October,2006
ロンドン塔 (Tower of London)
11世紀後半、イングランドを征服し、イギリス王室の開祖となったウィリアム1世(William Ⅰ)が要塞として建てたのが始まりで、のちに増築され、今の姿になったとのこと。
ロンドン塔中央にあるウィリアム1世が建てたホワイト・タワーは、歴代の王の武器などが壁一面に展示されています。
タワーブリッジ (Tower Bridge)
テムズ川(Riv Thames)に架かるタワーブリッジは、ロンドン塔のイメージを損なわないように、19世紀後半に建てられたとのこと。
ロンドン塔の中からも、タワーブリッジを眺めることができます。
テンプル (The Temple)
テンプル駅からテンプル教会を目指したのですが、四方を建物に囲まれていて、どう歩いたのかわからず、かなり迷いました。なんとかたどり着いたのですが、残念ながら、教会は閉まっていました。
バッキンガム宮殿 (Buckingham Palace)
バッキンガム宮殿は、18世紀半ば、ジョージ3世(George III)が私邸として、バッキンガム公爵の邸宅を購入したのが始まりで、孫であるヴィクトリア女王(Queen Victoria)が即位の際に移り住んで以降、公式な宮殿となったそうです。
テンプルで迷ったため、衛兵交代式の30分前にバッキンガム宮殿前に到着。身動きの取れない状態となっていました。
国会議事堂 (House of Parliament)
11世紀にウェセックス王のエドワード懺悔王(Edward the Confessor)がウェストミンスター宮殿を建設。そのあと、ロンドン塔を住居としていたウィリアム1世が、この宮殿に移って以降、歴代の王の住居となっていました。
ウェストミンスター宮殿が議会として使われるようになったのは、16世紀、ヘンリー8世が住居を、今は現存しないホワイトホール宮殿(Palace of Whiteha)に移してからとのこと。
19世紀に発生したロンドンの大火で、ほとんど焼失したときに、ネオ・ゴシック様式の現在の姿に再建されたそうです。
ウェストミンスター寺院 (Westminster Abbey)
エドワード懺悔王(Edward the Confessor)が宮殿の横に寺院を建設し、13世紀にヘンリー3世(Henry III)が現在のゴシック様式に改築したとのこと。
歴代の王や著名人の墓所となっていますが、唯一彫像で飾られたエリザベス1世の霊廟は、彫像の顔の部分にデスマスクが使用されています。
1066年、ノルマンディー公ギヨーム2世(Guillaume)がイギリスを征服し、イングランド王ウィリアム1世として戴冠して以降、代々イギリス国王の戴冠式がここで行われているそうです。
大英博物館 (British Museum)
大英博物館は、エジプト、ギリシャ・ローマ、メソポタミア、東洋など、幅広く展示されています。
閉館間際に行ったため館内に人は少なかったのですが、象形文字の解読のきっかけになったロゼッタ・ストーンは人気があり、人が集まっていました。