃない、子供は早寝早起きが基本でしょ??」というお宅のほうが、実は大半かも? でも、すいません、うちでは遅寝が習慣になっていたのです。 言い訳にはなりますが、うちの主人の帰宅時間は大体いつも夜9時前後、もしくはそれ以降・・・。 娘二人を私一人でお風呂に入れるのは大変で、ついつい主人が帰ってくるまで待つ生活に・・・。 主人が帰り、夕飯を済ませ、お風呂に入り・・・なんだかんだをしているうちに子供たちの就寝時間も深夜11時・12時が普通になっていました。 朝は子供たちも早くに起きる習慣がついていたので、この「遅寝」がそこまで大問題だとは思っていなかったのですが・・・。 前項で挙げた夜尿治療について書かれたサイトには、実は早寝早起きについても記述がありました。 おねしょ改善のキーワードである「抗利尿ホルモン」はきちんとした睡眠をとることで安定して分泌されるようになります。 そのリズムを作るためにも、早寝早起きを中心とした健康的な生活習慣は夜尿治療の基本になるそうなのです。 就学前の幼児の場合、夜間の睡眠時間は10時間以上が理想とのこと。 朝の7時におきるとすると、夜の9時就寝が理想、ということになります。 この話を聞いて以来、我が家ではなるべく娘たちを9時までに寝かせるようにがんばってみることにしました。 ですが、実際問題、9時までに子供を寝かせようと思ったら、親はも・の・す・ご・く・大変です!! 夕食をいただいた後もゆっくりする暇はないですから。 効率よく動いているつもりでも、時間があっという間に過ぎて、毎日「もう9時!?!?!?」って感じです。 専業主婦の私ですら大変だと思うくらいですから、兼業の方はもっと大変だと思います。 でも、 この「早寝早起き」は家族ぐるみで頑張ってみる価値が、絶対にあります。 うちの娘の場合、 2週間程度で夜尿の量が減ってきて、1ヵ月後にはおねしょが止まりました。 昼間のトイレトレーニングが完了してから半年後、2012年2月の話です。 今までの苦労はなんだったの???と、拍子抜け。 長期戦に備えて買いだめしたBigサイズのオムツは今のところ押入れの肥やしです。 成長過程にある子供の体は、良くも悪くも非常に素直で、「生活習慣」に影響されやすい気がします。 夜間の十分な睡眠は、様々なホルモンの正常な分泌を促し、自律神経など体のリズムを整えてくれる。 早寝早起きをするだけで、人の体をあるべき状態に導いてくれるというのです。 「早寝早起き」 おススメです!!! |
夜尿治療・受診の判断 | |
ところで、 おねしょについて調べているときにこんな相談を見つけました。 「24歳の娘、結婚を控えて毎晩夜尿があります。」 相談文を読む限り母親もちゃんとした方のようですし、色々とご事情があってのこととは思いますが、さすがにこれは親の責任では??と思わずにいられませんでした。 幼児期の夜尿についてはあまり神経質になり過ぎない、というのがここまでの一応の結論ではありますが、その夜尿が、もしも小学校の中学年まで継続してあるようであれば、その時には治療の必要性を考えるべきだと、私は考えます。 こういった内容で病院を訪ねるのは親にも本人にも負担のかかることだとは思いますが、体験談等を見る限り、夜尿治療は年齢が上がるほど本人にかかる負担が大きくなる気がします。 本人が受診を恥ずかしがったり嫌がったりするような年齢になると、治療を始める以前のケアが必要になってきます。 ここは親の責任として、逃げることなくしかるべき対応をとりたいものです。 こちらに受診の目安がわかりやすく解説してありますのでご心配な方はぜひ参考にしてみてください。 - おねしょナビ 医療機関への受診の目安は? |
あとがき |
第一子長女、ぺーさん。 悩みながら、迷いながらの育児です。 今回はペーさんのおねしょ体験記をご紹介しました。 こちらの記事もトイレトレーニング体験同様、あくまで「実践(使用)してみて感じたこと」を記しただけのもので、専門知識に基づくノウハウを書いたものではありません。 2012年2月に夜用オムツを卒業したペーさん。 早寝早起きのおかげで、今ではすっかりおねしょをコントロールできている様子。 でも一時期は、 おねしょが改善しないイライラ・ストレスで、私は爆発寸前;またまた険悪な親子関係に陥りもしました。 おねしょをしてしまって、すっかり自信をなくしてしまった娘を前に、まったく優しい気持ちになれない自分に対し、 「これじゃあ、だめだ」と、日々反省。 ネットで色々情報を集め、私自身の視点を変えていくことで、何とか娘との関係を修復できた次第です。 6月に2週間弱のトレーニングで昼間のオムツが取れたぺーさんでしたが、おねしょを克服できたのは半年後の翌2月。 結構時間がかかりました。 でも、おねしょ克服にもっと時間がかかっているお子さんも、私の周りには結構いらっしゃいます。 悩みながら子育てをするのは、良くも悪くもない、おそらく普通のことなんだと思います。 ただ、親も子も、無駄に磨り減る必要はないですよね。 今思えば、なぜあの時あんなに追い詰められていたのか、自分でも正直わかりません。 子育てをしていると、そんな息苦しい場面にしょっちゅう行き当たる気がします。 私と同じような思いを抱えるお母さんたち、そして、 これからおねしょとお付き合いされるであろうトイレトレーニング中のお母さんたちが、 少しでも楽な気持ちで子どもと向き合えますように・・・ このページが何かのきっかけになることができれば幸いです。 と、まあ、このあとがきを書こうと思っていた、まさに今日の朝、 夜オムツを卒業後、初めての本格的なおねしょをペーさんがやってくれました・・・。 原因はどうやら食後に飲んだオレンジジュースのようです。 果物に含まれる糖分;果糖には利尿作用があるそうで・・・。 もう大丈夫だろうと、おねしょシーツをはずしていたので被害は拡大。 こんなこともあるようです。 皆様も油断なきよう・・・・。 |
お子様とのコミュニケーションにおススメ!! | |
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フランス製の小さな陶器人形のお店「フェーブなつじかん」さんがフェーブ付きオリジナル絵本を新しくプロデュース! オリジナル絵本のお店「まほうのじかん」として姉妹サイトがオープンしました! まほうのじかんがお届けするのは登場人物のお名前を自由にアレンジできるオーダーメイドのものがたり。 左の写真の「だいすきだよ」は、母親からわが子に語りかける内容のお話に、お子様ご本人のお名前が入る読み聞かせにぴったりの絵本です。 製本を担当するのは、ヨーロッパ各国の製本コンクールにて受賞歴のある中尾エイコ氏。 製本工房で一冊一冊丁寧に手製本されているそうです! お子様がママから聞きたい言葉をたっぷりと詰め込んだ、アート作品ともいえる特別な絵本に、お守りフェーブを添えて・・・ すてきな思い出の品になること間違いなしの「お名前入りオリジナル絵本」は、お子様とのコミュニケーションツールとしてもおススメの一冊です。 |
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