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■SUZUKI GSX1300R"隼"
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■GSX1300R"隼"のこと
GSX1300R HAYABUSA−スズキのフラグシップ。世界で2車種しかない「300km/h出る」量産マシン。カワサキZZ-R1100が長らく保ってきた最速の座を、ホンダCBR1100XXスーパーブラックバードが奪ったとき、最速競争が再燃した。1999年、次にスズキが出したのが隼であり、世界最速・初の300km/hオーバー・初のゼロヨン9秒台という肩書きをひっさげて登場したのだった。2000年、カワサキが最速の座を奪回すべく出したのがZX-12Rであるが、(雑誌によると)同一条件で走ったときに最高速で隼が劣ったということはなく、最高速では未だ最速の一台である。
不朽の名作?−おそらくそうなるだろう。「300km/hバイク」である隼は、登場と同時に「300km/hバイク」の存在を今後生み出さないという宿命を背負ったバイクになってしまった。ヨーロッパで「300km/hも出る危険なバイク」が取りざたされ、2001年以降はメーカーの自主規制で300km/hオーバーのバイクは販売されないという結果を迎えてしまった。つまり2000年モデルまでの隼とZX-12Rは、世界最速の座を永遠に保ち続ける可能性を持っているのだ。そして他と一線を画した独特のフォルムと名前は、誰が見ても分かりやすく、永く人に記憶されることは間違いないだろう。
2000年1月、大型2輪免許を取りました。RF400RVに不満があったわけではなく、むしろ理想的とも思っていましたが、隼が欲しくなってしまったのでした。一度はフラグシップマシンに乗ってみたいと思ったこともありますし、その存在感から10年は通用する価値観を持つマシンであると思ったのもあります。最終的には今後300km/hバイクが買えないかも知れないというのが決め手になったわけですが、それらは後付の理由でしょうね。やはり300km/hも出る夢のバイクに一度乗ってみたかったというのが動機でした。そのためにRF400の様なツーリングでの便利さは諦めることになりましたが、それは仕方のないことでしょう。 |
■隼・インプレッション
運動性能については何も言うことはないと言えるでしょう。175psを発揮する1300ccのエンジンは2000回転からでも強力に加速しますし、旋回性も悪くありません。ただし、RF400よりはきちんと操作してやらないと曲がらないとは言えます。多少重さを感じる点は不利ですが、それでも1300ccであることを考えればずいぶんと軽いものです。突出した運動性能とは裏腹に、普通に乗る分には乗りやすいのもいい点です。 |
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