日記

■バイク乗りの週刊日記−2000年版

ここではその週にあったことや思ったことを徒然なるままに書いていこうかと思っております。

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■12/31(日)

 今日で今年も終わりである。今年の私の大きな出来事というと、RF400からに乗り換えたことであるとか、職場が変わったことだろうか。そうそう、一緒に出かけた友人のバイクが壊れるというのもあったな(笑)。今年は14回ツーリングに出かけた。減ったかと思ったが、確か去年と同じ回数である。来年もまたこれくらい出かけられるだろうか。
 もうすぐ21世紀になる。21世紀、だ。今日から明日になって、それほど何かが変わるわけではないだろうけど、それでも何かが変わってしまいそうで。SFで出てくる21世紀というのは未来と同義語で、明日から未来世界になりそうな、そんな錯覚を持ってしまう。私も何か変わるだろうか。未来も私も良いように変わってくれることを祈りつつ。


■12/24(日)

 今日はオートバイ用品店南海部品本店で買い物。久々にに乗ったと思ったら、だいたい1ヶ月ぶりである。それでも一発始動してくれる辺り、新しいからだろうか。DF200Eなら1発始動でも5秒以上はセルを回していたところである。隼の方が電子機器の待機電力を取られていると思うのだが。久しぶりに乗ると、これまたかなりの違和感。前傾姿勢がしばらく気になったりする。ま、重いのやパワーの出方も気になるのだけど。この調子では、春になったらずいぶんと下手になっていそうで怖い。先週のワンデースクール大阪が雨だったのがかえすがえすも残念であり。
 今回買ったのは、「ペックス」というオイルフィルターの中に入れる鉄粉除去装置と、ダブルホーン、後は小物を幾つか。ヘッドライトのバルブも見たのだけど、どうも高そうでパス。ヘッドライトバルブならホームセンターでもあるらしいし。だいたい南海部品は私の中では高いイメージがあるのだけど、金券があるからどこに行ってもあまり値段が変わらないか、値引きのない物を買う予定だった訳だが、やっぱりあれこれ買っていたり(笑)。
 昨日はバイク屋「山田サイクル」の忘年会だった。DF200Eで出かけて、nokonoko氏のジェベル200と交換して試乗してみる。同じエンジンのはずなのに、フィーリングが結構違っていて、DF200Eがエンジンの鼓動を強調しているのに対して、ジェベル200はスムーズに回って速そうである。まあ、点火系チューンとエンジンオイル添加剤導入の違いなのかも知れないが、どちらかというとジェベル200の方が好みかなと。
 忘年会が始まると、相変わらずこういうところが嫌いだなぁと苦笑してしまう。酒の席が嫌いというのではなく、あまりよく知らない人たちの集団に入ってしまって、常連さんたちは常連さん達で盛り上がっている場所、のことである。私の様な非社交的人間は輪にも入っていけずに、周りに人がいるが故の孤独を感じてしまうのだ。ま、それでも今回は知った顔が何人もいたので良かったが、どうもそういう境遇にいるらしい人を見かけたので、大半の時間をその人と話して過ごした。結構話好きな人で、面白くはあったのだけどね。こういう人でも話に入っていきにくいのかなと思ったり。ま、私にできるときはフォローしないといけないなと思ったわけです。でも出来うることなら参加しない(^_^;


■12/17(日)

 忙しいのに、光栄の三国志7にはまっていたり。家臣の立場でプレイできるのも、それだとさくさく進むのもいい。しかし、独立するのって案外難しいのね。
 年賀状を作る。買ったばかりのアルプス電気MD-5500をもちろん使うわけで、まあうれし楽しく作っている。最高画質を得るには特殊インクとさらにはオプションパーツが必要だというのは知らず、そこそこの画質で(普通の官製はがきだし)作っているが、それでもたいしたもんである。写真よりも字の綺麗さの方が感動である。つぶつぶがないものねぇ。まるで印刷のようだ。さらにインクジェットのように濡れていないし。店員に遅くて高いと言われたが、今のところスピードにさほど不満はないし、インクも思ったより減っていない感じである。まあ、PM700Cがかなり遅かった(特にモノクロ)ので、今時にしてはそうなのかもしれないが。
 今日は雨だった。今日はワンデースクール大阪に参加の予定だったのだが。こうなるとバイクに乗っていない週が続くので、そちらの方も心配である。来週は乗らねば。
 12月から自転車で駅まで行っている。歩いて12分+2駅先の駅まで自転車で20分弱といったところか。まあ、通勤代の節約というのも大きいが、時間にしても短くなるというのもありつつ。でも、一番の利益は精神的なものだったり。真っ暗な帰り道の駅から12分が、陰々滅々とした気分になってくるのだ。自転車だと少し疲れるし気を使うこともあるのだけど、それでも、精神的には何の疲労もなくて、その方が今はありがたかったりする。
 真っ暗な中で何も考える必要もなく歩くよりも、脚の運動になるくらいに飛ばし、4輪や人とぶつからないように探知し、風を受けて走るのがいい。それがアドレナリンの快楽でも、「幸せなら何でもいい」だ。
 BGM : HELLOWEEN「THE DARK RIDE」


