CUSTOMIZE --- BLADE R6-FM


ピックアップ(pickup)をEMGに交換します。

こちらがピックアップ(pickup)交換前の姿
木目の綺麗なBLADE(ブレード)製ストラト(型番:R-6FM←松さん情報ありがとうございました)
12年ぐらい前に購入
当時価格は25万円ぐらいした>貧乏学生の私は月1万円のローンを組んでその支払いは就職しても続いていた。
スパーゼルのロックペグ、フローティングしなくてもアームアップの出来るファルコントレムなどの機能も目玉

裏にはブースト機能用基盤と電池格納場所があります。EMGのピックアップ(pickup)でも電池を使うのでここに格納してしまえば良いよね。

おそらくこの基盤(VSCサーキット)がだめになったのだと思います。
サヨウナラ


EMGSL20
SteveLukatherシステム
SLV/SLV/85


感想などをどうぞ

BBS


Fender Japan '90
型番:STM-650
ミディアムスケール
フロイドローズタイプ(EX-TREM)
HSHピックアップレイアウト(遠目にはSSHに見えるね)
リア:FRED
フロント:JB

アームを使うときはこっちの方が面白いです。もちろんミディアムスケールで弾きやすい。再販されたら絶対に買い増したいです。なぜフロントにJBか・・・それはリアにFREDとJBのどちらがいいか試してみたところFREDの方がよかったから(笑)。でも、フロントのJBってのもなかなかいい感じに鳴りますよ。ちなみにトーンはダミーです。

WEB上で同じギターを見つけた。同じようにPUを交換したり、シールが張られていて笑える。

もう一つ同じギター(色違い)を見つけた。こちらもPUが交換されています。

当初簡単だと思い込んでいた作業が実は・・・

ピックアップ(pickup)交換のきっかけ

このギターはピックガードを透かしてHSHのピックアップ(pickup)が入るように彫られているのがわかるので、買うときから「将来的にリアにハンバッカーを入れたい」と思っていました。シングルコイルでもこのギターの場合ブースト機能がついていたのでハンバッカーっぽい音を出すこともできたのですがやはり別物の音でした。
また、リビングカラーのヴァーノン・リードの音を聴いてEMGのピックアップ(pickup)にとても興味を持っていました。
そこでこの度BLADE純正のブースト機能(VSCサーキット)が使えなくなったこともあり(基盤の故障?)もちろん初めは修理も考えたのですがBLADEがすでにその日本での代理店を失っていることもあり修理は無理でないかと思われたため、思い切ってEMGのピックアップ(pickup)へ交換することにしました。
(ブースト機能用の電池スペースがこのギターにはあることもアクティブピックアップのEMGを採用するきっかけの一つでした)


ピックアップ(pickup)の購入

EMGのピックアップ(pickup)も昔はべらぼうに高かったと思いますが、最近はそうでもなさそうです。ピックアップ(pickup)を3つ換えてもそれほど高くないようなのでSSHレイアウトにすることにして商品を探していくうちにプロシリーズシステムで、ピックガードにピックアップ(pickup)・ノブ・スイッチなどアッセンブリが全部くっついている便利なものがあることを知りました。そのなかでスティーブ・ルカサーモデルが私にぴったりに思いました。(ちなみにTOTOはほとんど聴いたことない)
インターネットで検索して一番安い店で買うことにしました。サウンドハウスで約3万5千円。でも結局納品まで一ヵ月半待ちました。(かなり待ちくたびれた)
で、箱の方はいわゆる激箱でした(笑)。


交換作業 DAY 1

ピックガードにアッセンブリがすべてくっついているので「シールドへの線を2・3本半田付けすりゃ良いんだろ」って思って作業を開始しました。(ホームセンターで半田ごて、9V電池購入)
前についていたアッセンブリを剥いでしまい、EMG SL-20をあてがってみます。
「うん?あれ?入んない。あれ?えー。うそだろ!マジかよ!!」
予定がもろくも崩れた瞬間でした。&かなりの動揺。
よーく見てみると、SL-20のハンバッカーの位置がギターの穴ぼこの位置に対してかなりブリッジ寄りにあります(かなりの動揺のため肝心な写真を撮り忘れてしまいました(^^;)
さらに、SL-20のピックガードがネックの22フレットに覆いかぶさっています。
「なんだよ、ピックガードってどれも一緒じゃねーのかよ」
白(ギターについてたもの)黒(SL-20)二つのピックガードを見比べると明らかに形が違っています。(°◇°)~ガーン
ネットで調べてみると、どうやらFENDER社の一般的なストラトのピックガードはSL-20と同じ形をしているようです。つまりBLADEは一見FENDERと同じようなストラトタイプのギターであるが似て非なるものだったのです(そりゃそうだろう)。
となると、巷に出回っているピックガードはこのギターには合いそうにありません。また、BLADEからSSHのピックガードを購入すると言うこともできなさそうです(もし、この方法をご存知の方がいらっしゃればぜひ教えてください)。
さて、簡単なはずの交換作業が一転「困った状態」になってしまいました。
「やるしかないな」
15分ほど考えあぐねた末、ギターに元から付いていた白のピックガードを加工することにしました。ハンバッカーの位置を確認して穴を開けることにしました(ホームセンターへ行き糸鋸購入)。糸鋸で切って行きますが思いのほか硬く上手くまっすぐに切れません。それどころか、今度はドリルを使って穴を開けようと試みたところ
「ばきっ」
余計なところが割れてしまいました。&半泣き状態
このままでは作業は上手く行きません、しかしもう後戻りもできません。作戦を立て直すべく一日目の作業を終了しました。(ほんとにこのあたりの状況を写真に残す余裕もなかったっす)

