カラダ←→ココロ セラピー  

カラダ←→ココロ


Kara-kokoのセラピーが体と心の
両方からアプローチするのは
なぜかを書いておきたいと思います。

自分がどのような姿勢でいるかを
普段はあまり意識しないかもしれませんが、

たとえば、かなしいとき。

首をうなだれ、
胃のあたりが背中の方に落ち込み、
猫背になっている。
胸が詰まり、深く呼吸ができない。

大きなため息をついてみて下さい。
するとこの姿勢になります。

そしてため息をついたままの姿勢で
深呼吸をしてみて下さい。

・・・・・

どうでしょうか。
息を大きく吸えなかったでしょう。

その姿勢のまま、
今の気分はどうだろう?と
感じてみて下さい。

どうでしょうか?

その姿勢のまま
何か楽しい気分になることを
思い出すか考えてみて下さい。

どうでしょうか?

楽しい気分になれましたか?

そのような姿勢でも
ああ、楽しいよ!という方も
それが悪いということではなく、
それでいいと思います。

あまり楽しい気分になれなかったという方は
姿勢を変えることで
気分をコントロールできる
かもしれません。

今度は逆に、
胸を広げて張り、
大きく息を吸い込んでみて下さい。

その姿勢を保って
楽しい気分になることを考えてみて下さい

どうでしょうか?
さっきより、楽しいことが
浮かびやすかったのではないでしょうか。

悲しくて泣くときに、
あまり胸を張っている人は
いないと思います。

このように、
姿勢(体のあり方)というのは、
気分や感情と密接に関わっています。

体に意識を向けることで、
自分が感じていることを素早く認識し、
気分や感情をコントロールすることも
できるようになります。

つまり深く落ちこむ前に
対処できるようになるのです。

「落ち込んだ気分を引きずらない」
体と心を健康に保つには、
このことがとても大切なのです。

体が感じているストレスを素早く認識すること、
心が感じているストレスを軽減すること、
これがストレスをうまくかわし、
失うエネルギーを少なくし、
ストレスに負けない体と心をつくっていくコツです。
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