■12/3(日)

 土曜日はドライバースタンドに行って、幾つか買い物。特に目当てがあったわけではないのだけど、あれこれ見て回る。で、SAIKOのアラーム付きロック(これはWebページで見た時から欲しかった)とNGKのプラグキャップとPLOTのハイプレッシャーラジエターキャップ等を購入する。プラグキャップはNGKのイリジウムIXとともにDF200Eに取り付け完了。ちょっと走ってみたが、少しパワーアップした様で、安価にパワーアップしてちょいとうれしかったり。
 私はマシンの性能強化はそれなりにやる方ではある。が、これが同じバイク乗りでもあんまり理解されていない気がする。バイク乗りでない人にはもっと分からない世界なのだろうなぁ。
 私がマシンを強化するのは、たいていの場合安全になるから、である。ブレーキやタイヤを強化すると安全になるのはすぐに理解できると思う。シートやスクリーンを換えるのは、それが疲労軽減になるからである。疲労や痛みは意識のいくらかをそちらに向けさせてしまうから、安全に向けている意識の何%かを持って行ってしまうことになる。パワーは、無いよりもある方が安全であるというとあまり理解されないかも知れない。まあ、GSX1300R隼くらいになると、それ以上欲しいとはあまり思わないが、DF200Eくらいではパワーがある方が安全ではある。例えば林道でエンストせずに済むとかもそうだし。それに高速道路で100km/hで走れるバイクで100km/h出すのと、300km/hで走れるバイクで100/km/h出すのでは、もちろん限界で走るよりも1/3でしかない余裕がある方が楽で安全なのは分かるかと思う。
 まあ、そんなこんなで、マシンを強化することは安全につながると思っているのである。ま、それだけではないのはもちろんで、気持ちよく走れるかどうかというのも大きな要素ではあるのだけど。


■11/26(日)

 青山高原のクランズハウスT&Uで買った、マリアージュ・フレールのダージリン・オータムナルを開けて飲んでいる。やっぱり、いいね。香り立つ香気だけで、満ち足りた気分になる。もっとも、結構手抜きして入れているのでクランズハウスT&Uで飲むほどに凄くはないのだけど。
 勤労感謝の日は、あめふらし氏のWebページ「彷徨猫旅記録」のオフ会に参加。R371沿いの、少々B級の匂い漂うドライブインにて待ち合わせる。参加者は4人。あめふらし氏とぷくぷう氏とたぬたぬ氏、そして私である。コースはR371からR168を使って渡瀬温泉へ。おおむねいい道で、私にしてみれば退屈ではある(笑)。途中、笹の滝に寄る。結構大きな滝で、そこで写真を撮ったり。その後は道の駅十津川郷で蕎麦を食べ(これがうまい)、渡瀬温泉へ。大きな温泉で、湯船がいくつもある。そこでゆっくりと浸かって、服を・・・温泉後に冬装備を着るのは抵抗があるが、仕方がない。帰りはR311からR424へ。途中でたぬたぬ氏のテールランプが切れているのに気が付いたが、すぐにスクーターなどを置いている店を見つけて、ランプを交換することが出来た。しかしこれで、今年に入って6回人と出かけて5回は人のバイクの故障に出会ったことになる(爆)。それからはつつがなくツーリングも終了、帰着した。今回は走る順番がほぼ固定していたが、最後尾と先頭は順番を変わるったら良かったかなと反省。オフ会と言っても、主催者任せじゃまずいやね。特に今回は、私がたまたま最後尾に回ったときに、それまで最後尾を走っていたたぬたぬ氏のテールランプ切れに気が付いたので、そういうこともあるのだなということも含めてそう思ったのでした。


■11/19(日)

