eoホームファイバー+光電話 導入記

目次

開設編
速度編
ルーター編
WDS編
マルチメディア住宅システム編

我が家のネットワーク構成図

開設編

光(FTTH)を導入することにした。eoホームファイバー+光電話だ。導入の決め手は料金の低さと今までのメールアドレスが継続使用できる点である。
いろいろあったが無事に開通した。
(2005.2.18)気になっていた光電話のノイズもアダプタの交換で無事解決。

10/18 ミドリ電化で手続き+郵便局より申込書郵送
10/26 申込受諾の連絡がないので問い合わせる
10/27 申込手続きがなされていないのでもう一度申込しなおすように言われる。再度webから申込
11/02 申込が受諾され工事進捗状況が「光ルート設計/宅内調査中」になる
11/03 サポートより手続きを迅速に行い近日中に宅内調査の打ち合わせの連絡を入れるとメール
11/04 封書で「2ヶ月かかるかも」の連絡
11/10 工事担当者から15日に宅内調査とのTEL
11/15 15分ほどで宅内調査終了
11/27 グルグルができる
12/06 工事担当者から9日に宅内工事とのTEL
12/08 封書で「eo64エアからの引継ぎ登録完了」の連絡
12/09 工事!祝、開通!!登録証は工事の人が持ってきてくれるんだね。(おまけ図書カード)
12/16 光電話アダプタ(住友)が届く。切替工事は22日。付属のLANケーブルでは速度が落ちるので新しく調達。電話に若干ノイズあり。
12/21 光電話アダプタを富士通製に交換。上り速度が1/4に落ちる。
12/30 new住友製アダプタに交換。速度復活・ノイズ低減。
02/18 ヴォイスアダプタ交換で、ノイズ無し。

速度編

とりあえず、計ってみた(ルーター:Buffalo WHR3-AG54/P ONU:NEC ME100-R-PON)

まず、 有線環境(PC GATEWAY GP7-450改)では、Radish Network Speed Testingで平均して下り65M 上り35Mというところ。windowsXPのSP2(273Mb)をダウンロードした場合、1分半で完了。 測定結果はこんな感じ↓ NICを換えたらもっと速度出るのかな?
(2005.2.18)NIC 換えても速度変わらん。それよりeoが設備を増強したのか混雑時でも下り60Mぐらい出るようになったし(空いてるときはover90Mもあり)、なんと言っても上りが70Mぐらい出るようになったよ。

eoユーザーサポート
速度計測結果
FileSize= 5.0Mbyte
1回目 86.9Mbps (0.46sec)
2回目 90.7Mbps (0.441sec)
3回目 83.1Mbps (0.481sec)
最高速度 90.7Mbps (0.441sec)

=== Radish Network Speed Testing Ver.3.1.1 - Test Report ===
測定条件
 精度:高 データタイプ:圧縮効率低
下り回線
 速度:73.41Mbps (9.176MByte/sec) 測定品質:98.3
上り回線
 速度:69.53Mbps (8.691MByte/sec) 測定品質:99.6
測定者ホスト:*************.eonet.ne.jp
測定サーバー:大阪-新町
測定時刻:2005/2/18(Fri) 9:46
-------------------------------------------------------------
測定サイト http://netspeed.studio-radish.com/
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つづいて、
無線LAN 一階 dynabook BNRスピードテストでだいたい平均7Mは出てる感じ。だったのですが、editMTUで調整(MTU=1492)したら27Mぐらいに大幅アップ!!ノートPCというか無線の場合に調整の効果が大きいのかな?

------ BNRスピードテスト (ダウンロード速度) ------
測定サイト: http://www.musen-lan.com/speed/ Ver3.4001
測定日時: 2004/12/21 11:37:34
回線/ISP/地域:
--------------------------------------------------
1.NTTPC(WebARENA)1: 27710.564kbps(27.71Mbps) 3463.51kB/sec
2.NTTPC(WebARENA)2: 20220.252kbps(20.22Mbps) 2526.98kB/sec
推定転送速度: 27710.564kbps(27.71Mbps) 3463.51kB/sec
にめっちゃアップ

=== Radish Network Speed Testing Ver.3.1.1 - Test Report ===
測定条件
 精度:高 データタイプ:圧縮効率低
下り回線
 速度:26.68Mbps (3.336MByte/sec) 測定品質:97.8
上り回線
 速度:29.29Mbps (3.661MByte/sec) 測定品質:97.7
測定者ホスト:*************.eonet.ne.jp
測定サーバー:大阪-新町
測定時刻:2005/2/18(Fri) 10:27
-------------------------------------------------------------
測定サイト http://netspeed.studio-radish.com/
=============================================================


