物質の3態と気体の法則

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毒物劇物取扱責任者試験の基礎化学でよく出題されている所をまとめてみました。
誤っている点がございましたら、メールで指摘して戴けると嬉しいですm(_ _)m。

物質三態の変化

物質三態の変化


(1) 物質の三態

物質の三態

固体 : 粒子がお互い決まった位置に並んでいる。
液体 : 粒子の移動できる状態で集合
気体分子が互いに離れて運動


(2) 三態の変化

融解固体が液体になる変化。このときの温度を融点と呼ぶ。
  例) 氷→水
凝固液体が固体になる変化。
  例) 水→氷
蒸発(気化)液体が気体になる変化。このときの温度を沸点と呼ぶ。
  例) 水→水蒸気
凝縮(液化)気体が液体になる変化。
  例) 水蒸気→水
昇華固体から気体又は、気体から固体に変化
  例) ドライアイス⇔二酸化炭素ガス
  昇華性



ボイル・シャルルの法則

(1) 絶対温度

  通常、我々が使っている温度の単位は、℃でセルシウス温度(セ氏)と呼ばれるものである。これは、1気圧の状態で水が氷となる温度を0℃、水を沸騰する温度を100℃とし、それを100等分したものを1℃としたものである。
絶対温度は、すべての熱運動は停止する温度(絶対零度−273℃)を基準点(0)として考えられた温度である。単位は、K(ケルビン)が用いられる。この温度は、物質の特性に依存しないため、物理化学の熱力学に基づいた式で使われている温度は、一般的に絶対温度が用いられている。

絶対温度


(2) ボイル・シャルルの法則

ボイル・シャルルの法則


ボイル・シャルルの法則







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