 今日はDF200E「陸自郎君」で高野龍神周辺に行って来た。もうこの時期になると山中はかなり寒い。上は革ジャン−ゴア・ウインドストッパージャケット−フリースという3段構えだったので寒くはないが、意外にオーバーパンツ装備で万全かと思っていた脚の方が少し涼しい。さらに足首から先はゴアソックスだけではダメらしく冷たかった。足下の防寒を考えないといけないようだ。とはいっても、つなぎ着た大型バイク乗りが結構いたりして、あれは寒くないのだろうか?と思ったり。しかしこれだけ寒くても、まだ紅葉にはちょっと早いような感じである。色づいてはいるのだけど、7分という感じか。
 道の駅しらまの里で、お揃いのSL230に乗った2人組と少し話をする。林道情報の交換をしたり、たわいもない話をしたり。やはりというべきか、未舗装林道が舗装化されている話になったりする。湯川有中林道を通ったが、前来たときはいい感じのダートだったのに、今日行ってみるとほぼ全線舗装化工事が進行していて、タンクローリー(で良かったかな?)でダートが慣らされていて、すぐにも舗装が進みそうである。残念ではあるが、楽しみのために走っている私がそれについて何かを言える立場であるはずもなく。この林道は恐竜ランドの駐車場裏から始まっているから、舗装化されることで集客効果があるのだろうなと、その土地の人たちにメリットがあるのなら歓迎すべき事なのだろうなとは思うけど、ただ、少し寂しかったりもするわけです。


■11/12(日)

 10月に行った木曽の方の紅葉の写真を、友人であるやまさんの「やまさんのホームページ」のTOPに載せてもらった。たまたまメールのついでに送ったところ、「季節の画像が欲しかったんです。使っていいですか」ということで、ありがたく使っていただけることになった。私は写真は趣味ですらない(記念とか記録だ)ので、写真が趣味という人のウェブページを飾れることは実にうれしい。載せたことで何人かから綺麗ですねと言ってもらえたが、もちろんそれもとてもうれしい。あのときは、綺麗に紅葉している木を見つけて少し行き過ぎたところで止まり、歩いて戻ったのだった。だいす氏が止まっていなければ、そして戻っていなければ撮っていなかっただろうから、だいす氏には感謝である。
 ついでにその時の話など。「旅人の礼儀として旅先ではお金を落とそう」と言った方がいて、なるほど、と思ったのでできるだけ実践している。キャンプの時の食材は全国チェーンのコンビニではなく地元のスーパーや商店で買うようにするとか。で、野麦峠で土産を買ったのだが、土産物屋に入って(漬け物とか)物色すると製造元の多くが松本市だったりして奈川村とか高根村のお土産がほとんどなかった。なんとか奈川村製造のものを見つけて買って帰ったのだけど、あまり好評ではなかったり。喜ばれるものをというのもなかなか難しい。
 その後、道の駅・名宝で休憩したときには、無人販売の里芋があったので買って帰ったが、これは美味しいと好評だった。道の駅・名宝には何度か寄ったが、ここでは必ず名宝ソーセージだとかを食う。この辺の名物で名宝ハムというのがあるので、これがなかなか美味しい。この名宝ハムにはちょっとしたドラマ(明方ハムとの確執とか)があったりして、まあなんつーかちょっと応援してやりたいような気持ちで、寄ったら必ず食べている。これなんかはお土産ではないのだけど、その地の話を知ることでただのお土産よりも地に足が着いた、よりその土地を意識させてくれるという点でいいなぁと思ったりしたわけで。そんなことを言ってたら、お土産なんかなかなか買えないけどね(笑)。


■11/5(日)

 今週は3連休であるのに特にどこにも出かけず。ま、数日前に大雨が降ったので、DF200E「陸自郎君」を出しても林道が通れない可能性が高いと思ったのもあるのだけど。そんなこんなで、今日は今日で予報とは違って晴れていたので洗車などしたり。
 私はどちらかというと洗車はしない方である。それをするのは7ヶ月持つというポリマーコートのワックスがそろそろ切れる頃だからである(笑)。私はバイクが好きではあるが、しかしあまり可愛がってはいないと気が付いていた。RFOCにいた頃には「RFが好き」という人が幾らでもいて、自分より愛の強い人なんて山のようにいることを知ったし、実のところそれが1つの原因でRFを降りたりもしたのだけど(RFOCを辞めたのは半分はそういう理由である)。RFをさほど愛していない自分が許せなかったというか。少し前に気が付いたのだが、私は本質的に愛が薄い人間なんじゃ無かろうかと。そう考えると色々と思い当たる節もあったりなんかするわけで。それがいいことか悪いことかはさておき、自覚することは無意味ではない。
 バイクだが、私にとっては道具である。道具としての機能性は気になるのでメンテナンスはするわけで、つまるところそういう事なのだろう。ま、人それぞれだが、私はそういうことらしい。


■11/2(木)