これに対して
無線LAN 二階 VAIO C1VJは受信能力が低いのか安定しません。
上記BNRスピードテストで「非常に強い」受信状態ならば3Mぐらいは出るのですが、二階の部屋で計ると1Mを下回り、最悪の場合には通信が途切れてしまうことがあります。
dynabook、iBookG4を二階へ持っていっても受信状態は安定しているのにC1はだめです。
その後チャンネルを11から13に変えても効果がなかったのですが1にしたところ割りに快適につながるようになりました。でも、まだ安定してるとは言えない状況です。
というわけで、WDSを使ってアクセスポイントを増やしました。
さらに、editMTU(MTU=1492)で調整したら効果があり7Mぐらいにアップ。そして、OSをXPから2000に換えたら10Mぐらいまでアップしました。

AP2(増設アクセスポイント)使用
------ BNRスピードテスト (ダウンロード速度) ------
測定サイト: http://www.musen-lan.com/speed/ Ver3.4001
測定日時: 2004/12/21 13:36:42
回線/ISP/地域:
--------------------------------------------------
1.NTTPC(WebARENA)1: 8035.136kbps(8.035Mbps) 1004.23kB/sec
2.NTTPC(WebARENA)2: 7021.094kbps(7.021Mbps) 877.12kB/sec
推定転送速度: 8035.136kbps(8.035Mbps) 1004.23kB/sec
このくらい出たら大満足!

あと、iBookG4ね。ほとんど使ってないけど、BNRスピードテストで3Mぐらい。調整のしかたもようわからん。


ルーター編

今までのeo64エアから光ブロードバンドに移行することによって、回線速度のアップのほかにもうひとつメリットがある。それは、同時に複数台のPCをインターネットに接続することが可能になることである。eo64ではPCカード型モデムを用いダイヤルアップすることが必要であるので基本的にネットに接続できるのは一台に限られる(ブリッジ接続を用いればそうとは限らないのだが)。この状況が我が家では時々問題になった。「今インターネットしてる?カード貸して!」「もうちょっと待って」ってな具合である。
また、それぞれのPCは離れた部屋で使うので有線でつなぐことはできない。
そのため今回無線LANルーターを導入することにした。
ミドリ電化でキャンペーンをやっていて光電話の申し込みで10000ポイントをゲットしたのでこれを使うことにして、予算の関係から
IOdata WN-G54/R-S
corega CG-WLBARGTSCS
Buffalo WHR3-AG54/P
という3商品を検討した結果、有線スループットの速さ、そして我が家にすでにBUFFALO製無線LANカードがあることから「Buffalo WHR3-AG54/P」を購入した。
接続等に問題はなくibookG4との接続も大丈夫である。ただ、少し電波が弱いのかドアを閉めてしまうと、一階と二階での通信が18Mbpsぐらいに制限されてしまうのが残念だ。(後日これはC1VJに問題あるところと判明)
というわけで、WDS(リピータ機能、アクセスポイント間通信)を使って二階にアクセスポイントを増やしました。
MTU値調整しています(MTU=1492)

(2006.10.03追記)最近突然接続が切れるケースが、我が家および義父宅で発生していましたが、キープアライブを有効にすることで速度の低下を伴いますが改善が図られました。
このことにつき、k-opti.comからアナウンスがありました。事象をeo側でも確認されていると言うことなので、少し安心しました。


WDS編

二階での電波の不安定さが気になるところからアクセスポイントとしてBuffalo WHR3-AG5をもう一台増やした。

<<我が家のネットワーク構成図>> ←クリック
AP1=ルーター兼一階用アクセスポイント
AP2=二階用アクセスポイント  

WDS(リピータ機能、アクセスポイント間通信)の設定上わからなかったのはAP2の方のDHCPサーバー機能をOFFにしなければならないということであった。無線LANの熟練者には当然のことだろうが初心者にはこんなこともわからないので、BuffaloさんにはぜひともWEBのWDS(リピータ機能、アクセスポイント間通信)設定説明のところ(あ、よく読んだら書いてあるよ(^_^;))及びルーターのWDS(リピータ機能、アクセスポイント間通信)設定画面に一行その旨の記述を加えてほしい。

さて、当たり前かもしれませんが、AP1有線で繋いだGATEWAYや無線で繋いだdynabookにはスループットの低下はありませんでした。(導入前に初心者はこういうところが気になるんだよね)

で、問題は二階の無線LAN VAIO C1VJ です。
前述のとおりAP2を置く前は、調子が良ければ3M前後出るが悪いときには1M以下さらに最悪のときには通信が途切れるという状態でしたが、AP2によりもちろん接続は安定「54M/非常に強い」状態がキープされ、速度も2.7Mをキープということですごく使いやすくなりました。速度面ではスループットの落ち込みがあまり感じられなかったのに、この通信の安定により「切れるんじゃないか」という不安を抱えなくてすんだのが収穫として大きいですね。(さらにeditMTUで調整(MTU=1492)しました。結果7Mにアップ。OSをWin2000にして10Mにアップ)

