祈祷・相談事・葬儀

ご祈祷・相談ごと

お参りは終日、いつでもできます。相談事や祈祷は、平日は午後7時30分以降、土曜日は朝から午後四時時頃まで、日曜日は終日行っています。ご祈祷や相談事については、基本的にご予約をお願いします。メールか電話にてご連絡ください。
病気平癒・合格祈願・商売繁盛・運勢鑑定・縁結び祈祷・子供の非行・車の安全祈祷・水子供養・地鎮祭・運命の向上・命名・家相や墓相鑑定など、悩み事や相談ごと全般についてお応えさせていただいております。神仏習合の寺らしく、お宮参りに参拝される方もおられます。
祈祷するだけでなく、そのあとの開運指導まできちんと行うのが当寺院の特徴です。単に神仏を拝んでお願いをするだけでは、人間の欲望はどんどん暴走しますし、身の丈に合わない無理な願いを頼むようになってしまいます。
例えば合格祈願ですと、神仏にお願いするより先にやるべきことは受験勉強であり、勉強もしないでお願いするだけではどこにも受かりません。当たり前のことです。商売についても、お客様に喜んでもらう商売をしていないと、どれだけ神仏を拝んでも無理というものです。 当院が法話や機関誌「ともしび」の発行に大変力を入れているのはこのためで、「困ったときの神頼み」で当院に足を運んでいただくのは結構なのですが、いつまでもやるべきことをほったらかしにして、無理勝手なお願いをしに来るだけは、いずれ必ず壁に当たります。

そのため、きちんとこうした法話を行い、場合によっては奉仕作業をしていただくなどの行為を通じ、あるべき心の持ち方までしっかりとお教えいたします。この点が、いわゆる「町の拝み屋さん」と、当院の決定的な違いです。 地鎮祭や仏壇のお性根抜きなどの出張祈祷も行っておりますので、どうぞお気軽ご相談ください。この場合も、当院は迷信やタブーをふりまわすことはしません。
最近はストレス社会で、心の病をかかえておられる人が多いですが、こういう人には特に、きちんとした教えを理解していただく必要があります。 心の病は自らの心で作り出している面がほとんどですので、説教や法話、奉仕作業なしで回復していただくことはほぼ無理と言ってもよいでしょう。

 

 

現役の高校教師でもある住職の法話は、わかりやすくて面白いと評判。どのような悩み事に対しても、きちんと相談に乗ってくれます。

 

 

古来より霊験あらたかで有名な仏さま
1400年前というとてつもない昔から、当院の不動明王は霊験あらたかな仏さまとして、多くの方の信仰を集めてまいりました。歴代の守護職や藩の殿様たちが厚く信仰されたのも、その霊験あってのことです。 昭和26年には「四面火焔不動尊霊験集」なる冊子が発行されており、医者に見放された難病が見事に治った、倒産寸前だった会社が立ち直ったなどの実例が、個人情報保護の感覚がなかった時代ですので、住所もお名前もそのままに、体験談が多数掲載されています。この冊子が発行されたのは60年も前のことですが、平成の現在でも、この手の霊験段にはことかかきません。常識では想像もできない霊験談が、現在も本当に起きております。ご参拝くださいますと、住職手書きの漫画で描かれた「不動院霊験記」をお持ち帰りいただけます。60年前は印刷冊子で、活字で霊験談が紹介されていましたが、このご時世は漫画になっております。これは非常に人気があります。。 、


不動院本堂入口です。どなたでもご自由にお入りいただけます。一歩足を踏み入れていただくと、摩訶不思議な霊験の世界が広がっております.

葬儀・法事
きちんと意味を説明し、ご納得の上で葬儀・法事を行います
当院ができた1400年前や、弘法大師が真言宗を開かれた1200年前には、仏壇も石のお墓も、檀家制度も全くありませんでした。どの教えを信仰しようが、全て個人の自由です。当時の法要は、お経を一区切り読むと、僧侶が信者さんのところまでやってきて、「今、私が読んだお経にはこのようなことが書いてあります」と、内容をいちいち説明していました。
解説を聞いて信者さんは、「ああ、ありがたい教えだ。それなら私はこのお寺に帰依(きえ=信じてまかせること)しよう」と思い、これだけ日本中に仏教が広まったのです。このやり方は室町時代まで続いていたそうです。ところが檀家制度ができますと、
「お経を読んだから、はいお布施」
という調子で、自動販売機にコインを入れたらジュースが勝手に出てくるような調子で、お経の意味などきちんと説明しないでも食べていけるようになってしまったので、この伝統はすっかりすたれてしまいました。当院はとにかく、やり方がとんでもなく古いので、古来からのやり方を厳格に守っております。
その結果皮肉なことに、檀家制度がかなり怪しくなってきてしまった、現在の世相にずいぶん合致することとなってしまいました。当院の葬儀・法事はいずれも、意味をきちんと説明しながら行う「解説タイプの葬儀・法事」でありまして、最初に経験された方はびっくり仰天されますが、すぐに「これなら納得できる」とおっしゃり、大変喜んでいただけます。結果的に当院は、
「とても古いが、とても新しい寺」
であるこということになっております。


意味がわからず拝んでいても、宗教という点ではどうなのでしょうか。当院にお祀りされている仏様には、パネルがすべてついており、どのような仏様なのか、どのようなご利益があるのか、きちんと説明されています。

葬儀・法事
当院は神仏習合の色が非常に濃い寺院で、本堂にはご神体まで置いてあるため、本堂にご遺体を安置して葬儀を行うということができません。本堂は神殿も兼ねており、神聖な祈祷場でもあるため、ご遺体やご遺骨を置くわけにはいかないのです。
この点は先祖代々、「不動院本堂に死体を入れることは決して許されない」と言い伝えられており、歴代住職ですら葬儀は、葬儀会館でしか行ったことがありません。住職といえども、死んでしまったら本堂に入ることは許されないのです。結果的に葬儀会館でのお葬式が普通となりますので、「お布施をいくらしたらいいのか、あいまいでわからない」いということが発生しません。ご遺族の方が一番喜ばれる点です。
葬儀は本堂で行うことはできませんが、過去帳や位牌、ご遺影は「死体ではない」ので、持ち込みは一向にかまいません。年忌法要は普通に本堂で行われています。


白木白壁の清浄なつくりの本堂。神社の拝殿も兼ねているせいです。はじめてお参りの方は、あまりに明るいつくりに驚かれます。
ここには、ご遺体とご遺骨だけは持ち込むことができません。