 先週金曜・土曜と岐阜・長野方面に出かけてきた。今回はバイク乗り仲間では2番目に長い付き合いのだいす氏が同行である。だいす氏は私から見れば、バイクも趣味の普通の人、である。私の様な、バイク・ジャンキーの、コチラガワの人間ではない、まっとうな奴だ。
 名神で、先を行くホンダ・ゼルビスの後ろ姿が見えた。私は追い越して手を挙げ、ゼルビスに乗るだいす氏の前に割り込んだ。先のサービスエリアの看板を指さして、サービスエリアに入る。去年の青山高原以来、1年ぶりの再会である。
 まずは神坂峠を目指す。OUTRIDER11月号に載っている峠だ。今回は紅葉をメインにしたツーリングである。神坂峠は途中ダートもありで隼で行くには苦労したが、木々が綺麗に染まっていたので気をよくする。神坂峠から先は通行止めになっていたので道を戻って馬籠宿へ。そこで昼食と観光を。そこから北上して木曽福島で国民宿舎に電話して宿を取った。ここは温泉が付いて6500円といい感じの値段である。ま、少し安っぽいが、それは仕方ない。4時くらいだったので、地蔵峠に行ってみる。紅葉のトンネルを抜けるようで、ここもいい道である。ちょいと悪路だしね。
 土曜日は野麦峠から開田高原でお蕎麦。ふもと屋でとうじ蕎麦を頼む。蕎麦を沸かしたつゆにしばらくつけてから食べる蕎麦で、これがなかなかうまい。山の方はかなり寒く、昼間で7度とかの気温だったりしたので、この暖かいお蕎麦が美味しかった。帰りも紅葉を眺めながらの道程。今回は紅葉を見るツーリングでした。


■10/15(日)

 今日は青山高原にDF200E「陸自郎君」で出かけた。当初はGSX1300R隼を出す予定だったが、友人木の精氏の出せるバイクがディグリーだけということで急遽変更である。秋の頃に青山高原に出かけるのは毎年恒例の行事みたいなもので、これで4度目だろうか。私のお目当ては「クランズハウスT&U」の紅茶である。木の精氏の立場に立てば、毎年私の趣味に付き合わされているわけで、ちと申し訳ない気がしないでもない。
 朝起きると曇っていた。思ったよりも天気が良くない。それでも今更変更できるわけもなく出発。ともかく雨には降られずに安濃SAで木の精氏と出会う。木の精氏は風邪気味で、見た目にも調子が良くなさそうである。それでも出てくる辺りは好きというか・・・かく言う私も未だ咳が出るので人のことは言えなかったりするのだけど。そんなわけでふたりで喉飴を舐めながらの出発。途中でディグリーとDFを乗り換えたりもして。うーん、ディグリーの方が良くできていると感じる。ポジションがしっくりくるし、エンジンはパワフルでDFと比べれば単気筒とは思えないような音だし。そんなこんなでクランズハウスT&Uに到着。軽く昼食、その後スコーンと紅茶「TOKIO」を頼む。「TOKIO」はマリアージュ・フレール(メーカー名)かな? 日本茶をブレンドしてあるそうで、そんな香りと味わいがある。ちょっと変わっているがこれがなかなか美味しい。まあ、ここの紅茶がまずいわけがないという期待があるわけで、期待通りというか。期待以上ではなかったのが残念ではある。そうそう、レジのおばさんはどうやら私のことを憶えていたらしい。年1回しか行かない私のことを。マリアージュ・フレールのダージリンを手に持っていくと、限定品のダージリン・オータムナルが数個残っていると教えてくれ、最後に「いつもお世話になってます」と言ってくれたのだ。大げさな言葉じゃなくて、とてもささやかな、たった一言だったけど、その一言がとてもうれしかった。
 ふと見ると外は雨だった。木の精氏も調子が悪そうで、早々に帰ることに。伊勢道に乗って、関で別れ。私はしばらく名阪国道を走ってから、R163で帰った。DF200Eで高速道路を走っても楽しくないどころか苦痛なくらいで、それならと国道を走ったが、よほどこちらの方が楽しかった。考えてみれば当たり前の様なことを、私はあまりしてこなかったなと反省。
 おまけ。友人のディグリーのヘッドライトがいつの間にか点かなくなってなっていた。これでGWから4回連続で他人のバイクに故障を呼んだことになる(爆)。今度のツーリングの時は、神社によってお払いしてもらった方がいいかも(苦笑)。


■10/9(月)

 せっかくの3連休だというのに、風邪を引いてしまった。1泊2日で出かけるつもりだったのだが。
 10月から職場が変わり、バイク通勤できなくなった。バイクに乗れないことに対して、何か禁断症状とか出るかとも思ったがそういうこともなく、電車通勤もさほど苦にならずに1週間が過ぎた。たまった小説を読める点で電車通勤も悪くない。
 もちろん気になることもあるわけで、バッテリーがあがらないだろうかと思うし、毎日乗らないことで腕が鈍ることも心配だし、同じ所に置いているのは盗難も気になる。などと色々と考えるわけで。1週間目からそんな心配をしつつ、その1週間目は風邪引いて乗らずに過ぎるのでした。来週はツーリングに行けるかねぇ。


■10/2(月)

