シネマの歴史(8ミリ機材類)

このペ−ジは私が8ミリシネを昭和38年(1963)始めた頃からの経験と現在も残して
いる機材と資料を基に流行した8ミリ機材関係の歴史の記録です。
(但し主な物です。そして価格などは、その当時の定価です。)
小型映画全盛時代万歳!
Dマウントレンズ群      定価?!  キノタ−ル/キノテレレンズ

(上段右より) F1,5 F1,9 F2,5 F2,7 F2,9 F3,2 F3,5 1/2″
(中段右より) F1,9 6ミリ 2本(固定焦点)F2,5 7ミリ F1,9 13ミリ F3,5 1 1/2″(固定焦点) F3,8 1 1/2″(固定焦点) F3,8 1 1/2″
(下段右より) F1,5 15ミリ F2,5 17ミリ F1,9 1″ F3,5 2″ F2,5 3″ F1,9 3″
このほかDマウントレンズは各社から多数でていました。



8ミリ編集機シネマンエジタ- スペシャルY 定価6,500 シネマン用品/東洋光機商事(株)

低電圧電球使用の小型8ミリ編集機です
(ランプ) 6V10W
(スクリ−ンサイズ) 82×60mm
(巻き取り) 手動/リワインダ−兼用
(フイルム) レギラ−(W)8専用
フィルムパンチュア−付き焦点調節スプライサ−内蔵装置付き(底板部)、コンデンサ−レンズを使用しての、従来のスリガラスより30%も明るい鮮明な像。



8ミリ編集機 ミノリス-パ-エディタ-  定価13,000  (株)みなと商会

コンデンサ−レンズ使用で明るい8ミリ編集機
(ランプ) 6V10W
(スクリ−ンサイズ) 80×60mm
(巻き取り式) 手動式(リワインダ−としてもOK
(フィルム) レギラ−(W)専用
50フィ−ト巻きの映画をタイトル無しに撮ってる分には、ほどんと必要ないがタイトルを撮りたい、あのカットとこのカットを入れ替えたい、或いはフィルムを繋いで前後の様子を確かめたい・・・・と言うことになると、この編集機が必要になります。



8ミリ編集機マイネッテ・ビュア-・エディタ-M-1 定価6,980 (株)みなと商会

頑丈でコンパクトな8ミリ編集機です
(ランプ) 6V10W
(スクリ−ンサイズ) 80×60mm
(巻き取り) 手動/リワインダ−兼用
(フイルム) レギラ−(W)専用
大切なフィルムのキズ防止は完璧、低電圧システムで加熱も少なく、明るく鮮明な画像、フリッカ−も無く、切断箇所を示すパンチャ−、1コマ移動、焦点調整、フレ−ム調整装置等編集に必要な機構はすべて備えた編集機。



8ミリ編集機ELMO EDITOR MODEL S  定価?! (株)エルモ社

スプライサ−付き8ミリ編集機
(ランプ) 6V10W
(スクリ−ンサイズ) 80×60mm
(巻き取り) 手動/リワインダ−兼用
(フイルム) R8専用
このエルモの編集機は、小型で携帯に便利でフイルムセメント使用のスプライサ−が、取り付けられているので、すぐに切断後つなぐことができます。



8ミリ編集機 LPL 8m/mエジタ− 定価11,000 株式会社 LPL

8ミリ編集には絶対必要なエジタ−です。
(ランプ) 6V10W
(スクリ−ンサイズ) 100×75mm
(巻き取り式) 手動式
(フィルム) S8/R8兼用
ピント調整、フレ−ム調整。1コマ送り可能の手頃なエジタ−(編集機)です。



8ミリ編集機 ダイヤ エディタ−  定価6,800  (株)樫村

ダイヤからも8ミリ編集機が発売です。
(ランプ) 6V10W
(スクリ−ンサイズ) 120×90mm
(巻き取り式) 手動式
(フイルム) W8/S8兼用
エディタ−を、W8とS8兼用にするためには、スプロケットを替える方式が使われています。スプロケットの両側に、W用とS用が付いていて、前後させて差し替える様になっているのが多く、このダイヤもその方式を採用しています。



