自然素材の健康住宅
近年、子供がアトピーになったりとか、新築の家に住むと"シックハウス症候群"と呼ばれる病気になったりだとか、
本来なら安心して暮らせるはずの家というものが、逆に危険な場所となってきています。
これは、"新建材"と呼ばれる化学物質を多用した近年の家作りから来る弊害の一つでしょう。
当設計事務所では、それらに関する弊害を少しでも少なくするために、日々様々なことを研究しています。
仕上げ材に塗料も含めた自然素材の使用を提案させていただいたり、
実際の実験としては、自邸において、防腐・防蟻材を使わず自然素材の柿渋を使った防腐・防蟻処理や、
LDKの壁には普通のビニールクロス貼りではなく、調湿作用のある壁紙を用いたり、
また調湿作用のある自然素材の珪藻土を塗ってみたり 自分の家を使った実験を行っています。