住まいのあれこれ

平成18年1月号に掲載

結露対策 その③〔後付け樹脂製内窓〕

新年あけましておめでとうございます。
今回は具体的な結露対策として、後付け樹脂製内窓について書いて行きたいと思います。


今お使いの窓に室内側から後付けできる熱伝導率の低い樹脂製の窓で、この内窓をプラスすることで、断熱性・遮音性を高めることができます。
樹脂製窓に比べて高い熱伝導率を持つアルミサッシは、冷たい空気に触れると結露を起こしやすいですが、樹脂窓の熱伝導率はアルミの1000分の1と極めて断熱性に優れています。
したがって内窓を付けることにより開口部の温度低下を防ぐことができ、結露をかなり軽減できます。
その上高い保温効果があるため、一般サッシに併用すれば断熱性能が2.8倍にあがり、灯油消費量に換算すると3分の1に節約できます。
昨今の原油高で高騰している暖房費のコストも大幅に節約できるお徳な省エネ商品と言えるでしょう。
具体的な商品名としましては、YKKのプラマードUトステムのインプラス等が挙げられます。
ひどい結露でお困りのお家は検討の対象にされてみてはいかがでしょうか。

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