8ミリ編集機 エルモ 912デュアル  定価16,000   (株)エルモ社

スタンダ−ド的な8ミリフィルム編集機です。
(ランプ) 6V10W
(スクリ−ンサイズ) 120×90mm
(巻き取り式) 手動
(フィルム) レギラ−(W)8/シングル8/ス−パ−8兼用
アクセサリ−シュ付きのデラックス編集機です、リ−ル容量は400フィ−トでフィルムカウンタ−付きの使いやすい編集機。



8ミリ編集機 GOKO G 2002  定価13,000 三星光機(株)

フリッカ−が少ない明るい編集機です。
(ランプ) 6V10W
(スクリ−ンサイズ) 120×90mm
(巻き取り式) 手動式
(フィルム) レギラ−(W)8・シングル8・ス−パ−8兼用
アクセサリ−シュウが付いていますので、ここに「サウンドユニット・フィルムカウンタ−・クリ−ナ−」などを取り付け、安心な編集が出来ます。



8ミリ編集機 マイネッテS−5 定価20,000 マイネッテ/(株)みなと商会 

マイネッテの8ミリ編集機です。
(ランプ) 6V10W
(スクリ−ンサイズ) 96×72mm1,5倍レンズ付き
(巻き取り式) 手動式
(フィルム) S8専用
このタイプの製品で「S−5 600 Dex」は巻き取りリ−ル軸を電動式が有ります。アクセサリ−シュにサウンドユニットを取り付け音声の確認が出来ます。1,5倍のレンズが付いているので、とてもはっきりと画面が見やすく、私は使用していました。



8ミリ編集器 GOKO GM-3003 定価16,000  三星光機(株)

サイレント式モ−タ−駆動式8ミリ編集器
(ランプ) 6V10W球
(スクリ−ンサイズ) 120×90mm
(巻き取り式) 電動式・手動式
(フイルム) シングル8・ス−パ−8・レギラ−(W)8兼用
モ−タ−駆動式を利用して、アクセサリ−シュにサウンドユニットを取り付けるとワウは有るが同時録音の音声を確認しやすい。



8ミリ編集機 エルモ912/S  定価49,800  株式会社エルモ社

アフレコ音声確認用モノラル編集機です。
(ランプ) 6V10W
(スクリ−ンサイズ) 120×90mm
(録再方式) 再生専用
(巻き取り式) 電動・手動
(フィルム) S8専用
1978年春に発売されたモノラル(1トラック)式の再生専用エディタ−。キャプスタンによる18コマ、24コマの定速走行の他、10〜30コマの無断階変速や手送りも可能。ノンフリッカ−の採用で見やすくモニタ−端子も有ります。



8ミリ編集機 GOKO RM-5000 定価72,000 三星光機(株)

モノラル式レコ−ディングエディタ−(編集機)です。
(ランプ) 6V10Wハロゲン球
(スクリ−ンサイズ) 140×103mm
(録再方式) 磁気式モノラル(片メイントラック)
(巻き取り式) 電動・手動
(フィルム) シングル8・ス−パ−8専用
ノンフリッカ−式のモノラル(1トラック)式の新型器で、同録した音の音量レベルとアフレコする音の録音レベルをバランスよくマッチングさせ、聞き易い音づくりを行えるのが特長です。



8ミリ編集機 GOKO RM-8008   定価99,800  三星光機(株)

ステレオ時代の最高級ステレオ8ミリ編集機
(ランプ) ハロゲン6V10W球
(スクリ−ンサイズ) 140×103mm
(録再方式) 磁気式・両トラック独立
(巻き取り式) 電動式・手動式
(フィルム) S8専用
ノン、フリッカ−式のフィルムカウンタ−付き、この編集機はステレオ録音が出来、8ミリ編集には最高の編集機です。チョットした映写機代わりとしても、使用できるほどの性能で、ちらつきが無く、録音編集がやりやすいです。



