江戸時代、洛陽十二支妙見は、寿福、開運、厄除けを願う庶民の間で栄えました。

妙見大菩薩は、北極星、北斗七星を神格化した菩薩であり、諸星の王として宇宙万物の運気を司どり支配される菩薩です。

京都の中心である御所・紫宸殿を中心に十二支の方角に祀られた妙見宮から構成され、それぞれの妙見宮をめぐり開運、厄除けを祈願していました。

ところが、江戸時代から栄えた洛陽十二支妙見も、時の流れと様々な背景により、一時的に信仰が薄れてしまう、という時代もありました。

現在は、200年の伝統と、新たな歴史を刻むべく、「洛陽十二支妙見会」を発足させ、当時の歴史と伝統を今に伝えます。

洛陽十二支妙見めぐりは、ご自分の干支にあたる寺院からお参りされるもよし、今年の干支にあたる寺院からお参りされるもよし。それぞれの思考でお参りいただけます。

私たちの地球も小さな星であり、私たち自身も一人一人が自分の星を持って生かせていただいています。諸星の王たる妙見大菩薩に、さあ、あなたも参詣して厄除し、運気の扉を開きましょう。

洛陽十二支妙見