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80’s ALBUM GALLERY


◇イノセント・マン
◆ビリー・ジョエル

この人こそミスター・エイティーズと呼ぶのにふさわしいのではないでしょうか。 なじみやすいメロディーと聴きやすいボーカルで日本人の心をガッチリつかみました。 このアルバムはそんな彼の円熟期に発表された名作です。 A面の初っ端からB面のラストまでビリーの世界を堪能できます。 もちろんシングルヒットもたくさん生まれました。 日本人に最も愛された洋楽アーチストの一人です。



◇FAT
◆アル・ヤンコビック

名作ビデオ「イート・イット」を初めて観たときは笑い転げました。 さらにその曲を収録したアルバムのタイトルは「スリだー」でした。 このアルバムは見たとおりその路線の延長です。 例によっていろんな替え歌が収録されています。 ジョージ・ハリソン、ティファニー、ロス・ロボス、ビリー・アイドルらの曲をパロっています。 タイトル曲「FAT」のビデオ・クリップももちろん本家をパロっているそうですが、 観たことがありません。ぜひ観たいです。


◇ザ・ワークス
◆クイーン

フレディーが他界したとはいえ、今でも現役を続けているクイーンは 「現役でありながら伝説のバンド」といえるのではないでしょうか。 その人気は衰えるどころか新たなファンを開拓しています。 このアルバムは80年代中期に発表されその後のツアーで来日公演を行っています。 結果的にそれがフレディーの日本でのラストステージになりました。 それにしても「ブレイク・フリー」のビデオクリップは忘れられません。 彼らのベストビデオだと思います。


◇ビハインド・ザ・サン
◆エリック・クラプトン

このアルバムで初めてエリック・クラプトンを知りました。 以来約20年、とくにはまったワケでもないのですが彼の音楽を聴き続けています。 最初の印象は「多くのミュージシャンの中の一人」という感じで特別な意識はありませんでした。 シングル曲の「フォーエヴァー・マン」はかっこよくて好きでした。 当時は産業ロック全盛だったので、彼のようなストレートなロックは逆に違和感を覚えました。 今では彼のアルバムの中でもお気に入りの1枚になっています。


◇ハウス・オン・ファイヤー
◆カルチャー・クラブ

ファーストアルバム、セカンドアルバムと着実に実績を積んで実力を示してきたカルチャー・クラブの3枚目。 発売前からかなり注目を集めました。 全体的によくまとめられているのですが、こじんまりとまとめすぎのように感じました。 外見とは裏腹に個性が弱く優等生になりすぎたかなっていう仕上がりでした。 前2作のエネルギッシュさはなくなっていましたが、 彼らの今までのキャリアではなかったような味のある曲が収録されていて、違った一面を見せてくれました。


◇BIG BAM BOOM
◆ダリル・ホールとジョン・オーツ

3部作で旋風を巻き起こし、ベスト盤をリリースして一段落つけたかの彼らでしたが、 すかさずニューアルバムをリリースしました。 ファンにはたまらない連続攻撃。 このアルバムをリリース後の来日公演ではあらかじめファン投票で選ばれた10曲を演奏(もちろん他の曲も)し、 さらにその10曲は5枚組シングルレコードのセットとして発売されました。 当時の彼らの人気を物語るエピソードです。




◇トゥルー・ブルー
◆マドンナ

前作「ライク・ア・ヴァージン」で一躍スーパースターになったマドンナのサードアルバム。 相変わらずの売れ線狙いですが、前作とは若干コンセプトを変えているように思います。 前作は彼女のかわいさ、キュートさを前面に出していましたが このアルバムではさまざまな面を披露しています。 このアルバムリリース後のライブでも衣装を次々と替えるなどの演出で楽しませてくれました。 ドタキャン騒ぎはその後の来日です。


◇エスケイプ
◆ジャーニー

80年代初頭にリリースされ、ジャーニーの地位を不動にした名盤。 まだジャーニーのことを全く知らないころに「クライング・ナウ」を聴いてとても感動したのを覚えています。 スティーブ・ペリーは80年代を代表するボーカリストです。 彼の声、ジャーニーのサウンドを聴くと「これこそ80年代!」と納得します。 彼らは今でも現役ですが、スティーブ・ペリーはすでに脱退しています。