 日曜日はでワンデースクール大阪に参加。白バイ隊員の女の子と楽しくライディングのテクニックを磨けるという、うれし楽しい講習会である(ちょっとウソ)。今回は隼初出撃ということもあって初級コースで参加した。隼は大柄でパワーもあるため使いにくいかと思っていたが、思ったよりも無難にこなす。まあ失敗もあるのだけど、それは私が未熟な所為であって、うまくこなせることもあるのだからマシンが悪いわけではない。パワーがあるから前に出過ぎることもあるが、ブレーキや半クラを使えば何とかなるのだし。
 思ったよりも無難にこなしたとは書いたが、失敗もあるわけだし、うまくいってもなんとかこなしただけである。次は失敗しないこととより上を目指して参加しようかと思っている。なにせとんでもなくうまい人がいるのも見ているから、上は果てがないのは分かっているが、だからいつまでも参加できるだろうなとも思う。
 今回は隼オーナーズクラブの亀ライダーさんも参加されていて、隼の情報交換などが出来て興味深い話をずいぶんと聴くことができた。こういうとき、同じバイクのオーナーがいると色々と話ができて良いなぁと。


■9/26(火)

 日曜日にで出かけてきた。この日は天気が良くなくて、雨に降られてしまった。今回はツーリングではなく隼のセッティングのために走りに行って来るつもりだったのだが、雨のためにあんまり遊べなかったのが残念である。天気が悪いのに出かけたのは、会社のノートパソコンを持ち出せるのがこの週末しかなかったという理由である(笑)。ダイノジェット社のインジェクションコントローラー「パワーコマンダー2」は、基本的にはノートパソコンが必要なのだ。それでスロットルポジションセンサーをきちんと合わせて(狂ってました(笑))、ダイノジェット社がすでにセッティングしたヨーロッパ仕様向けのマップをウェブからダウンロードして導入。雨の事もあってノートパソコンを出すのもためらわれ(途中の雨宿りとかで時間もなかったのだけど)、主にパワーコマンダー2を付けたり外したりして変化を見てみたが、、、あんまり変わらない気が(苦笑)。少しなめらかなふけ上がりかな。それならパワー感はノーマルの方があるような(笑)。
 次にサスペンションを少しいじってみる。隼は、ワインディングを走るにはリアが柔らかいと感じていたので、マニュアル記載の「強」の設定にしてみる。これがなかなかいい感じ。とはいえもう少し改善の余地があるかも。ま、ちょっといじっただけだしね。
 そんなこんなで、雨と時間に追われてそこで終わり。サスペンションは少しいじると変化が分かって面白かったかなと。たまにはこういうことをして遊ぶのも悪くないものです。パワーコマンダー2はちょっともったいないことをした気がしないでもないが。


■9/18(月)

 日曜日はデュラムさんと琵琶湖方面にツーリングに行って来た。デュラムさんはDF200Eに乗っている関係でネットで知り合った人で、初めて会う人である。こうして比較的簡単に同好の士を見つけられるのがネットのいい点ではある。
 基本的には琵琶湖一周というコースである。ま、景色いいからね。道もだいたい空いていて走りやすい。残念だったのはあまり林道を走れなかったことだろうか。デュラムさんと出会ったときから、彼のDFはエンジンからオイルを噴いていたのだけど、大津市ではフロント側のスプロケが脱落するというアクシデントまで付いて、修理やらで時間を取ってしまったのが大きかった。とはいえ、私はそれなりにアクシデントも楽しめるタチで、今回は他人事だから焦りもしない(笑)。ま、日本の舗装路上でならなんとでもなると思っているからでもあるけれど。
 しかし、GWからこっち、他人と行くたびに人のバイクが壊れるのはどういうことだろう?(笑) そろそろ故障を呼ぶ者の称号を得るかも知れないなと思ったり(笑)。


■9/5(火)

 ようやく朝晩は涼しくなってきた。そろそろホットの紅茶を気軽に飲めるだろうか。
 夏場はアイスティーをいれて飲む。私はまず普通に入れて、冷ましてから冷蔵庫にいれるが、正統な方法は急冷法-葉に対して沸かした湯を通常の半分いれて、蒸らしたところで氷をぶち込む-で、これだとクリームダウン(白っぽく濁る)しにくいらしい。他には水出し-葉に対して普通の量の水を入れて、8−10時間ほど冷蔵庫で寝かせる-もあって、時間が掛かるのが欠点ではあるけどこれもよくやった。
 旅に出ると、私は紅茶を持っていく。3分の砂時計もだ。お盆の時も持っていって、「ぽっぽのお宿」でお茶会があったときに出した。「そんなの持って旅してるんですか?」と驚かれたが、同時に好評だったので良かった。「砂糖もありますよ」というと「砂糖を入れると味が変わるからいいです」と言ってくれたのは、紅茶党冥利に尽きる思いだった。直前に某社のティーバッグの紅茶が出ていた所為もあって、みんな違いが分かってくれたらしい。その時持って行っていたのがフォーション(フォション)のローズティーだったのだけど、それもまた目先が変わって良かったのかも知れない。
 同行の木の精氏はというとコーヒー党で、キャンプに行くと彼の作るコーヒーが実に楽しみだったりする。以前はコーヒーミルを持ってきてがりがりやったものだが、コンパクトパッキングを追求するようになってからは持ってこなくなった。ま、持ってこないのが普通だが。
 私が紅茶を持っていくのは、もちろんうまい水で紅茶を飲みたいというのもあるのだけど、それよりも、バイクのためだけに切りつめた旅よりも、ひとつくらいは「遊び」の部分を持っていたいと思うからだ。それに、人に喜んでもらえたときもうれしいしね。