SEKONIC STUDIO DELUXE L-28c2 定価?! セコニック(株)

屋外や室内の明るさを測定する電気露出計
F 1,0〜29
秒 8〜1600
ASA 10〜1600
シネの場合は露出不足や過度をたすける事が出来ないだけに、あらゆる条件下で常に一定した、適正露出を測定してレンズの絞り(フィルムのASAに合った)を決めてやらないと駄目でした。(特に昔のレギラ−(W)8タ−レット式カメラの時)



LPL セメント式スプライサ− 定価2,750 株式会社 LPL  

8ミリレギラ−(W)8・16ミリ兼用フイルムセメント使用スプライサ−
(接着) フイルムセメントと言う溶液使用
(使用フィルム) レギラ−(W)8と16ミリフィルム
強い切断と接着力、接着がオ−ソドックスで確実で8ミリフィルムと16ミリフィルムどちらも接合出来ます。(他のメ−カ−もこのタイプは販売していました)



LPL ロ−ルテ−プスプライサ−  定価3,300  (株)LPL

ロ−ルテ−プ使用の8ミリフィルムスプライサ−
(接着) ロ−ルテ−プ
(フィルム) S8
ロングセラ−のロ−ルテ−プ使用のスプライサ−です、価格が安く操作性に優れているので一番利用されています。



HAKUBA AUTO SPLICER  定価?! ハクバ写真産業(株)

ロ−ルテ−プ式ス−パ−8・シングル8スプライサ−
(接着) 専用孔無しロ−ルテ−プ
(フィルム) S8専用
孔無し専用ロ−ルテ−プ使用で低コストのスプライサ−です。接着時にスプロケット孔をあけて接着します、とてもユニ−クな手法、勿論両面接着です。(但しステレオ対応で無いです)



HAKUBA 2TRACK TAPE SUPLICER 定価?! ハクバ写真産業(株)

バッチテ−プ式ス−パ−8・シングル8ステレオ対応スプライサ−
(接着) 専用バッチテ−プ
(フィルム) S8専用
専用のバッチテ−プを使用してのステレオ(2トラック)テ−プスプライサ−です、簡単に作業が出来ます。



LPL テ−プスプライサ−  定価1,400(S8用) (株)LPL     

テ−プ式8ミリフィルム用スプライサ−(S8専用とR8専用有り)
(接着) 専用バッチテ−プ使用(20ヶ所分200円)
LPLバッチスプライサ−はレギラ−(W)用の本体は2、000円で専用テ−プ使用して接着が非常に簡単容易、格安で仕上がります。



LPLステレオサウンドスプライサ-  定価7,500(当時) (株)LPL     

ステレオ録音対応8ミリスプライサ−
(フイルム) S8専用
(使用テ−プ) ロ−ル(100回分¥330・500回分¥1,200)
このスプライサ−の特長は、従来のものと同じモノラル用のロ−ルテ−プがそのまま使用できる上、ユニ−クなアイデァを生かしたメカニズムによりフィルムの裏、表にテ−プを貼る事が簡単に出来る事です。(この後、富士フイルム・エルモからも販売)



スプライサ−ロ−ルテ−プ    定価330   富士フイルム/LPL

8ミリフィルム接合用ロ−ルテ−プ
(テ−プ) 100回分¥330/500回分¥1,200
(フィルム) S8専用
シングル8・ス−パ−8用で有るが、ほどんとシングル8専用みたいなものである。



LPLバッチスプライサ−テ−プS8  定価2,000 (株)LPL

写真はS8専用8ミリフィルム接合バッチテ−プです。
(20ヶ所) 200円 
レギラ−(W)8用も同じ価格です、テ−プを半裁すれば40ヶ所出来ます。



マイネッテパ-フィクションタイトラ-  定価17,500  マイネッテ(株)みなと商会

ライトバ−照射で8ミリカメラはどこのメ−カ−も使用可能のタイトラ−
(ランプ) 100V150W〜200W(レフランプ)
(画面サイズ) 197×142mm
(重量) 2,5Kg
ライトバ−照射角45度で反射の無いナングラガラス使用で撮影が出来ます。カメラは上下38cm、前後28cmスライド出来るので、すべての8ミリカメラを取り付けて使用できます。アニメタイトル用ガイドピン付きです。



