November,2005

ベルナー・オーバーラント (Berner Oberland)

ベルナー・オーバーラントとは、ユングフラウ、メンヒ、アイガーの3山に囲まれたエリア。
インターラーケン東駅
(Interlaken Ost)から、ランターブルンネン(Lauterbrunnen)、ウェンゲン(Wengen)などのアルプスの村々を通り、出発して1時間半ほどで、クライネ・シャイデック駅へ到着。
標高が高くなるにつれ、天候が悪くなってきました。


クライネ・シャイデック(Kleine Scheidegg)

クライネ・シャイデックの写真1

クライネ・シャイデックの写真2

アイガー北壁の麓にあるクライネ・シャイデック駅で、グリンデルワルト(Grindelwald)からの東回りルートと合流します。
ここで登山列車を乗り換え、山を目指します。
駅を出た列車は次のアイガーグレッチャー駅(Eigergletscher)からアイガー北壁の中を走るトンネルに入ります。


ユングフラウ (Jungfrau)

ユングフラウ駅ホームの写真1

ユングフラウ駅ホームの写真2

トンネル内には、アイガーヴァント駅(Eigerwand)、アイスメーア駅(Eismeer)の2つの駅があり、登りの列車のみ数分間の停車時間があります。
それぞれのホームに、いくつか展望窓が作られていて、停車時間は短いですが、ガラス越しに氷河などを眺めることが出来ます。
いよいよヨーロッパ最高地点の鉄道駅ユングフラウヨッホ駅(Jungfraubahnen)へ。


スフィンクス展望台(Sphinx)

ユングフラウヨッホ駅から少し歩くと、専用エレベーターがあり、標高3571mのスフィンクス展望台まで行くことができます。

スフィンクス展望台の写真1

スフィンクス展望台の写真1

ユングフラウの写真

スフィンクス展望台のテラスに出てみました。
展望台に着くと、空は晴天でしたが、吹き飛ばされそうなくらいの強風が吹いていました。
ユングフラウ(Jungfrau 標高4158m)と600mほど南にあるロットタールホーン(rottalhorn 標高3969m)です。
頂上に登れそうに思えるくらい、大きく感じます。


メンヒの写真

テラスの左側には、メンヒ(Monch 4107m)がそびえ立っています。
ドイツ語で、ユングフラウは「乙女」、メンヒは「修道士」だそうです。


アレッチ氷河

アレッチ氷河の写真

アルプス山脈最長の氷河で、長さは23kmにもおよぶそうです。


プラトーテラス(Plateau Terrace)

ユングフラウ駅を中心に、スフィンクス展望台とは反対に歩いて行くと、プラトーテラスアイスパレスに行けます。
プラトーテラスの重い扉を開けましたが、ロープが張ってあり、先へは行くことが出来ませんでした。

プラトーテラスの写真1

プラトーテラスの写真2


アイスパレス

氷河を掘って作ったアイスパレスは、ペンギンや熊などの氷の彫像がところどころに並んでいます。
まだまだ作成途中の彫像もありましたが。

アイスパレスの写真1

アイスパレスの写真2

アイスパレスの写真3


レストラン・クリスタルの写真2

レストラン「クリスタル」(Crystal)の店内を覗いてみると、窓際の席が空いていたので、少し贅沢して、ここで昼食をとることとしました。
山を眺めながらの食事は最高です。
肉料理を頼んだのですが、食事中、だんだんとあごが重くなり、 なかなか肉を口に運ぶのが億劫になりした。
標高の高さをなめてました。 魚料理をおすすめします。


グリンデルワルト (Grindelwald)

帰りは、クライネ・シャイデックからグリンデルワルトに降りてきました。

グリンデルワルトの写真1

グリンデルワルトの写真2

レストラン・グレイシャーの写真2

夕食は、レストラン「グレイシャー」(Glacier) のチーズフォンデュにすることにしました。レストランは駅からは遠く、まっ暗な道をアイガーのほうへ下っていくと、 明かりがみえてきました。
店内は、仕事帰りなのか、地元の人が集まっていて、温かみのあるホテル・レストランでした。
アイガーの北壁を眺めることができるそうです。
夕食を終え、インターラーケンに戻ろうとしましたが、夏に大洪水にみまわれ、グリンデルワルトとインターラーケン間の列車が不通になっているとか。 代替えバスが出ているというのでバスで帰ることに。
バスはしばらく真っ暗な森の中を通り、インターラーケンに戻りました。

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