■8/31(木)

 あれこれいじっている内にパソコンが壊れてしまい、急遽パソコンを注文した。更新が遅れたのはその所為である。更新しようと思っていた日に壊れ、パソコンが届いてからもセットアップに追われで、なかなか更新作業が出来なかった。いくつかはできあがっていたのにね。さて、買ったのはゲートウェイのアスロン(サンダーバード)700マシン。これが送料手数料込みで99015円。ずいぶんと安いものである。ま、メモリは64M(しかもPC100。もっとも前のが使えるから悪くはないけど)だしTNT2M64だし安くしてあるところは安いのだけど。即納品と言うことで頼んだので、スペックは選べなかった。
 そんなこんなでしばらくパソコンのない生活をした。仕事を終わってからが実に暇で、読んでいなかった小説を読んだりして過ごしていた。まあそれはそれで悪くなかったのだけど、インターネットが自由に使えないと言うのがなんとも不便で、孤島にでもいるような気分だった。実際、情報隔離されているわけで。まあそれだけインターネットが自分にとって切り離せないものになっているのだと実感。しかし、情報から隔離されると不安になるというのは、情報というのもまたひとつの欲望なのかなと思ったり。


■8/19(土)

 お盆休みは2泊3日で信州の方に行ってきた。急遽友人も来ることになり、いつもの様に木の精氏との2人旅となった。木の精氏との付き合いはバイク乗り仲間の中ではもっとも長い。愛知県人なので年数回しか会わないが。付き合いが長いからといって、感性が似ているのかというとそうではない。むしろ似ていないからこそ一緒に出かけようと思わせてくれる、貴重な友人である。
 高速道路のPAにはすでに友人と85年式ドゥカティ350F3が着いていた。故障する可能性を見越して早めに出たらしい(苦笑)。ドゥカみちゃんの音はどんなかと楽しみにしていたが、官能的な音というわけではなく、今にも壊れそうな音をしていた(笑)。
 まずは「上条」で蕎麦を食う。次に「KEN's Coffee Atlier」でコーヒーを飲み豆を買い、「いろは堂」でおやきを食べた、というのが初日の行程である。私はうまいものを出すお店を調べて探すなどという面倒なことはしないので、もちろん木の精氏の選択である。まあ私が方向音痴であるというのも大きな理由ではあるのだけど。とはいえ美味しいものは好きなので、よろこんで頂いた。中でもいろは堂のおやきがお気に入りでもう一度行きたいものである。
 2日目は、「HAKUBA47」で乗馬、オリンピックのジャンプ台前でコーヒー、「絵はがき」で昼食、そこから温泉、とほ宿「ぽっぽのお宿」という行程。2日目昼食後辺りからドゥカみちゃんの調子が悪化し、プラグを消費しつつもなんとか宿にたどり着く。とはいえプラグを使い果たしたので宿からプラグを注文したり。この「ぽっぽのお宿」というところは私には合わなかった。ユースホステル形式の宿で、安いのはいいのだけど、嫌なタイプの客がいたのがねぇ。他にも信州にある宿のくせに北海道の話をしましょうなんて宣伝文句もなんかね。私は北海道に行ったことが無く、北海道に対しては複雑な感情を持っている所為もあるので、どうもね。
 3日目。私は明日から仕事。木の精氏はまだまだ休みでドゥカみちゃんの部品待ち。というわけで別れて帰ることにする。いざとなったらレンタカーでも借りてバイクを運べばいいだろうと思っているので心配はしてない。この日の行程は美ヶ原−霧ヶ峰−R361−開田高原−高速道路である。ちょっと時間が掛かってしまって大変ではあった。しかしまあ、1,2日目と3日目を見ると、その行程の内容にかなり差があるなぁと思ってしまう。もちろん差があるからこそ友人の存在を貴重だと思うわけではあるのだけど。
 今回、友人が店探しに使った本がある。「白馬の達人になれる本」という(白馬、安曇野を中心とした信州の手作りガイドブック)だそうで、これがなかなか良くできた本である。10数年前にかの地に移り住み、宿を経営して、最初は宿泊客に配っていたというこの本は、ご夫婦のこの地への愛が詰まっていて、いいなぁと思わせてくれます。ほとんど手書きってのもいいやね。