(2006.11.15追記)WDSと無線LANを使っての通信速度の上限は10Mbpsだそうです(ソース:こちらページ中ほど左、WDSの仕様)
C1VJも一階の電波状態の良い場所でAP1と繋ぐと20Mbps以上で通信することが出来ました。


マルチメディア住宅システム

2005年02月25日
eo VS MJS
本日eoホームファイバーが開通しました。
といっても、我が家の話ではなく義父宅のことです。eoホームファイバー+光電話でコストが安くなると言うことで我が家は昨年10月中旬に申し込んで12月中旬に開通しました。それを義父にも勧めて10月末に申し込ませたのですが約4ヶ月たった今日ようやく開通したのです。
なぜこんなに開通までに時間を要したのか。それは、実は積水ハイムの住宅に付属設備とされていたMJS(マルチメディア住宅システム)と光電話との接続に一筋縄に行かないところがあったのです。
まず、「ファイバーを部屋に入れるために新たに管を設置しなければならない。」さらに、「VA(ヴォイスアダプタ)からの電話の信号をMJS基盤に送り返してやる必要がある。」と、言うところが問題になったのです。結果としてはそれほど大げさな工事は必要なかったわけですが(工事内容:MJSに電話信号を送る用の配線に余っている黒・茶の導線を用いることとし接続用にジャックを設けた)、セキスイさんもこの光電話への切替の事例が少ないためかノウハウの蓄積がないので各担当者に十分に話が通じないようで来る人来る人に同じ話を何回したことか。
まあ、でも何とかうまく行ってよかったです。(光電話はまだ開通してないから安心はできないんだけど・・・)

2005年03月16日
光電話 VS MJS
先月お伝えした「eo VS MJS」の続編であります。

まずは状況再確認
家スペック:平成10年築セキスイハイム MJS(マルチメディア住宅システム)で電話・FAX・ISDN・インターホンを利用、今回ISDNの利用をやめてeoホームファイバー+光電話を導入するに伴いMJSの機能(各部屋の電話ジャックを使えるようにする、電話でインターホンを取る)を生かしたままにしたい

前回、義父宅にeoホームファイバー回線が開通したところまで進みましたが、今日はいよいよNTTの電話回線からeo光電話へ切替工事の日であります。午前10時から切替工事がなされ、光電話ボイスアダプタ(VA)に電話機を直接繋いだときに正常に動作することを確認した後、いよいよ前回新設した電話信号をMJSの基盤装置(SHE's製)へ送るためのジャックとVAとをモジュラーケーブルで接続して一度基盤の電源を落として再度スイッチを入れると・・・事前の説明ではこれでうまくいくはずでしたが、嫌な予感が的中してしまい受信発信ともにダメです。
仕方がないのでVAからワイヤレス子機の使える電話機を直つなぎにしてその場しのぎをしておいて、義母に前回の工事人と連絡を取るように頼んでいったん引き上げてきました。
夕方その工事人が来てまず接続確認・・・ですがやはり私がやったときと同じでうまくいきません。そこでNTTの回線からの線を基盤からはずしたところ・・・なんと受信はうまくいきました。(午前中にいろいろ試してたときにVAとMJS基盤とを接続しなくても電話の受話器を上げると「プー」と発信音がしていたのでNTTの線が邪魔してるなと思っていたのですがその予想は当たってましたね。(^_^)v)
ただ、発信が受話器を上げてしばらくしないと正常にできないと言うことで少し嫌でしたがインターホンを電話で取れないのは困るのでそのままにしておくことにしました。
それで、夕食後FAXの送信テストをしようとしたときに私何気に「そういやNTTの線をはずした後、基盤の電源入れっぱなしだよな。もう一度落としてみよう」って思ってやってみたらこれが大当り!!なんと発信も待つことなくNTT回線のときと同じように使えるようになっちゃいました。
\(^O^)/ヤッター

図がないのでいまいちどういう状況かが伝わらないかもしれませんが、今後セキスイハイム・SHE'S製のMJS(マルチメディア住宅システム)に光電話を導入しようと言う方があれば参考にしていただきたいので対処ポイントを挙げておくと。
1.余っている配線(茶・黒)を使ってVAから基盤に電話信号を戻すためのジャックをVAの近くに増設する
2.基盤側で電話信号の入力端子に上の配線(茶・黒)を接続、NTTからの電話配線(青・白)ははずす
3.VAとジャックをモジュラーケーブルで接続した後、一度基盤の電源を落とし再度電源を入れる
これで、VAとMJSとが正常に接続し、電話・FAXの送受信、インターホンなどが使えるようになるはずです。(何か質問があればBBSに書いておいて下さい)
あーたったこれだけのことを解決するのに結局3ヶ月以上かかったことになります。でも、ほんとうまくいってよかったよ。
( ^_^)/□☆□\(^_^ )カンパーイ!

 

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