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こころがいつも明るいとはかぎらない、だが、こころはいつも明るくあるべきはずだと思う。
どこを旅していても‥富良野や道東でも‥花畑が眼前にパッと広がると、こころは晴れやかになる。
富良野のラベンダー、滝上(たきのうえ)の芝桜、どこかのヒマワリ、タンポポ、ポピー畑。
自然の色は実にいい、人工の色ならこんなにまで人のこころをなごませたり、明るくさせたりできない。
ある種の音楽にも似て私たちのこころをいやし解放する。ここまで旅をしてよかった、そう思わせる
何かが自然のなかにある。それはもしかしたら、私たちのなかにも森や湖、花畑が存在する
からなのかもしれない、何千万分の一、何億分の一の縮図として自然が組み込まれているのでは‥。
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★16世紀以来、英国は森林の樹木を次々に伐採していった。海洋王国・英国の面目を保ち、
他国との競争に打ち克っていくには、造船の拡大は至上命令であったのである。19世紀、
ようやく英国は自国のはげ山ぶりに気づき、森林の保護育成につとめこんにちに至っている★
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