■8/10(木)

 きのうは久しぶりにDF200E「陸自郎君」でツーリングに出かけようかと思っていたのだが、天気が良くないのでやめる。朝から雨がぱらついているし。天気予報ではそんなに悪くなさそうだったのに、やっぱりあてにならないなぁと思ったりするわけで。
 最近、ネット上のオークションなどを利用したりしている。今はyahooオークションにハヤブサ用のGIVIスポイラースクリーンを出している。ま、金儲けというほどのことはなく、不要品の処分(良く言えば必要としている人に安くお渡しできる)くらいの感覚である。そんな感じなのでお金の多寡は気にしないのだけど、それでもだんだんつり上がっていくのを見ているとそれだけでも面白かったりする。ちなみにGIVIのスクリーンは5000円から始まって、1日で6250円になっている。思ったより早い上がり方ではある。
 他に利用したのは「EasySeek 探しものお手伝いサービス」である。こちらは売り手からのオークションではなく、欲しい人が「○○が欲しいです」と書いたのに対して持っている人や店が情報を寄せるというものである。CDなどは中古でも定価額の希望があるので、うまくすれば儲かります(笑)。ちなみに私は380円の文庫「蒼いくちづけ」(神林長平)を2000円でふっかけられた(怒)。いや、手に入らないの分かってるから買ったけど。さすがに古本屋は価値が分かってるだけにふっかけてくるなぁと。私はクレヨン社のCDを2枚売ったが、3000円で、と先方がいうところを2000円で売った。中古を定価で売る気にはなれなかったのだけど。とはいえその感覚も麻痺しそうではある(笑)。
 ま、なんだかんだ言っても、手軽な個人売買を楽しんでいるということなのだなと思う。インターネットでそれが簡単にできる様になったということだろう。そういう意味ではインターネットで生活が変わるという実体験を、ささいではあるのだけどしているのだなと感じたり。


■8/3(木)

 今日はDF200Eのエンジンオイルの交換にバイク屋まで行った。ラフアンドロードのメッシュジャケットを着て。この暑い街中でジャケットを着たバイク乗りというのはほとんど見かけないが、今日は風もあったのでメッシュジャケットなら結構快適ではある。
 前述の通り、私は街乗りでもプロテクタ入りメッシュジャケットを着る様な人間である。チョイ乗りだからいいやと思ったりはしない。私は結構事故や転倒をやったが、そのすべてが旅先ではなく街だったという経験から、街の方が危険だと思っている所為もある。とはいえ、私は他人がTシャツで走っていようが別にどうとは思わない。リスクと快適さを秤に掛けて選んでるのなら、いいんでない?と思っている。ま、大排気量スーパースポーツに乗りながらTシャツ・半キャップなら格好悪いと思うが、あくまで格好悪いと思うだけである。いや、半キャップは125cc以下のみだったか? 逆につなぎ着て走るのも結構なことである。
 ネット上のあるところで出会ったのだが、「説教くれる安全至上主義者」の方がどちらかというと疑問に感じる。彼らは街乗りでどんな格好をしているのだろうと。現在最高の装備で街乗りをしているのなら別に言うことはないし、納得する。最高の装備とは、レースで使われるつなぎであったりプロテクタであったりだと思っている。ま、安全を他人に説くくらいだから、当然しているのだろうねぇ。していないのなら、安全と快適さを秤に掛けて自分で判断しているという点に於いて、Tシャツ・半キャップと変わりはしないのだから。
 当たり前だが、安全第一も快適性重視も否定はしない。別に積極賛成もしないけど。肯定するとすれば、世間に流れる様々な価値観ではなく、自分の価値観を持って実践している人、だろうか。そしてそれが自分の価値観でしかないということを分かっている人。それが安全第一であったり快適性重視であったりするなら、それでいいと思っている。ただ、それだけのこと。


■7/29(土)

