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  万葉集に登場する万葉人が愛でたその花々を紹介し、人々がそれらに心を託した思いを、
   歌からも偲びます。大和路や京都などを訪ねて、野辺に咲く花を丁寧に解説。
   自然に触れながら、人と花の一期一会を味わいます。
     毎日文化センター
      「万葉の花と歌に親しむ」現地講座予定
   
   平成25年度前期予定*講師・企画・片岡寧豊 *毎日文化センター主催   
       第4火曜日  2013年4月〜2013年9月予定(雨天決行)
 
   ※  
講座の時間は、原則として13時から15時を予定していますが、多少の時間変更、
    また、諸事情により行先の日時変更も生ずる場合があります。あらかじめご了承ください。
   ※ 交通費、食事代、拝観料等は別途。
   ※     各回、事前に詳しいお知らせを致します。(★印は集合予定地)
   申込先 : (株)毎日文化センター →  電話06−6346−8700
                            E-mail   info@maibun.co.jp 


4月23日(火)

奈良県古くから「火の神」として尊崇・由緒ある往馬(いこま)大社へ

もとは生駒山をご神体としていたといわれます。十月の火祭りが有名ですが、意外にも知られていません。深閑とした神々しい広い境内や由緒ある建造物の美しさなど、注目。神苑の木々や草花も観察しましょう  (★近鉄生駒線 一分駅)                                 


5月28日(火)

京都市泉屋(せんおく)博古館へ。
「秘蔵の名画―花―特別展」とさらに中国青銅器の時代展の両者開館に合わせて見学ー希望者には大豊神社の植物を案内します。


 春と秋にのみ開館し、特別展もなかなか日が合わないまま今日に到っていますが、今回は、テーマが「花」と題して、黒田清輝・岸田劉生・梅原龍三郎等々の名画が公開。また、住友家のコレクションの青銅器をはじめ中国、日本の工芸品、茶道具、仏像など約三千点。とりわけ銅鏡コーナーでは、体感も出来、興味が持てます。滅多にない機会です。明るい庭園が館内外から楽しめ、散歩もできます。 大豊神社では、数々の山野草が植えられ、開花しています。終了時間オーバーしますが、ご案内いたします。  (★JR京都駅)    

6月25日(火)

奈良県・奈良県薬事研究センターに申込の上、貴重な薬用植物の特別見学を

珍しい植物の数々を観察します。申し込み手続きがあるので滅多にお伺いする機会がありません。この機会を有意義に。丁寧に一巡し、解説いたします。珍しいムラサキの花・見る機会がなかったカギカズラの花・カンアオイ・テンダイウヤク・アマチャ・ジャコウソウ・エンゴグサ・コウホネ・スイカズラ・エビスグサ(ハブ茶)・キキョウ等を観察しましょう。 (★近鉄御所駅


7月23日(火)

京都市・ハスやスイレン等
水辺の植物が涼を呼
ぶ古刹・勧修寺
かじゅうじ)へ。

とっておきの万葉の花の一つが蓮。ハスとスイレンの違い、見分け方を覚えましょう。900年に醍醐天皇が創建した御寺です。広大な池泉舟遊式庭園である「氷室の池」にはカキツバタも見られます。ハイビャクシンも観察。 (★JR山科駅


8月27日(火)

京都宇治市・世界文化遺産の平等院庭園と平等院ミュージアム鳳翔館を見学

残暑厳しい時期、エアコンの効いた涼しい博物館内でゆっくりと拝観させていただきます。国宝の飛天などすべて、博物館に収められています。また、夏の花木が楽しめる庭園内を通って、宇治川沿いのヤドリギもみます。ヤドリギは目の高さで観察できます。古代の歴史にも触れ、万葉の花に心馳せたひとときを過ごしましょう。
                (★京阪宇治駅

9月24日(火)

京都市・江戸初期の風流人、石川丈山の山荘跡「詩仙堂」へ

それぞれにいわれのある文人趣味の門や建物、庭園など、見所いっぱいの人気のスポット。石川丈山は鷹峯の文化人や松花堂昭乗など風雅の士と交わり、90歳で死ぬまでここに暮らしました。渉成園や一休寺(酬恩庵)の庭など、中国趣味の風流に満ちた作庭の名手。庭には添水(そうず)、いわゆる「鹿脅し(ししおどし)」があります。スイフヨウやススキ、ハギ、キキョウ、ヒガンバナなど趣のある秋の草花を観賞します。 (★JR京都駅

    【★事情により急きょ変更する場合がありますのでご了承下さい】
以下は開催すみ(参考)
 
