![]() ▲ TOP PAGE マルセル・デュシャン 《 FRESH WIDOW 》 内丹理論 【作品典拠年譜】 デュシャンの秘密 デュシャン・コード 石川虚舟/作品集 |
![]() マルセル・デュシャン 《 FRESH WIDOW 》 1920 ▼ 石川虚舟 《 FRESH MIND/WIND 》 2006 ⇒ 龍魚と錬神還虚 ⇒ 内丹術 |
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錬神還虚 錬精化気 錬気化神 錬神還虚 錬成された精は気と化し、気は輝き、神(spirit)と化す。 さらに神を錬成すると虚に還元される。 ⇒ 李道純 『中和集』 (三関) 左の作品の下部に、 [ FRESH WIDOW ]と英語で記されている。 指物師に注文制作されたフランス風窓[ FRENCH WINDOW ]から [ N ] néant ( 虚無 ) を除去すると [ FRESH WIDOW ]に近似する。 ⇒ 《FRENCH WINDOW》 鑿戸牖以為室、当其無有室之用、 戸口や窓の穴をあけて家をつくる。その無の空間に家の有用性がある。 ⇒ 『老子』第11章(無の用) ガラス部分に貼られた皮に、黒いエナメルが塗られている。 黒の光沢をだすために、デュシャンは日々、靴のように磨いたという。 黒の究極が「玄」である。 「錬神還虚」の神を英訳すれば SPIRIT 、もしくは MIND である。 WIND の W を逆転すれば、 MIND になる。 FRESH MIND、つまり神を錬成すれば虚に還元される。 |
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