マイネッテ タイトル カ−ド 定価1,300から マイネッテ(株)みなと商会    

タイトル用カ−ド又はセル板
(サイズ) 196×158mm
(種類) 10色(赤・黄・黄緑・緑・若草色・青・濃青・他)10枚¥1,300/ス−パ−インポ−ズ用黒10枚¥1,250/セル30枚¥1,660
タイトル用として、ポスタカラ−を均一に塗ったマイネッテ タイトルカ−ドは、いずれも、専用タイトラ−用に合わせたパンチ穴が有ります。(この他に筆、4本セット2,500円・カラ−色、6色セット2,000円もあり)



映写機用電球       定価?!  近藤シルバニア(株)他

8ミリ・16ミリ・スライド映写機用電球です。
(電圧) 左の75V/100V200W〜1000W
(電圧) 真ん中100V100W(小型スライド映写機用)他
(電圧) 右の6V10W(編集機用)
この電球は大きく電流も多く必要のため効率が大変悪かったです。この手の映写機を使用して上映しているとよく停電(一般家庭ではブレ−カ−の容量が少ないため)しました。(電球メ−カ−はマツダ・アイ・富士電球・近藤)



低電圧8ミリ用映写機電球     定価?! メ−カ−は各社有り

低電圧8ミリ用映写機電球です(低電圧とは100V以下の電圧で点灯するので)。
(電圧) 右から8V50W(タヌキ型)
(電圧) 21、5V150W(ダイクロイックミラ−封入)
電球の寿命はフィラメントが切れるまでの点灯時間(断線寿命)です。またフィラメントが切れる前に、光度が、一定限度以上に低下するまでの点灯時間(有効寿命、一般には80%)です。ちなみにこの手の電球寿命約40時間位です。(但し点滅回数により変わります)



ハロゲンランプ   定価1,600〜3,700(当時) メ−カ−(ランプ各社)

JC型・JCD型 8ミリ映写機用とシネライト照明用ハロゲンランプ
(JC型) 12V50W/100W・15V150W・24V150W/250W
(JCD型) 100V200W/300W/500W/600W/650W/700W
このハロゲン球はJC型でJCD型と同じソケット付きが6V10W/8V50W/12V100W/24V150W〜200Wその他100Vタイプが有ります。
コ−ルドミラ−を取り付け球のみ交換式の映写機が有ります、私は16ミリサウンド映写機を、このタイプに改良、大部この方法で注文によりしました。



ダイクロイックミラ-付きハロゲンランプ 定価(当時)2,800より メ−カ−各社有り

8ミリ映写機全盛期時代は、みな、このタイプのハロゲンランプ使用。
(EFM) 8V50W ¥2,800
(EFP) 12V75W/12V100W ¥3,500
(EFR) 15V150W ¥4,000
(EJM) 21V150W ¥3,500
(ESC) 24V200W ¥4,000
(DNF) 21V150W ¥3,850
この手のダイクロイックミラ−付きハロゲンランプは電球メ−カ−が各社製造販売していました、そして各8ミリ映写機メ−カ−も採用していました。(寿命は約50時間です、但し点滅回数により低下します、この価格は、その当時のです。現在はココクリックして下さい)           



編集機用ランプ        定価?!  発売 五光商事(株)

8ミリ編集機用ランプ
(通常電球) 6V10W
(ハロゲンランプ) 6V10W(ソケットは電球用でランプのみ交換可)
8ミリ編集は少しでも明るい方がやりやすい、そのために開発されたハロゲン球です。一度ソケットを購入しておけばハロゲン球のみ交換で済みます。
(今現在は販売されていませんのでバイク用6V10W球をハロゲン球共利用出来ます)



各種照明器具      定価?! (株)LPL/ナショナル写真機器(株)