作業自体は中断していても頭の中は作業の方法を考えることでいっぱいです。やらなければいけないことは二つです。
・きれいに穴を開ける
・切り取ったピックガードの切れ端で余分な穴を埋める
「こりゃ、まずはヤスリでちまちま削っていくしかないかな」
しかし、糸鋸であんなに切るのが硬かったものを手作業で削っていたのではかなり大変です。「なんかないかな」「電動ヤスリとかあれば良いのになあ」「そうだドリルの先にヤスリがつけられたらいいな」そう思ってgoogleで「ドリル ヤスリ」で検索。
ありました。「回転ヤスリ」俺とおんなじこと考えるやつはいるんだななんて考えながら今度は「回転ヤスリ」で検索。結構メジャーな道具のようです。(^^;
穴を埋めるほうは・・・パテかなあ?うーん、何とか簡単に行かんかなあ。
そんなこんなで、回転ヤスリを買いに行く決心をしてその日はおしまい。


交換作業 DAY 2

二日目の作業はまずホームセンターへ行って回転ヤスリ&接着剤を購入。
早速回転ヤスリを試してみます。
初めは慣れない道具でいまいち上手く行きませんでしたが段々と要領を得るにつれいい感じに削れて行きます。ハンバッカーを当ててみたりしながら徐々に進んでいくと、→このとおり収めることができました。\(^_^)/ヤッター!
さらに余分な穴もそのまま放置しても問題ないような気がしましたが、埃や汗が内部に入るのはよくないかも知れないのでふさぐことにして、こちらも糸鋸と回転ヤスリでふたになるものを作って瞬間接着剤でくっつけました。(この辺になってやっと写真を撮る余裕が出てきたんだね(笑))
言葉で書くと簡単そうですがこの日の作業は30度を超える残暑のせいもあってへとへと。配線工事は今やるには集中力が足りないので二日目の作業は見通しの立ったところで終了しました。
(写真の左上に小さく写っているのが、シングルコイルをとった後の余分な穴を塞ぐ部品です。糸鋸と回転ヤスリでなかなか上手くできました)


交換作業 DAY 3

二日目で工作は終わり、三日目は配線です。 二日目に配線工事をしていれば間違いなく電池はピックガードの下に格納することにしていたでしょう。「動作確認ができてからまたやりたくなったら電池格納場所に電池をしまえるようにすれば良いや」ときっと理由をつけて手っ取り早く作業を終わらせることになっていただろうと思います。
しかし、折角このギターには電池格納スペースがあるのですからこれを使わない手はありません(電池交換のたびにピックガードを外すのは面倒だ)。見たところ電池コネクタからの赤線は3つのピックアップ(pickup)の赤線と結線されていますが思ったよりその線は長そうです。また、電池コネクタからの黒線はシールドジャックに半田付けするようになっておりいまだ結線されていません。どうやら行けそうです。
赤線の結線されている部分を一度外し、電池格納スペースに電池コネクタを入れ赤線・黒線をボディー内の小さな穴に通しピック側・シールドジャック側へ導いてやると届きます。あとは、半田付けするだけです。これで当初の目的どおりに電池を格納スペースに収めることができるはずです。
残りの半田付け(EMGの場合ボディアースは必要ないようです。それほどノイズが少ないと言うことのようです。でも、後日ボディアースしました。)をし、ピックガードを取り付け弦を張り試奏して見ます。
「ジャーン」
鳴りました。ばっちりです。音も思い描いていた良い音です。フロントのシングルもパワーを持ちつつ繊細ないい音を出します。なぜか自分が上手くなったのではないかとの錯覚を起こす感じにもなります。

やっと交換作業が終わり無事に音も出ました。
一時はどうなることかと思われた作業でしたが、見栄え的にもなかなか良い仕上がりになり(黒のピックアップ(pickup)が良いアクセントになっている?)大変満足の行く結果となりました。
それでは、電池を格納スペースに入れ、裏の二箇所カバーもねじ止めすることにしましょう。
そのときです。試奏のために一旦つないで見ただけであった電池を格納スペースに入れようとすると収まりません。
「なんで???」
どうやらブースター用の電池のコネクタと今回のピックアップ(pickup)のコネクタが部品の関係か若干厚みが違うようです。
またもや、工作の時間。スペースを広げるべく前回片付けたドリルを持ち出しガリガリと削ります。少しずつ削れてハイOK!

最後まで手を煩わされましたが付き合いの長くなりそうないいギターができました。

 

 

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最終更新日2009.2.24