◇浄土宗 清光山成就院 権現寺

                               令和6年1月吉日


                 寺院整備のお知らせ


〇工事の必要性

 京都駅操作場の拡張のため、梅小路京都西駅や梅小路花伝抄、中央倉庫

本社の辺りから明治44年から大正2年にかけて寺を現在地へ移設しました。

 再興(1596年)当時の木材を再利用して建築してから100年以上経ったので、

老朽化による歪みや劣化、雨漏り、耐震不足により補強改築工事をしなければ

ならなく、又、世の中がインフレ傾向に変われば、積立額より工事費用が上回る

ことになるため、工事の実施を決定しました。


〇工事期間

 本堂改築整備:令和6年1月〜令和7年4月

 外墓外壁整備:令和6年6月〜令和6年7月

 敷地外構整備:令和7年2月〜令和7年4月


〇寄付金募集

 先代住職はこれまで寄付を募らずに、座敷や権現堂、山門、外壁などの補修を

してまいりました。その遺志を継いで、寄付を募る予定はありません。


〇総整備費用

 仮設本堂建築や本堂改築費、同工事現場となる源為義公墓の土地購入費、

家屋の立退料や購入解体費、また、墓地の整備費などの総額は、当山の総収入

の約25年分です。


〇整備資金

 先代住職は、昭和52年に本堂の改築工事を思い立ってから、保育園の園長

などをしながら住職をして積み立ててまいりました。在任期間中に座敷や権現堂

などの補修工事を余儀なくされましたが、それでも総整備費の2割ほど積み立て

てくれました。

 私も他で収入を得ながら住職をして6割ほど積み立ててまいりましたが2割ほど

不足していますので借金にて賄います。


〇借金返済

 順調にいけば、令和20年ごろには返済できる予定です。