ハロゲン球式照明器具
(電球) 100V100W〜750W   DC12v50W〜200W
AC100V用は100Wから750W迄有ります、昔はハロゲン球が無かったのでタングステン用としてブル−のリフレクタ−白熱電球が有りました。
DC12Vはバッテリ−の携帯型です、これはあまりワット数の大きいのは、すぐにバッテリ−が無くなるので、大きくとも100Wが手頃でした。



テ-プタイマ-/フイルム計とサウンドユニット  定価?! ヒカリ精機/ゴコ−

テ−プタイマ−及びフイルム計、そしてサウンドユニットとフイルムクリ−ナ−
(テ−プタイマ−) テ−プレコ−ダ−のスピ−ド9,5cmと19cmの両方
(フイルム計) 18コマ/24コマ(ス−パ−8・シングル8)
(サウンドユニット) 同時録音の音声を確認出来る。
(フイルムクリ−ナ−) フィルムの汚れをクリ−ナ−溶剤でふき取る。
この、テ−プタイマ−及びフィルム計はテ−プレコ−ダ−で同調ト−キ−をするときに使用する計器です。
またサウンドユニットとフイルムクリ−ナ−は編集器の横のアクセサリ−シュウに取り付け使用するものです、この他にカウンタ−(18コマで1)もアクセサリ−としてあります。



8ミリプロミナアナモフイックレンズ 定価下記 興和光器(株)/(株)シネビジョン

8ミリ用シネマスコ−プ・プロミナアナモフイックレンズ
(小) コ−ワアナモフイックプロミナ−8 ¥22,000
(中) シネビジョン1:2 ¥40,000
(大) コ−ワプロミナアナモ8Z ¥40,000
このレンズは撮影の時、8ミリカメラに取り付け撮影します。今度、映写の時は同じく8ミリ映写機に取り付け上映しますと通常の倍2,66ワイド画面になり迫力ある映像が映る事になるのです。(シネマスコ−プのペ−ジ、マウスでクリックして下さい)



エルモマグネチックストライパ−S8S 定価60,000 (株)エルモ社

磁気テ−プ貼り付け用ストライパ−
(マグネ) 磁気テ−プ 一巻き250m¥3,500
(溶剤) 専用50cc¥2,000
機械はドイツ製で、エルモ社が輸入・販売を行っていました。フイルムの駆動は、巻き取りリ−ルの回転によって行なっており、リ−ルの巻き取り径が大きくなると、トルクが低下するのでイトウ・オ−ディオで改良(スプロケット取り付け)して改善した。但し注文に対してのみでサカイ8ミリクラブ会員とその他友人のみ。



昭栄パ−フェクト・ストライパ− 定価23,000 昭栄産業株式会社

磁気塗布式マグネコ−デング機器
(マグネ) 塗布式でバランス帯も出来る
(小型の瓶入) ス−パ−8・シングル8用有り
サイレントで撮影したフイルムは、現像所やラボに磁気コ−デングを依頼する事により、サウンド映写機で録音出来る状態になります。このコ−デング作業を自宅で行う為の機材がパ−フェクト・ストライパ−です。磁気はシングル8・ス−パ−8(塗布溶液はス−パ−8とフイルム材質が違うため特別な物)レギラ−(W)8とバランス帯にも塗布出来ます。



ホンナ ストライパ−   定価39,500   海外文化センタ−

ス−パ−8専用2本のサウンドトラックが貼れるストライパ−
(マグネ) 磁気テ−プ・メイン用、サブ用 空リ−ルを返却し四本纏めて一本¥2,000
(溶剤) 50cc¥1,300
これは、0,8mm幅、メインとサブの0,4mm幅に細断したトリアセテ−トベ−ス製の録音テ−プを、フィルムの両端に溶剤で溶かしながら貼ってしまうというもので、溶剤で熔けないシングル8には使えない。この機械の特長は両トラックを同時に貼れモ−タ−の力も強くスプロケットによってフィルムを送っているので長尺フィルムも簡単に出来る。



