令和6年5月吉日
寺院整備のお知らせ
〇工事の必要性
京都駅操作場の拡張のため、梅小路京都西駅や梅小路花伝抄、中央倉庫
本社の辺りから明治44年から大正2年にかけて寺を現在地へ移設しました。
再興(1596年)当時の木材を再利用して建築してから100年以上経ったので、
老朽化による歪みや劣化、雨漏り、耐震不足により補強改築工事をしなければ
ならなく、又、世の中がインフレ傾向に変われば、積立額より工事費用が上回る
ことになるため、工事の実施を決定しました。
〇工事期間
本堂改築整備:令和6年1月〜令和7年4月
外墓外壁整備:令和6年5月〜令和6年6月
敷地外構整備:令和7年2月〜令和7年4月
〇寄付金募集
先代住職はこれまで寄付を募らずに、座敷や権現堂、山門、外壁などの補修を
してまいりました。その遺志を継いで、寄付を募る予定はありません。
〇総整備費用
仮設本堂建築や本堂改築費、同工事現場となる源為義公墓の土地購入費、
家屋の立退料や購入解体費、また、墓地の整備費などの総額は、当山の総収入
の約25年分です。
〇整備資金
先代住職は、昭和52年に本堂の改築工事を思い立ってから、保育園の園長
などをしながら住職をして積み立ててまいりました。在任期間中に座敷や権現堂
などの補修工事を余儀なくされましたが、それでも総整備費の2割ほど積み立て
てくれました。
私も他で収入を得ながら住職をして6割ほど積み立ててまいりましたが2割ほど
不足していますので借金にて賄います。
〇借金返済
順調にいけば、令和20年ごろには返済できる予定です。