 週末(?)はバイクに乗ることなく、PCのパワーアップにかまけていた。ま、暑いので出る気にならなかったという部分が無いわけでもなく。リコーの内蔵型DVD-ROM/CD-RWと修理の終わったMOを追加、少し前に20GのHDDも追加してある。が、このHDDを追加した辺りからマシンが不安定で、起動後壁紙が出た辺りで再起動させないといけないことがままあるのは困ったものである。この中でお楽しみはというとやはりDVDなわけで、DVDレンズクリーナーに映像が入っていたので見てみる。・・・コマ落ちする(爆)。CPU使用率を見てみると100%である。どうやらK6-2 550ではパワー不足のようである。というわけでDVD再生支援機能の付いたビデオカード(GeForce2欲しい)が欲しいなとさらなる物欲に駆られる結果となったのであった(苦笑)。
 四国では25年は前のカメラ(TRIP35)とデジカメを持っていたが、3日ほど前にフィルムの方が現像から上がってきたので見比べてみる。良い写真はデジカメに多く、しかし失敗も多いという感じ。対してTRIP35は良い写真というのはないけど悪い写真もなく、どれもこれも普通に撮れてる感じ。ま、25年の歳月を感じるほどではなかったというのが正直な感想ではある。それはそれで良かったような、悪かったような。ともかく25年前の技術力に感心したのは間違いなく。


■7/20(水)

 7/17-7/19と四国に行って来た。しまなみ海道から四国カルストで一泊、剣山で一泊。平日の、学校が休みに入る前と言うこともあってか、観光客もバイク乗りも少なかった。四国カルストではキャンプしている人が3人で、宮崎ナンバーのFJ1100氏と語って夜を過ごした。次の日も少し一緒したかった様だが、方向が異なるので丁重にお断りしたら、次の日5:45に起きたらすでにいなかった。それだけ朝が違うのならお断りするのは正解だったかなと。ちなみに私はというと8時前に出発。
 石鎚スカイラインでRMX250S氏がいたので少し話すと、バイク乗りの少なさ故か話が弾んで、良かったら一緒にライダーズインに泊まらないかと誘われた。その後の行程と、そして何より私がいびきをかくことから丁重にお断りしたが、これがお互いにキャンプ場に泊まるつもりで、同じキャンプ場にというお誘いなら受けていただろう。
 剣山では宿をどうするかはすでに心に決めていた。GWに泊まった民宿が家庭的な雰囲気や料理のおいしさ、お値段から印象が良かったのでそこにしようと思っていたのだ。憶えていてくれているだろうかと少し不安になりながら食堂の方に顔を出すと、「いらっしゃい」の後に「お!」と言った。私がにっこりと「お久しぶりで」と言うと「お久しぶりで」と返してくれた。その夜は主人と2時間ほど酒を飲みながら話していた。生ビールは向こうの奢りで。帰りにはお土産をひとつくれた。私もその過分な好意に謝してそこを辞した。
 こんな、うれしいことがあるから、旅をしているわけです。


■7/11(水)

 仕事の方が変則的になったので、土日更新とはいかなくなるのでご理解のほどを。
 きのう、天気が悪かったので、デジカメを買った(笑)。正確には天気が悪かったのでバイク用品屋のバーゲンに出かけるのはやめて、電車で日本橋に行くことにしてデジカメを買った、である。モノはコダックのDC280J ZOOM。230万画素機で48000円だった。48000円でオールインワンということで、接続キットなどを買わなくていいから他と比較するとさらにお得ではある。画素数の割に安いのを買った、ということになるだろうか。見た目はコンパクトカメラ風で、機能も面白いと言えるようなものは特にない。基本は押さえてあるのだけど、安いのは安いなりに削ってもあったり。個人的にはF値が3.0からとあまり良くないのが残念な点である。少し試しにバイクを撮ったりしてみたが、なかなか綺麗に写っている。ベランダから撮った景色だけは暗くて失敗だったけど。
 来週は3.5連休ほどある。ので、どこかに出かけてくるつもりである。できれば泊まりで。隼で初のキャンプツーリングのお供に2台のカメラを持っていくつもりである。ひとつは買ったコダックDC280J、もうひとつはオリンパスTRIP35。最近家の中から発掘した、20年ほど前のものと思われる2眼レフカメラである。電池すら使っていない-つまりフラッシュもなければ自動巻き取りもない、ピント合わせも手動-ロートルマシンと最新のカメラと言っていいデジカメの2台は、どんな世界を見せてくれるだろうか。20年経ってもあんまり変わらない画質だったりしたら笑ってしまうだろうけど。


■7/3(月)

 この土日は立て続けに出かけた。土曜日は4輪の練習がてら墓参りなぞ行って来た。疲れた、というのが正直なところ。しかしこれは慣れでなんとでもなるものだろうし、バイクで疲れないかというと、筋肉痛で今日あちこち痛いのでそんなことはない。暑くもなく、ゆっくりでも飛ばしてもさほど変わらず、まあ快適といえば快適ではある。それに対してバイクの良さは快楽なんだろうなと思う。ま、ある意味実用的な部分も多いのだけど。日曜日は高野山から十津川、上湯温泉高野龍神スカイラインと行って来た。バイク乗りを見るとピースサインを出したり、あちこちで人と話したり、ひとりでどこかにふらっと出かけられるのもいいやね。当たり前といえば当たり前だけど、4輪と2輪は別物なんだなぁと思った次第。



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