ダブル8ミリフイルム  定価1,250(現像料込) 富士写真フイルム(株)


フジカラ−シネ8mm ASA25
(ダブル) 16mm巾7,62m巻き
各メ−カ−が有りました、100フィ−ト巻きも有りました、私などカラ−フイルムは年に一本か二本ぐらいしか買って使うこと出来ませんでした(白黒で750円・その時の私の給料、昭和38年7月手取り19,413円位だったと思います)もっぱら白黒のみでした。



コダックス−パ−8フイルム  定価価格は  イ−ストマンコダック社

コダックス−パ−8(サウンド・サイレント)フイルム
(コダクロ−ム40) サウンド・サイリント
(エクタクロ−ム160) サウンド・サイレント
この他に100フィ−ト巻きダブルランも有ります、コダクロ−ム40は(屋外)の撮影時はラッテンフイルタ−入りで室内は解除、同時録音用(サウンド)、また室内専用で感度がASA160が有った、ス−パ−8フイルムは日本でサクラ(小西六写真工業(株)フイルムが有りアフレコス−パ−8フイルムを製造販売していました。



シングル8フイルム        定価 価格は 富士写真フイルム(株)

シングル8(サウンド・アフレコ・サイレント)フイルム
(サウンド) 同時録音用フイルム
(アフレコ) 磁気の塗附済(後から録音する)
(サイレント) 磁気無し
この種類でR25・RT200と有ったが全盛期時代はRT50も有った、以上の他に白黒も有りました。(現在は注文により現像後マグネストライプ加工との事)
ところが、このフイルムも平成19年で製造は中止で現像も翌20年で終了となります。



レギラ−(W)8・ス−パ−8及びシングル8のフイルム説明


レギラ−(W)8は16ミリ巾フイルムを撮影後に切断した、いかに効率が悪かったか。


サウンドトラック(磁気)はレギラ−(W)8はパ−フレション側、同じス−パ−8、シングル8は撮影フレ−ム側、パ−フレション側はバランス用(最盛期はステレオに利用された)



レギラ−(W)8とシングル8、ス−パ−8の規格

レギラ−8フイルムは16mmフイルムを利用していましたので、パ−フレションの孔を真ん中に一ヶ所あけて、またサウンド部(磁気)はパ−フレション側です。
シングル8及びス−パ−8はフイルムベ−スの違いだけです、サウンドトラック帯は両方に設けました。
(このシングル8及びス−パ−8はサウンドトラック0,7mm巾にステレオで録音出来るヘットを開発して3チャンネル磁気サウンド映写機を作ろうとイトウ・オ−ディオ工業(株)でヘットメ−カ−へ依頼したことが有りました)



ス−パ−8のフイルムの構造図


 



シングル8フイルムの構造図

このフイルムは富士フイルム(株)でしか製造していません。
ベ−スがアセテ−トより30%薄いのです。
このフイルムも平成19年で終わりです、他の業者が材質はアセテ−トでマガジンのみ採用で販売しています、ですのでフイルムの長さが短くなっています。   ●●●●●●●●●●●●●●



シネマニアのこだわり8ミリリ−ル  定価4,800(最高) 特殊メ−カ−?

私のこだわり8ミリ金属リ−ルです。
(サイズ) 100フィ−ト/200フィ−ト/300フィ−ト/400フィ−ト/600フィ−ト/800フィ−ト/1,200フィ−トの7種類有りました。
商業(プロ)の映画フィルムは全部金属リ−ルに入っていましたので、私はこだわり、ほどんとの作品、レギラ−’(W)8時代から金属リ−ルに保管しています。プラスチックのリ−ルより、ものすごく高価でした、1970年アメリカへ渡米したとき探して購入してきたのも有ります。(アルミ製と鉄製のと2種類)




この他に8ミリ用機材・用品は沢山有りますが、これは、ほんの一部にすぎません、あし
からず、これは昔を思い出し、古い資料をみながらまとめましたので、間違いや勘違い
など有ると思います。その際は訂正させて頂きますので、
なにとぞご指導の程よろしくお願いします。

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