◆ 冬の道東の旅 ◆
2004年2月
(2泊3日でしたが、3泊4日?)

                                      (下表の○日目をクリックしてください。)


1日目  伊丹空港→女満別空港(午後)→博物館網走監獄→流氷観光砕氷船「おーろら号」乗船→屈斜路プリンスホテル
  ◎つい先日まで着岸しなかった流氷ですが、今日はどっと押し寄せすぎて湾内から出られない〜。
2日目  屈斜路湖畔→砂湯→900草原→JR標茶駅でSL冬の湿原号を見学→鶴居村でタンチョウ見学→釧路プリンスホテル
  ◎JR標茶駅でSL冬の湿原号の撮影。
  ◎屈斜路湖畔では白鳥、鶴居村ではタンチョウ。釧路湿原ではエゾシカ...など動物との遭遇!
3日目  釧路→塘路湖畔でActivity→JR茅沼駅よりSL冬の湿原号乗車→六花亭春採店でお茶→釧路空港→釧路市内
  ◎初めてのわかさぎつり。スノーシューで湿原を見渡す丘へ。スノーラフティングにスノーモービルも体験。
  ◎『SL冬の湿原号』にも乗車。
4日目  釧路市内
  ◎フライト欠航で、釧路に足止め中!  

                                                  5日目 >>

 旅を満喫して空港に向かうと、搭乗するフライトが大雪の為、機材確保が出来ずに欠航になってしまったのです。
ま、まさか自分がこんな目に遭うとは...。
 『欠航』のアナウンスの後、航空会社のカウンターには一瞬で長蛇の列ができました。
1時間以上並んで、明日の便への振替をお願いするとまず、関西APへの直行便は満席とのこと。 釧路AP→新千歳AP→羽田AP経由では、羽田AP→関西APへの便が満席。「ほかに方法は?」と聞くと、 釧路AP→新千歳AP→羽田AP→名古屋APへ乗り継ぎでフライトし名古屋からは新幹線で関西へ。しかも『料金は全額お客様負担でお願いします。』だって! どうしようもないし、私達の後ろに並ぶおじさんがイライラしているので、とにかく明後日の同便に振り替えてもらいました。 周りで振替の手続きをしている人達はみん〜な、明後日の便になっていてボーゼンとしていました...。
 次に頭を悩ませたのは、宿泊場所の確保でした。 天候等不可抗力による欠航の場合、私達の持つチケットでは何の保証もないそうでかなり参りました。 釧路市内のホテルも順々に満室になってるとのことで、急き立てられるように昨日宿泊したホテルを予約し、路線バスで釧路市内に戻りました。 途中、バスが前の車に追突しそうになったアクシデントがあり、みんな疲れ切った顔をしてました。
 午後9時過ぎ、ホテルにチェックイン。遅めの食事を取ろうとしてもホテルのレストランは営業を終了してるし、 大雪の中コンビニを探し夕食用のおにぎりを買ってきました。 でも、明朝、空港に行って空席待ちをしたほうがいいか?とかほかに方法はないのか?などいろいろ考えてたら、食欲もわかないし正直眠れなかったです。
 のんきな私は北海道に長く滞在できて嬉しかったのですが、オットは『仕事のこと』で焦りまくってました...。 そんなオットを見ていると、いつも北海道旅行から帰るときは『帰りたくない!』って思うけど、 この時はさすがに『早く帰らなきゃ!』って思いました。
 ほとんど眠れず、朝の6時過ぎに目覚めました。 窓からの景色は視界0状態。突風も吹いています。テレビでは、天候のニュースがほとんどです。 新千歳空港や女満別空港など道内の主な空港は閉鎖中...JRも運休してるし、道内の交通機関が全て麻痺... 道東や道北の国道が次々に通行止めになっていきます。阿寒湖畔では、積雪が2mに達したとか...。 もし、昨日新千歳APや女満別APに振替ていたら、もっととんでもない事になっていたみたい...。 女満別便に振替えたあのバスツアーの団体さんはどうなったのだろう?昨日、バスで隣になったあのおば様もどうなったんだろう?
 今回の旅では、初めてノートパソコンを持参していたのでとても役に立ちました。 宿泊料金が少し高めな釧路プリンスホテルだけど、1日500円で高速インターネットを利用できるのでとても便利でしたよ。 いろいろと手を尽くしたけど、今日中に帰宅する目処はたたなかった...ので、連泊の連絡をフロントに入れて”あきらめモード”へ突入です。
◆ すごい暴風雪です。 ◆

やっと薄日がさしてきた...。 大雪。暴風注意報も発令中です。

 午後、気分転換に閉じこもっていたホテルから出てみました。 空には、薄日が差し込んできました。でも、外は突風が吹き、舞い上がった積雪が顔に吹き付けとても痛かったです。

◆ フィッシャーマンズワーフMOOでランチ! ◆

MOOの玄関です。 おが和の「ミニかに丼」です。

 ホテルから徒歩数分。フィッシャーマンズワーフMOOへやって来ました。 まず、去年食べておいしかった「おが和」でミニかに丼を食べました。 真ん中にはいくらのしょうゆ漬けがのっていてとっても美味です。 他にもいろんなどんぶりがありますが、ちなみに普通サイズのかに丼は1200円です。 どんぶりと言えば、和商市場の「勝手丼」が有名ですが、お店の人と交渉してどんぶりを作っていく作業が苦手なんですよね。 そして六花亭のばら売りのお菓子を買ってホテルに退散しました。
「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」 釧路市錦町2-4 TEL0154-23-0600

◆ 夕食 ◆

一度食べてみたかった「ぬさまい定食」です。  もう精魂尽き果てたので、滞在してる釧路プリンスホテルで夕食。 前から気になっていた中華レストラン「錦」で宿泊者限定の『ぬさまい定食』を注文しました。 中身は、若鶏とカシューナッツの炒め物・えびのチリソース・チャーハン・漬物・スープ・デザート。 量がとても多くてびっくりですが、とてもおいしかったです。
 周りで食事をしている人達の話題は、もっぱら『天候』のことです。 足止めされている人がたくさんいるようですね。みんな困ってます...。
幣舞定食(2000円)

「釧路プリンスホテル」 〒085-8581 北海道釧路市幸町7丁目1 TEL. 0154-31-1111


明日の夕方まで釧路に足止め。
今夜には大雪をもたらした低気圧が遠ざかり、明日にはなんとか帰宅できそうです。
明日は晴れるそうです。

私は、オットに悪いなと思いつつも心の中でこんなことを考えてました...。
空港のカウンターで、『欠航』という掲示を記録しなかったことを悔やんだり...とか
駅に行って、電車の麻痺状況(「不通って文字」)も見てくるべきだったなぁ〜...とか
空港で寝泊りなんてのもHP的にはおもしろかったかなぁ〜...とか
しかも、明日はもう一度スノーシューがしたい!...と私の中の悪魔が囁いてました。

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