万葉の花と歌に親しむ

平成24年
10月23日(火)


奈良市

・浄教寺の巨樹ソテツやタラヨウ・色づく枝垂れ桜など

ご本尊は運慶作の阿弥陀如来立像。境内には春の枝垂れ桜が美しく、初夏は珍しいアカンサスの花が咲き、年間通じてはタラヨウとソテツ等見られます。特にソテツは、一株から25本もの幹が出て貴重な巨樹です。非公開寺で、今回特別に拝観させて頂きます。万が一、お葬式や行事が急きょ入った場合は、他所へ変更します。(志納料要)                  
(★近鉄奈良駅)

11月20日(火)


京都市
紅葉が美しい・自然がいっぱいの赤山大社・赤山禅院へ。

1200年の歴史を持つ古刹。ご本尊は陰陽道の祖、泰山府君。「都七福神」の一つ、福禄寿神の寺です。紅葉真っ只中の境内は紅に染まり、参詣者で賑わいます。見所いっぱい素晴しい所です。(後期一度の親睦会を兼ねて、ホテル・アピカルイン京都で旬の京食材で頂く食事会を予定)       
(★京阪出町柳駅)


※変更第B火曜日12月18日(火)


大阪狭山市
大阪府立狭山池博物館で巨大出土展示植物など。  

古代の人の土木建築技術やアイデア等知ることや、平成の大修理を終えた狭山池ですが、かつて、行基、重源さんの大修理などからも学びます。出土した長尺のコウヤマキ(万葉名まき)に注目。          
(★大阪狭山市駅)
     

 平成25年

1月22日(火)


奈良県
温室内で花が咲き蝶が舞う橿原市昆虫館へ。     

見て、聞いて、触って、感じる昆虫館を訪ねます。木や草花と共生する昆虫たち。自然界の様子を垣間見ることができます。寒い折から、温かい館内での現地講座です。珍しい小鳥「ハチドリ」に出会えるでしょうか。
(★近鉄大和八木駅)

 
 2月26日(火)


京都市
法住寺の雅やかな枝垂れ梅などを愛でる      

平安時代中期に藤原為光により創建された法住寺。ご本尊は不動明王。山門や十三重石塔辺りのシダレウメや本堂前の紅白咲き分けのウメなど、香りと共に観賞。後白河上皇の離宮「法住寺殿」から5代の天皇34年間にわたり院生がおこなわれた歴史ある所です 
 (★JR京都駅)

3月26日(火)


京都府木津川市
万葉集に歌われた鹿背山・鹿背山城跡の椿や草花

近年の発掘調査で鹿背山(かせやま)城跡が解き明かされました。山頂130m。その途中の散策だけでも数多くの早春の万葉植物に出会えます。ツバキやスミレ・アカネ・サネカズラ・シャガ・フユイチゴ・ヤブコウジ・ヤブラン・ジャノヒゲ・タケ等々。自然が残る小径をちょっと歩き。(山頂へは希望者のみ)
(★近鉄高の原駅)

2011年度後期講座内容
 

2011年10/25


豊かな自然のアイアイランドへ。
秋を感じる雑木林を散策しながら植物観察

奈良と大阪の間にある生駒山。国定公園「緑の文化園」の奥にある豊かな自然と鳥のさえずりが魅力。緑の中でリフレッシュ、森林浴が楽しめます。滅多に行く機会のない所です。お昼のフルコースで和やかなひとときを過ごします。ソヨゴやニッケイ、サクラ、ツツジ類、富貴草他。

*集合=近鉄生駒駅 (送迎バスと昼食予約済)

11/22


国宝や重文が多い世界遺産の
天龍寺のお堂拝観と大庭園めぐり(一日コース)

夢(む)窓(そう)疎(そ)石(せき)の曹源(そうげん)池(ち)庭園・池泉回遊式庭園の方丈大庭園や紅葉づくしの園内を散策・見所がいっぱい!天龍寺の荘厳な建造物(お堂)などを拝観します。現在3万坪の寺ですが、昔は30万坪もあったそうです。広い庭園散策では、珍しいイスノキやヤマボウシ(実)、ハナミズキ(実)、赤く色づいたドウダンツツジや桜紅葉(サクラモミジ)、イロハカエデの紅葉はもちろん数多くの植物を観察。