◇オーガスト
◆エリック・クラプトン

当時プロデューサーとしても引っ張りだこだったフィル・コリンズを起用し、 見事にフィル・コリンズ的売れ線ロック・アルバムに仕上がりました。 縁があるのか彼のライブを計4回見ていますが、リアルタイムで体感した80年代の曲はあまりしません。 60年代からずっと第一線で活躍しているので演奏すべき曲がたくさんあるのは分かっているのですが・・・。 このアルバムに収録されている「ホリー・マザー」も一度はライブで聴きたかった。


◇H2O(エイチ・ツー・オー)
◆ダリル・ホールとジョン・オーツ

全盛期3部作の3作目。 ファーストシングル「マンイーター」のフレーズ、♪オーオーヒーシカー♪は誰もが口ずさめて懐かしいはず。 当時、出せばヒットしていた彼らなのでもちろんこのアルバムからも何曲かヒット曲を出しました。 アルバムの完成度も高く彼ら独自のソウルを極めたアルバムともいえます。 これほどまでにロックとソウルを融合させるとはさすがホール&オーツ!


◇ラブ・ライフ
◆ベルリン

映画「トップ・ガン」の挿入歌でブレイクする前にリリースされたアルバム。 シングルカットされた「ノー・モア・ワーズ」がかなりお気に入りでした。 ビデオクリップもユニークで名作映画「俺たちに明日はない」のパロディでした。 映画ファンなら思わず微笑んでしまいます。 ちなみに個人的に映画「俺たちに明日はない」は大好きです。



◇フィル・コリンズV
(ノー・ジャケット・リクワイアド)
◆フィル・コリンズ

産業ロックと一味違った売れ線狙い?で大成功を収めました。 収録曲もそれぞれレベルが高く、アルバムとしてもかなりハイレベルです。 当時の彼はミュージシャンとしてもプロデューサーとしても超売れっ子で、「世界中で最も多忙な男」と言われていました。 その後も精力的に活動を続け、完全に大物アーチストの仲間入りをしました。


◇オール・ナイト・ロング
◆ライオネル・リッチー

”ミスター・アメリカン・ポップス”ライオネル・リッチーのソロ2作目のアルバム。 前作も名曲ぞろいでしたが、このアルバムはさらに素晴らしい出来ばえでした。 当時彼は「80年代最高のメロディー・メイカー、サウンド・クリエイター」と言われていましたが、 その通りの実力を見せてくれました。 大ヒットしたタイトル曲のビデオクリップは当時の洋楽番組でも頻繁に放送されていました。 U.S.A.フォー・アフリカでの活躍もあり、忘れられないアーチストの一人です。



◇カラー・バイ・ナンバーズ
◆カルチャー・クラブ

待望のカルチャー・クラブのセカンドアルバム。 リリース前から「ポイズン・マインド」、「カーマは気まぐれ」などがヒットしていたので 発売されるとすぐにアルバムチャートの上位にランクインしました。 前作に比べると相当洗練された仕上がりになっていました。 どの曲もシングルカットされても遜色のない出来ばえで、なおかつアルバム全体もスマートにまとめられていました。 デビューアルバムから注目していましたが正直ここまで成長するとは思いませんでした。 間違いなく80年代の名盤です。


◇プライベート・アイズ
◆ダリル・ホールとジョン・オーツ

全盛期3部作の2作目。 名曲「プライベート・アイズ」は洋楽ファンでなくても知っている人は多いのではないでしょうか。 初めてこの曲を聴いたときはカルチャーショックを受けました。 アップテンポの明るい曲でこんなにいい曲があるなんて。 この曲をきっかけに彼らのファンになった人も多いのでは。 アルバムの内容も素晴らしく、ロック、ソウル、ポップスの要素をうまくミックスし完全に彼らの世界を作っています。 まだまだ現役バリバリです。これからももっと活躍してください。


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