JR電動ヘリ ボイジャーE
JRの電動ヘリです。この機体の特徴は、電動ヘリではじめてCCPMを採用したことです。私にとってははじめてのヘリだったので、買ったときはCCPMって何?という状態でしたが、いろいろわかってくるとシンプルな機構だと言うことがわかりました。
このヘリの場合サーボから直接スワッシュプレートをコントロールしているので、リンケージが非常にシンプルで初心者でも組み立てが可能でした。初心者にとって、CCPMで難しいのはプロポのセッティングの方だと思います。パラメーターの意味が全然分からないのですが、このヘリの場合取説通りにセットしていけばOKです。
電動ヘリの場合、問題になってくるのは飛行時間です。バッテリーを大容量化することによって飛行時間を延ばすことは出来ますが、これだけでは限界があります。そこで注目されるのは機体の軽量化です。電動ヘリをお持ちの方は何らかの形で軽量化に取り組まれているのではないでしょうか?
そこで特に珍しいこと、おもしろい事はやっていませんが、私の施した改良点をご紹介します。
拡大写真(約100kb)
まず軽量化の第一歩として手を加えたのはサーボをミニサーボに換えました。これでかなり軽くなります。
次にスキッドです。標準では樹脂製ですが、これを5mmのアルミパイプで作りました。正確な重量はわかりませんが、これで少し軽くなるみたいです(簡易的に作った天秤に掛けると樹脂製の方が下がりました。見た目重視だったのですが..(^^;)。
自作するのが面倒な方はK&Sからも販売されています。(私は決してK&Sのまわし者ではございません。笑)
そしてK&Sのカーボンフレームです。1カ所手直しが必要ですが、説明書通りに作業をすれば問題ないでしょう。
それとバッテリーコネクターです。RCカー用として売られているものを流用しました。標準のものに比べて劣化が少ない気がします。(標準のものは半年使ったら酸化してきてコネクター自体が発熱するようになってきました。)
ジャイロも変更しています。私が購入した当時はG400が標準でした。それをボイジャーE専用ジャイロ&サーボ(NHJ−D1+NHS−01G)に変更しました。ただ、このセットは現在販売中のボイジャーEフルセットには標準で付属しているようです。このセットに交換するとバッテリーが消耗してきた時、機首が左に振ってくる現象が軽減されます。
モーターは
白石さんのHP
を参考にYOKOMOのZEROシリーズのL及びMの12ターンダブルを使用しています。オリジナルのモーターよりパワフルな感じです。値段もオリジナルよりも安く、GOODです。
これで飛びが改造前からすればとても軽く、パワフルになりました。
※現在YOKOMOのこのモーター(L−Power)は製造中止になっているようです。
JR ボイジャーE スペック
モーター
YOKOMO ZERO L−Power 12Tダブル
重量
1,470g(メインローター、2400mAバッテリー含む)
全長
970mm(カタログより)
ホバリング時間
6分11秒(無風室内、8.4V2400mA使用時)
○以下はこれ以降の改造点です。
1.テールコントロールロッドのカーボン化
2.カーボンスキッド
3.ボディーの軽量化
4.ネジの軽量化
5.カーボンスキッド改(バッテリーホルダー)
6.ピッチを大きく取る(+−10度)
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