*集合=京福嵐山線嵐山駅

12月


12月はお休み*現受講生の希望で1日コースを半期に一度実施。今期は11月実施

2012年1/24


大阪府藤井寺市・葛井寺(ふじいでら)で
井(いの)真(ま)成(なり)(遣唐留学生)の話と
辛国神社のユズリハ他

新しい年を迎え初詣をかねて訪れます。葛井寺は奈良時代の行基により創建。辛国神社は今から1500年前の雄略天皇の御代に創建された神社で、この地を治めていた物部氏が祖神を祀り、その後、辛国氏が祭祀をつとめ、辛国神社と称されるようになった歴史ある神社。奈良の春日大社とも深い縁があります。
*集合=近鉄藤井寺駅

2/28


京都市・智積院(ちしゃくいん)で
長谷川等伯の国宝障壁画や名勝庭園・香り高い梅を愛でる

数々の伽藍と貴重な文化遺産があり、中でも大書院に面した名勝庭園は、
「利休好みの庭」と伝えられています。長谷川等伯の国宝障壁画は、
楓図・桜図・松と葵の図・松に秋草図は必見。境内の梅園では早咲きの
ウメがほのかな香りを漂わせ、春を告げています。見所いっぱい!

*集合=JR京都駅中央出口バスチケットセンター前

3/27


京都市・「宝(ほう)鏡寺(きょうじ)(いつもは非公開)で
雛(ひな)人形や庭園拝観・ニッポンタチバナ観察

「百々御所」と呼ばれる宝鏡寺では、江戸時代後期の歌会の様子が
 等身大の人形で表現されています。各部屋の襖絵や、
 杉苔の明るい「鶴亀の庭」など。ニッポンタチバナの果実を観察します。

*集合=JR京都駅中央出口バスチケットセンター前

 

 
以下は2010年度前期に実施した内容です
2010年
4月27日(火)
奈良市・五劫院境内の万葉歌碑と知足院の奈良の八重桜
・上溝桜・浦島草
東大寺ゆかりの五劫院。非公開寺のため境内で見返り地蔵、コノテガシワ、万葉歌碑など。バス下車後の道中、民家の中でヤドリギを発見?しましょう。足を伸ばして空海寺、知足院へ(非公開寺・拝観不可)。天然記念物の奈良八重桜・珍しい浦島草・上溝桜など。可能な所のみ見学。春の散策を満喫しましょう。
(★近鉄奈良駅)
5月25日(火)

奈良・l?寺(れんじょうじ)〜遷都祭の年5月だけ特別公開!
(崇道天皇社)
奈良に在住の方々でもあまりご存じない御寺です。それもそのはず日頃は非公開寺だからです。境内には珍しい大山蓮華が咲き、見頃の五月末がチャンス!特別に重文の阿弥陀如来立像拝観を特別拝観。これまた珍しいニオイバンマツリの薫り高い花に出会えて至福のひとときを過ごしましょう。
(★近鉄奈良駅)

6月22日(火)

京都市・「床みどり・実相院(じっそういん)門跡へ」
(★京阪出町柳駅)
門をくぐると個性豊かなハスが今にも咲き初めんばかりに出迎えてくれます。実相院のハスは「桜蓮」「漁山紅蓮」など珍しい品種があります。まだ開花には少し早いのですが、早咲き品種もあるので少し期待しています。初夏、稀少生物のモリアオガエルが帰山するそうです。
今回は特に「床みどり」を実感したいとのことから、日頃なかなか行けそうにないやや遠隔地ですが、滅多にない機会ですので、足を伸ばして参詣しましょう。

7月27日(火)

奈良市・リニューアルされた
依水園(いすいえん)庭園と寧楽(ねいらく)美術館をたずねて
真夏の暑い盛りですが、園内はさわやかな緑いっぱいで涼感を誘います。それでも暑いと思われる方には、ゆっくりとクーラーのきいた美術館内で静かなひとときを過ごして頂けます。道中、ちょっと様変わりしたエノキとヤドリギ、奈良八景の場所へも立ち寄ります。ここでも見所いっぱいです。
(★近鉄奈良駅)

8月はお休み、現受講生の希望で、9月に一日コースとして実施。

9月28日(火)

兵庫・神戸布引ハーブ園・リラックス効果のあるハーブや、
秋の七草など

 今回は、8月と合わせて特別一日コースとなります。すでに布引ハーブ園の専門の先生にお願いしていますが、約1時間ほどハーブガイドツアーがあり、それに申し込んでいます。その後の昼食も、ハーブ茶が作れて、お料理も思う存分召し上がって頂ける人気のバイキングコースも予約しています。この時ばかりは園内、数々の植物に出会えますので、大いに「花」と「食」を楽しみましょう。
(★JR三ノ宮駅)


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          毎日新聞ビル2階

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