霊験談

霊験談の紹介
不動院というと、1400年の昔より不思議な霊験の寺として知られており、摩訶不思議な話には事欠きません。漫画版霊験記もぜひご覧ください。

ガラスに浮き出た弘法大師の刻印
2015(平成27)年3月3日のことです。「吟華(ぎんか)」という中華屋さん(滋賀県近江八幡市堀上町217?1電話:0748-33-9988)が当院をお参りになり、商売繁盛の祈祷をお受けになりました。吟華さんの奥さまは大変信仰熱心な方で、霊的にもかなり敏感な体質です。私が祈祷をしますと、ときどきあることなのですが、奥様の場合、体の左半分に強烈なエネルギーが入っていくのを感じられ、その日は体が熱くて、翌日の朝まで一睡もできなかったそうです。
その3日後、吟華さんのお店のガラス窓に、奇妙な模様が浮き出てきました。
当院にはたくさんの仏様が祭られていますが、その中に、とても小さな弘法大師像があります。この像は彦根市八坂町のFさんという方がもともとお祀りされていたものです。終戦直後といいますから約70年前のこと、当時Fさんのお宅は、ご主人が早く亡くなり、奥さんが子どもさんを抱えて、経済的に大変な毎日を送っておられました。そんなある日、自転車に乗った見も知らない人が、Fさん宅を訪ねてきたのです。
「このあたりに、ご主人が亡くなって、経済的に大変困っている家はないですか。」
というのです。何でも、その人は弘法大師像をお祀りしていたのだが、ある日、お大師様のお告げで、
「彦根市八坂町に、主人を亡くして大変困っている家がある。私はその家の者を助けに行きたいのだが、自分では動くことができない。だから私をその家に連れて行ってくれ。」
というお告げがあったというのです。
見ず知らずの人にいきなりこんなことを言われて、弘法大師像を渡されたFさんは半信半疑でしたが、どん底の生活を送っていたので、すがれるものなら何でもすがろうと、仏壇にお祀りし、それから毎日手を合わせました。神頼みをするだけではなく、それから本当に必死の努力もしたそうです。すると、一気に幸運になるのではないが、それこそ薄紙をはがすように、徐々に徐々に、家運が盛んになってきました。気がつくと、普通よりはよほど裕福な家庭となっていたそうです。

この弘法大師象の台座には、よく見ると刻印があります。

「弘法大師 高野山総本山金剛峯寺」

とあります。真言宗の総本山である金剛峰寺から出たもののようです。ちなみに、当不動院はこの金剛峰寺の直轄寺院です。この像をFさんが謎の男性から託されたのが70年ほど前なので、いつの時代に金剛峰寺がこの像を作ったのでしょう。ひょっとすると高野山が開かれて1100年目の記念品なのかもしれないと思います。彦根の信者さんで、同じ像を持っておられる方がもう一人おられますので、全国には同じ弘法大師像をお持ちの方が何人かいらっしゃるのでしょうね。情報をお持ちの方がおられたら、ぜひ当院にご連絡をいただきたいものです。
この台座の刻印を大変ありがたいとして、わざわざ拝んでおられる熱心な信者さんが結構おられました。

ガラスに浮き出た弘法大師の刻印
2015(平成27)年3月3日のことです。「吟華(ぎんか)」という中華屋さん(滋賀県近江八幡市堀上町217?1電話:0748-33-9988)が当院をお参りになり、商売繁盛の祈祷をお受けになりました。吟華さんの奥さまは大変信仰熱心な方で、霊的にもかなり敏感な体質です。私が祈祷をしますと、ときどきあることなのですが、奥様の場合、体の左半分に強烈なエネルギーが入っていくのを感じられ、その日は体が熱くて、翌日の朝まで一睡もできなかったそうです。

その3日後、吟華さんのお店のガラス窓に、奇妙な模様が浮き出てきました。

「ご住職、うちの店のガラスに弘法大師の刻印が浮き出ました」
という電話をいただいたときには、私自身何のことなのかさっぱりわからなかったのです。よくよく説明を聞いてみると、どうも店の窓ガラスに、うちの仏様の刻印が浮き出ているのだとか。2枚の合わせガラスの間に出ているので、窓ガラスをいくら拭いてもとれません。つまり、トリックのしようがないのです。

電話をいただいてびっくりしてかけつけ、うちの機関紙で紹介している刻印と比べている写真がこれです。どう考えても同じものがガラスに浮き出ている、しかも、誰の目にもはっきり見えるし、写真にも撮れてしまいます。普通霊的体験というのは、感じる人は感じるし、見えない人は見えないということが多いのですが、こんなケースは珍しいです。

昼間に写真を撮ると、こんなように撮影できます。この刻印が浮き出てしばらくの間は、
「いずれは消えるだろう」
という声が多かったのですが、1年以上たっても刻印は消えず、それどころか、別のガラス窓にも同じような刻印が出てくるしまつ。吟華さんはパワースポットとしてすっかり有名になり、吟華さんの紹介で、
「これがあの吟華さんの刻印の、もとになったお寺か」
という感じで(本家本元と言えるかもしれない)、不動院にお参りくださる方が結構おられます。吟華さんの刻印の話はいろいろなサイトで紹介されていて、
これなどは、京都・奈良観光のプロのガイドの方が紹介してくださっているページです。このことはまた、地域の機関紙に載ったりして相当有名になってしまいました。不動院にお参りの方は、話題の弘法大師像をぜひご覧ください。

http://kyonara.xyz/archives/29701772.html

吟華
住所: 滋賀県近江八幡市堀上町217ー1
電話:0748-33-9988
火曜日定休